2018年1月15日 月曜日
今日は発表会の座席のくじ引きの日でした。朝からバスの中でも子供たちはそのことを話題にしていました。年長児が小さい子に「自分で箱から紙を取るんよ。そしたらお父さんとお母さんがどこに座るか決まるんよ。」と今までの経験を思い出して教えていました。座席のくじ引きは役員さん立会いの下、公正に行われます。
年長児に「自分で役員さんに挨拶をしてね。」と声をかけていたものの、ゴソゴソ…ざわざわ…緊張感が全くありません。3学期の始園式から子どもたちには”姿勢よく”座ったり話を聞いたりすることを指導しています。背筋を伸ばして話を聞くという意識をもつことで脳の働きもよくなり、理解につながります。特に年長はあと3か月で小学校入学なのでメリハリのある生活を送れるよう声をかけています。「おはよう」や「お願いします」「ありがとう」等、お礼や挨拶を目を見て大きな声で伝えることも脳の活性化につながるそうです。進級・就学に向けて3学期は”姿勢”を意識して小学校に行ってあたりまえのことで苦労しないよう基本的なことを大切にしていきたいと教師たちで話しました。
くじ引きでは「名札をもちあげて役員さんに見せたらいいよ」と教わった年少さんは服が伸びるほど引っ張って見せたり、名札を忘れてしまった子は「先生、名札貸して。」とお願いし、裏に自分の名前を書いてもらい何とか間に合ったとホッとしている姿も見られました。3歳児でも名札を忘れたから何とかしなくては!と知恵をしぼって対応する姿は正に理想の育てたい三葉っ子だと嬉しくなりました。今日のくじ引きは発表会の案内状と一緒にお知らせしますのでお楽しみに・・・♪
今日の昼から年少と年中で屋外遊ぎ場の伊予柑を採りに行きました。教師の見当違いでキャリーの数が足りず、どうやって持って帰ろうか・・・と教師たちが困っていると園長が「みんな自分の手があるよね。」と子どもたちに話しかけました。そして、年中児は2つずつ、年少児は1つずつ手で持ち帰ることになりました。手で採れない物ははさみでへたを切りました。年中のSくんは家庭でみかんをとったことがあったようで、果実を傷つけないよう”二度切り”という切り方をして周りの教師を驚かせました。
年中は大切に両手で持って帰り、園で待っている年長児に一人一人「どうぞ。」と渡してくれました。ひつじ組の子は、くま組の子に「これを食べて発表会頑張ろうね。」と言ってくれました。思わぬ激励に大喜びの年長児は大きな声で「はい!!」と頼もしく答えていました。今日のお土産の伊予柑、お家で大切に召し上がって下さい。
≪健康情報≫
インフルエンザが5名になりました。こまめな手洗いうがい、換気、加湿を園でも心がけています。家庭でも予防に努めましょう。
2018年1月14日 日曜日
2歳児のAくんと1歳児のBくんは、おうちセットの窓の側に座って、かかっている2枚のカーテンを束ねようとしていました。Aくんの方のカーテンはスムーズにとめることができましたが、Bくんはなかなかとめられず、ひもを持って困っていました。するとそれに気づいたAくんが手伝ってあげていました。2つのカーテンが両方に束ねられると、「これでよしっ!」と2人とも満足そうでした。
一方ではCちゃん、Dちゃん、Eちゃんが向かい合って座り、何か会話をしていました。それぞれが好きな玩具を持って座り、Cちゃんは持っていたブロックを手元でちょこちょこ動かして、Dちゃん、Eちゃんの口元へ持っていき「アイスよ~」と言って食べさせていました。するとアイスをもらったDちゃんは、お返しするように「これはお茶」と嬉しそうにおもちゃの水筒でお茶を入れました。
友達がしていることを真似して、そこから遊びを共有するようになり、つながっていきます。その瞬間を見ることができたことが嬉しくて、どんな言葉がけがさらに遊びを広げられるのか考えながら関わっていきたいと思いました。また友達の真似だけでなく普段、家庭でしてもらっているのかな?と思われる行動が遊びの中でよく見られ、真似して遊んでいるその姿も微笑ましく思いました。また、こんな幼い子たちなりに観察力や記憶力が見られ驚かされます。幼児たちの1つひとつの言葉や行動をよく見て遊ぶことの楽しさや言葉の大切さを伝えていけるようにしていきたいと思います。
2018年1月12日 金曜日
今日も昨日と同じく冷え込む朝となりました。
幼稚園の事務所横にある温度計を見るとなんと-2°になっていました。
連日寒い日が続いていたので、昨日の夕方に教師が園庭の色々な場所にコップやフライパンなどの容器の中に入れていた水もカチカチに凍っていました。
朝、バスの中で子ども達に、教師が容器の中に水を入れておいた水がどんなになっているのかを見て、帰りのバスで教えて欲しいと伝えておいたところ、帰りのバスで「めっちゃ硬かった」「手が痛かった」「冷たすぎた」などと色々な報告がかえってきました。
ひよこさんのお部屋近くにある、桶の中の水も凍っていて、それを見つけたT君が「この氷取ってもいいの?」と聞いてきたので、取ってもいいよと伝えると近くにいた園児も参加して氷取りが始まりました。
桶の中の氷は厚くて大きいので子ども達は大喜びで氷を持ち上げてみたりして、友達に見せに行ったりと手を真っ赤にして取って遊んでいました。
今日それぞれの学年で集まって、発表会に向けて活動をしました。年少さんは紙芝居を読んでイメージを膨らませたあと、先生達がそれぞれの役になりきって寸劇をしたことで、子ども達はイメージがわいて話の内容をよく理解していました。
