2017年11月21日 火曜日
冬の到来を思わせる寒さのなか、登園してきた子ども達は、サッカーゴールを見つけると「サッカーしようや!」とあっという間にビブスが足りなくなるほど人数の子ども達が集まって来ました。
年長児のなかに年中児、年少児も混じってしているのですが、年長児に負けじと年少児もボールを取ったりシュートを決めて「ゴールしてきたよ!」と元気に走る姿が見られました。
今はまだ、みんなでボールを追いかけてシュートをすることが多いので、線からボールが出るとやり直しになったり手を使って運んではいけないなどの、ルールを教えていきたいと思います。
園庭の別の場所では縄跳びをしている子ども達がいました。
はじめはすぐに引っかかってばかりでなかなか跳ぶことが出来ませんでしたが、友達が跳んでいるのを見て、どう跳んだら良いのか分かってくると「K君もっと早く跳ばないと!」「Mちゃん跳べてないよ。」と教え合っている姿が見られました。
なかには6人ずつのグループになって大縄跳びして10回も跳べるようになった子もいました。
はじめはローブが足もとにくるとピョンと跳んでひっかかっていた子ども達が、いつの間にか自然とリズムをとりながら跳ぶようになっていることに驚かされました。子どもは繰り返し遊ぶことで自然に方法や技術を身に付けていくのですね。遊びの大切さを気付かされた1日でした。
2017年11月20日 月曜日
1歳児のAちゃんはお人形遊びが好きで登園してくるといつも赤ちゃんのお人形を抱っこしています。そして時々赤ちゃんの洋服を選んで着せ替えをしています。以前までは初めから保育教諭に着せ替えたい洋服を渡して着せて欲しいと言ってきていたのですが最近は自分で着せようとおぼつかない手で一生懸命チャレンジする姿が見られています。服を上手に着せることは難しいようですがスタイを自分一人で赤ちゃんにつけることが出来ると満足そうに笑っていました。そして自分のお気に入りの絵本を持ってきて、赤ちゃんを膝にのせて読んであげていました。赤ちゃんに優しく話しかけながら絵本を読んでいるAちゃんの可愛い姿にとても心癒されました。
1歳児のMちゃんは赤ちゃん人形を抱っこして布バッグを持つと「お買い物行ってくるね!」と言ってテラスへ向かって歩いて行きました。そして戻ってくると布バッグ入れていたままごと用の食材等を出して、「あーん」「おいしい?」などと声をかけながら赤ちゃん人形にごはんを食べさせていました。
別の日、テラスでお人形を寝かせている友達を見るとMちゃんもその中に加わり、バンダナを布団代わりにしてトントンしながらお人形たちを寝かしつけていました。「ねんねするよ」と話しかけながらトントンしている姿は保育教諭の仕草そのものです。
1・2歳児合同保育をしている時は、1歳児や2歳児でも自分より年齢・月齢の低い子を可愛がったり泣いていると優しく頭をなでたりしている姿が見られます。人形遊びを通して自分達が大人から受けた優しさ、相手を思いやる心が伝わりその心が子ども達に引き継がれているのだと思いました。この幼児達の心の育ちを大切にしてこれからも充実して遊べるよう見守っていきたいと思います。
2017年11月18日 土曜日
心配していた雨も上がり少し時間を遅らせてみんなの楽しみにしていた作品展バザーを無事開催することが出来ました。朝雨が降っていたことから止むことを予測して10時から作品展、10時30分からバザー余剰品販売にしました。みなさんゆっくりと楽しんでいただけたのではないかと思います。作品展では、子ども達が「はやくこっち!これ見て!」と嬉しそうにお父さんお母さんに教えてあげている姿がとても可愛かったです。お母さん達に「すごいやん!上手に出来たね」と言われ恥ずかしそうにしながらも嬉しそうな子ども達でした。年長児の作品を見たお母さんが「三葉幼稚園で過ごした3年間でこんなにもイメージが豊かになるんですね。今年も面白いものを見せていただきました。ありがとうございました」と話してくださいました。保育園、プレ年少から年長までそれぞれに良さがあり、学年が上がるごとに成長を感じることが出来たのではないかと思います。私たち教師も子ども達のイメージの豊かさには「あっぱれ!!」という気持ちでいっぱいです。これからも一人ひとりの考えや思いを大切にしてあげたいと思います。
