2018年1月21日 日曜日
保育教諭が福笑いを作って幼児達に見せると興味津々で「やりたい!!」と幼児達が集まってきました。目や口、ほっぺた、鼻など様々なパーツを多くの幼児達が上手に置いていって見事に顔を作ることが出来ていて驚きました。保育教諭が笑っているような細い目を作って出すと幼児達は眉毛にしたり、ほっぺたあたりに目をつけて本当に笑っている表情になり自分で考えていて見ていて楽しくなりました。これが目、これが鼻など保育教諭の固定観念を押し付けてはいけないなと改めて感じました。
また、カルタでは読み札の代わりに「みかん」「うさぎ」などイラストの名前を言うと月齢の高い幼児は次々合ったカルタを取っていました。カルタは全員の幼児が一度には出来ないので一人ずつ順番に取ることにしました。順番にしたことで月齢の低い幼児も絵に合ったカルタをゆっくり探すことができ、見つけると嬉しそうに取っていました。順番を待っている幼児は自分の順番がまわってくるのを今か今かと心待ちにしている様子がうかがえ、興味のあることには待つことができていることを感じました。
1歳児のAちゃんは「ろうそく」のカルタを探すことになりました。少し時間がかかっていたのでろうそくは身近でないので難しかったかな?と思っているとやっと「ろうそく」のカルタを見つけ「熱いよ」と言って取りました。ろうそく=熱いということを1歳児が知っていることに驚きました。どうやらAちゃんのおうちではアロマキャンドルを置いていたことがありそこで「ろうそく」や「熱い」ということを知っていたようです。家庭や園での経験が幼児達の知識につながっていくのだと改めて感じました。また、文字が読めなくてもイラストだけで十分カルタを楽しめることが分かり、月齢の高い幼児しか遊べないと思っていた遊びでも1・2歳児用に遊び方を工夫することでどんどん出来る遊びが増えていくことを実感しました。季節の遊びも大切にし、取り入れながらこれからも幼児達が楽しく過ごせるような遊びを考えていきたいです。
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