2017年12月3日 日曜日
Aちゃんは、保育室で積み木で遊んでいました。そして平らで正方形の積木を見つけると、数枚持って来て、赤ちゃんの人形に1枚ずつ食べさせる真似をしていました。1つずつ「はい、あーん…もぐもぐ…おいしい?」と人形に声をかけながら食べさせる真似をしていて、まるでお母さんのようでした。食べさせる真似をしながら、Aちゃんも口をもぐもぐさせているその姿がとても可愛くて、しばらく見入ってしまいました。
2歳児のBくんは積み木を重ねて、床の上でゆっくり動かして遊んでいました。積み木が崩れないように、慎重に走らせながら、「これ飛行機なんよ、荷物運んでる飛行機!」と教えてくれました。動かしていると、重ねた積木が崩れるので、何度も作り直していましたが、積み木を十字に重ねて飛行機の形を再現していて感心しました。又、作ったものが何か言えるようになり、「なるほど」と幼児たちのアイデアに驚かされることもあります。
テラスで遊んでいたCちゃんとDくんは、積木を積み重ねていました。そこで保育教諭が、縦と横にして重ねて見せると、じっと見ていましたが、それを見て、真似して自分達で同じように積み重ね始めました。それを見て、Eくん、Fくんも興味津々にやってきて同じように積み重ねていきました。そして高くなってくるとみんなで倒して、それがおもしろくて大笑いしていました。「積み上げてこわす」ことを繰り返して、楽しんでいる姿を見て、みんなで高く積み上げては、倒すことを楽しんでいて、1つの遊びになっており、友達同士でつながって遊んでいる様子がうかがえ、子どもと子どもの育ちあいを、かい間見ることができました。幼児同士の関わりを大切にし、言葉がけなど様子を見て援助できるようにしていきたいと思います。
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