園庭では、子どもの店や喫茶のコーナー、役員さんを中心としたバザーがありました。お店に買い物に来てくれる子ども達は、ほとんどの子ども達が自分のお財布を持ちおこずかいをいくらか入れてきていました。サニーマートの買い物をしていたこともあり、みんなよく値段を見て選んだり、お金を出す時に「穴が空いてるのが50円よね」などと考えたりしながら楽しく買い物をしていました。お財布のなかのおこずかいが空っぽになるまで買い物を楽しんでいる年少さんもいました。子ども達がおこずかいを握りしめてどれにしようかと悩む姿、お財布からお金を1枚ずつ出す姿はいつ見てもとても可愛かったです。
天候が心配されていたなか、朝から役員さんを中心にバザーを進めていただき、子ども達も皆楽しくて嬉しい1日にすることが出来ました。お手伝いをしてくださった保護者の皆様、今日はありがとうございました。
2017年11月17日 金曜日
明日はいよいよ作品展とバザー!今朝は、保育教諭たちがバザーの段取りを考えながらテントの準備をしているなか、園庭で好きな遊び(サッカーや乗り物、砂遊び等)をしていました。その中には、園庭に落ちている赤や黄色に染まった桜の葉や黄色く色付いた銀杏の葉を集めて、共同作品の手直しをしている子どもたちの姿も見られました。
お歩きやバス通園の子どもたちが登園し、全員揃ったクラスから自分たちの学年の作品や他学年の作品を見て回りました。そこには、ひよこやプレ年少さんのかわいい作品や年少さんが一人一人の思いを出して作ったり、描いたりした作品がありました。また、年中さんになると作りたいもの、描きたいものの特長をしっかりと掴み、それをそれぞれの工夫で表現できています。また、年長さんになると作る作品もダイナミックで絵も大きくなり、そこにはそのものの特長、雰囲気が細かく表現されていました。
どのコーナーも力作ぞろいで、見て回った子どもたちも「恐竜が よかった」「ハロウィンが よかった」「(砥部焼のお皿の)りすの絵が よかった」等と感想を話してくれました。
それぞれの年齢の子どもの発達の様子がうかがえる作品は見ていて楽しく、感動的でもあります。
明日もみんなの頑張りパワーで雨を吹き飛ばし、参加してくださったみなさんには、楽しい一日を過ごせるよう祈る思いで準備を進めています。
あした てんきにな~れ!
2017年11月16日 木曜日
作品展まであと2日となりました。ひよこ〜年中児の作品を飾っている2階中央棟の廊下に毎年その年に 馴染んできたお話を題材にして子どもたちと一緒に考えて作った壁面飾りがあります。今年は「さるかに合戦」をテーマにして作ることにしました。年中、年少組がそれぞれの場面に分かれてどんな風に作るか、子どもたちと一緒に考えて作っていきました。年少ではさるかに合戦のお話を聞かせると早速絵を描き始めました。壁面(ガラス)も改めてじっくりご覧頂くと幼い子どもたちの楽しい姿が浮かんでくると思います。
今日はとても天気が良かったので年長組を除く全クラスでゆうぎ場まで散歩がてら遊びに行きました。年少児は年中児と手を繋いで行きました。年中さんにつないでもらったおかげであっという間にゆうぎ場に到着しました。天空の城の大きな滑り台は子どもたちに大人気でみんな何度も楽しんでいました。
築山では足が強くなってきた子どもたちは裸足になってスイスイ上まで登っていました。朝は少し肌寒いじゃなと感じましたが、ポカポカ心地よい暖かさを感じました。ひとしきり遊具で遊んだ後、帽子とりをしたりケンケンパーをしたりして遊びました。時間いっぱい遊んでそろそろお腹も減ったので帰ろうかと準備をしていると年長さんがやってきたのでまたまたしばらく遊んでから帰ることになるました。屋外遊ぎ場は山側が広くなり、みかんの木が5、6本あります。次はみかんの収穫ができる頃にみんなで行きたいと思います。
