幼稚園の日記(ブログ)

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2017年12月30日 土曜日

9月以降に入園した1歳児も保育園生活に慣れ、自分を出して遊ぶようになりました。そんな環境のなかで、新入園児も徐々に保育教諭から離れて子どもたちに混じって遊び始めます。

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1歳児のAくんはソフトブロックの入ったケースの持ち手を立てて両手で持とうとしますが、その度に持ち手が倒れてしまいどうしても持てません。何度かくり返していましたが、うまくいかないことが分かると持ち手を元に戻し、ケースを両手で持ち上げました。するとそのケースが傾き中に入っていたソフトブロックがこぼれ出てきました。たくさんのブロックがこぼれでてくるのを見た他の幼児が駆け寄ってくると、気に入ったブロックを拾って個々に遊び始めました。会話はないものの隣りの友達の存在を感じながら同じ場を共有しています。

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又、先日購入した小さなベンチを出すと興味津々で幼児たちが目ざとく見つけて集まってきました。まだまだ譲りあうことができない1歳児は我先に座ろうとしますが、バランスが上手くとれなくて、ころんだり、座り損ねたりしながら何度も繰り返し挑戦していました。やっと落ち着いたところを見るとある子は前向きに、ある子は後ろ向き、そしてある子は横向きなど、いろいろな方向を向いて座り、満足気に笑っていました。同じベンチに座ろうとする行為のなかで、子どもたちは自分の場を捕獲するために競ったり、工夫したり、譲りあったりしながら遊びや生活を共有するようになってくるのだと思いました。

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