2018年1月14日 日曜日
2歳児のAくんと1歳児のBくんは、おうちセットの窓の側に座って、かかっている2枚のカーテンを束ねようとしていました。Aくんの方のカーテンはスムーズにとめることができましたが、Bくんはなかなかとめられず、ひもを持って困っていました。するとそれに気づいたAくんが手伝ってあげていました。2つのカーテンが両方に束ねられると、「これでよしっ!」と2人とも満足そうでした。
一方ではCちゃん、Dちゃん、Eちゃんが向かい合って座り、何か会話をしていました。それぞれが好きな玩具を持って座り、Cちゃんは持っていたブロックを手元でちょこちょこ動かして、Dちゃん、Eちゃんの口元へ持っていき「アイスよ~」と言って食べさせていました。するとアイスをもらったDちゃんは、お返しするように「これはお茶」と嬉しそうにおもちゃの水筒でお茶を入れました。
友達がしていることを真似して、そこから遊びを共有するようになり、つながっていきます。その瞬間を見ることができたことが嬉しくて、どんな言葉がけがさらに遊びを広げられるのか考えながら関わっていきたいと思いました。また友達の真似だけでなく普段、家庭でしてもらっているのかな?と思われる行動が遊びの中でよく見られ、真似して遊んでいるその姿も微笑ましく思いました。また、こんな幼い子たちなりに観察力や記憶力が見られ驚かされます。幼児たちの1つひとつの言葉や行動をよく見て遊ぶことの楽しさや言葉の大切さを伝えていけるようにしていきたいと思います。
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