年中さんは、昨日見た先生達よりももっと上手に楽しくなるよう考えて踊っていきました。そこへ園長がやって来て、子ども達が頑張っていたので「年少さんに負けるぞー!」とわざと言うと「あれ?」「えっ?」「ダメダメー!」「負けない!」とおおあわてで訂正し、Y君が「年少さんにも年長さんにも負けないぞ!」と掛け声をかけ子ども達の気持ちが高まっていました。
年長さんも、昨日園長に教えてもらったリズム打ちにをみんなでして、子ども達の表情もいきいきしていました。
教師もみんなそれぞれの個性を活かし、協力して子ども達に負けないよう頑張りたいです。
健康状況
インフルエンザが3名出ています。手洗いやうがいをしっかりして体調管理を努めていきます。
2018年1月11日 木曜日
1月に入り、急に気温が低くなり、風がとても冷たい日が続いています。また、今日は少しですが、チラチラと雪も降って子どもたちはとても嬉しそうでした。
今日から通常保育が始まりました。昨日は、羽根と羽子板・コマ・凧などのお正月遊びを雨が降っていたため、出すことができませんでしたが、今日は、寒いものの晴れたので、凧揚げ・コマ回し・羽根つきをして遊びました。羽根つきではペアを作り、あっちこっちに羽を飛ばしては「難しいね」と笑い合ったり、コマ回しでは、お兄さん・お姉さんのまねをして、紐を巻いて回してみたり、凧揚げでは、自分が作った凧をおもいきり走て、楽しそうに飛ばしていました。
一方では、昨年楽しんでいた教師たち手製のアスレチックを楽しむ子どもたちの姿が見られました。落ちないように、バランスをとりながら遊んでいました。なかにはそれに積み木をつないで環境を広げる子もいました。また、小さい子は、お兄さん・お姉さんが手を差し伸べて援助してもらって満足そうでした。その様子を見てバランス感覚は小さいうちに身につけることが大切だと思いました。昨日、雨が降ったため、園庭にはいたる所に水たまりができていました。気温が低かったため水たまりには氷が張っていました。それを見つけた子どもたちはお玉を持って珍しそうに氷をかき集めていました。年長児は久万スキーランドで雪遊びに行きますが、園庭にも1度でいいから雪が降ってみんなと雪だるまを作ってみたいなと思いました。
1月から四人の新しいお友達がたんぽぽさんに入ってきました。今年度も残り数か月しかないですが、たくさん遊んで、お話して、関わっていきたいです。
2018年1月11日 木曜日
1月9日に年中・年長児の希望者で、アイテムえひめで行われている「大恐竜展」に行きました。福井県立恐竜博物館から恐竜たちがやってきました。福井県で発見された「フクイサウルス」や「フクイラプトル」などが展示されていたり、CG映像や動く恐竜もいて、子ども達は大興奮でした。
2018年1月10日 水曜日
今日からいよいよ3学期のスタートです!!幼稚園へ行くことをワクワクしながら待ってくれていたように、私たち教師も子どもたちが登園するのを今か今かと待っていました♩あいにくの雨天でしたが、重いアルバムは、園の門をくぐる時やバスへ乗り込む時に、お母さんお父さんからしっかり受け取ると逞しい顔つきで抱えて登園してくる姿がありました。それは、小さな小さなたんぽぽ組の子どもたちも一緒です。
すみれ組の子どもたちは持ってきた所持品を教師と一緒に片付け始めると、いつもの生活の感覚をすぐに取り戻し、次々と片付けを済ませていきました。そして、久しぶりに再開した友達と話をしたり遊んだりして楽しい幼稚園の始まりです。年中児のクラスでは、お正月遊びのカルタを楽しんでいました。久しぶりに大勢の友達とカルタを取り合って遊ぶのは、取られてしまっても笑顔でいられる、そんな楽しい時間でした。
今日の始園式では、*1年中の歌*という歌に合わせて、1年が豊かな自然であふれる楽しい事でいっぱいでその始まりの1月だから「おめでとう」と言う挨拶をするのだというお話をしてもらいました。この歌を紹介するにあたって、始園式で歌う歌を教師たちでもう一度よく話し合いました。しかし、なかなかピッタリの歌がないどころか、教師自身に歌のレパートリーが少なく、頭を悩ませていると園長がこの歌を提案してくれました。みんなで聞いてみると、1年の始まりに期待が持て、なおかつ子どもたちもすぐに覚えることができそうなメロディーでした。そして、この歌に決めました。私自身、幼少期に歌った歌を大人になったいまでも、いつまでも覚えていことを思うと、この時期に是非歌わせたいと思いました。このように優しいメロディーで子どもたちに伝えたい歌にもっともっと馴染ませていきたいと思いました。
今日のおやつには、昨年の秋から干して、栄養が凝縮された渋柿の皮のチップスでした。口に入れると、ほんのり「柿の味がする!!」と話しながら味わっていました。
明日からは給食もスタートします。いよいよ3学期の始まりです。友達との仲も深まり、クラスでの団結意識も高まってきます。この貴重な1日1日を大切にすごし、次のステップへ自信を持って進めるようにしたいと思っています。
☆健康情報☆
感染症は出ていませんが、インフルエンザの流行等もニュース等で話題に上がっています。家庭でも手洗いうがいの習慣をつけ感染予防をお願い致します。
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