今日は明日が半日保育で給食がないので、全員手作り給食でした。メニューは「カレーライス ちくわきゅうり 野菜の一夜漬け バナナ」でした。お部屋の三分の一が作品展示室になっているため学年2クラスずつ合同で食べました。
明日は午前保育です。降園時間を確認して預かり保育を利用される方は給食を予約されていない方は、お弁当をお忘れにならないようにお持たせ下さい。
2017年11月15日 水曜日
今日は、昨日の雨があがってとてもいい天気になりました。朝から戸外では年長さんがアーチ作りに励んでいました。その横でたんぽぽさんは紙にお絵かきをしたり、松ぼっくりや落ち葉、ドングリをボンドでくっつけるのを楽しんでいました。ボンドの使い方も「葉っぱの裏にぬって白いほうを紙にくっつけるんよ」と言うと器用に塗って貼っていました。今日からたんぽぽさんは作品展の準備で、赤、青組、一緒に過ごしています。青組さんは普段見かけない洗濯バサミに興味津々。帽子につけたり、服につけてみたり、廃材につけたりといろいろな物に変身して遊んでいました。
戸外ではお引越しゲームをして遊びました。丸、三角、四角の形によーいどんで移動します。オオカミ役の教師に食べられないように「キャー」と言いながら逃げていました。そんな時、施設訪問に行っていたらいおん組さんが帰ってきました。「おかえりなさーい!」とたんぽぽさんがお出迎えすると、園長先生とらいおん組さんが園庭に落ちていたきれいな葉っぱを見せてくれました。その落ち葉を稲刈りが終って、水をはっている泥舟に浮かべると・・・もみじの歌の「みずのうえにーもーおーるーにしき♪」の情景にそっくりです。子どもたちの歌を歌いながら、落ち葉を浮かべている姿はとてもかわいく、ほんわかした気持ちになりました。
その後、年長さんと一緒に手をつないで道路側に落ち葉がたくさん落ちていたので拾いに行きました。「この葉っぱきれいだよ」「これあげる」とたんぽぽさんにも葉っぱをくれたり、みせてくれたりしていました。たくさんの落ち葉をお土産に持って帰ると、園長先生はテラスの柱にテープで落ち葉をくっつけてみせました。それを見て年長さんも一緒に貼っていくと殺風景だった柱が赤や黄色、オレンジで鮮やかになっていきました。お昼は園庭にブルーシートを敷いてお弁当を食べました。ポカポカの陽気で気持ちの良いおひさまと、色鮮やかな落ち葉でみんなの心と体が温まる一日でした。
2017年11月14日 火曜日
作品展•バザーまであと4日。今日から年少、年中の保育室は作品が展示できるように準備が始まりました。子ども達は自分が作った作品を壊れないように大切に展示室まで運んでいました。一方年長児は、一人では運べない大きな作品もあるので、友達と協力しながら運びます。作品展示だけではありません。バザーの食事に使う椅子も自分たちで運ぶなど、子ども達にできることは子ども達も準備します。しかし、ここで問題が起きてしまったのです。
バザーまでの残りの保育日を楽しくしようと張り切っていた教師達でしたが、子ども達がこれから使うであろう廃材や画材、素材などを部屋に運び過ぎてしまって、とても生活できる環境ではなくなってしまっていたのです。そこで園長は、展示をしていても空いている空間を上手く使って生活することを提案しました。確かに、展示が進むにつれて生活する空間は限られてくるのですが、作品を壊さないように約束を守ったり、限られた場所を上手く利用したりする工夫も生きていく上でとても大切なのです。今日はそこそこのお部屋で上手に楽しく生活している様子が見られました。
作品展では、一人一点ずつ絵と作品を展示しますが、協同作品も楽しみの1つです。年長では、本年度、アーチの飾りを協同作品にすることにしました。そこで、先日から施設訪問で歌ったおじいちゃんおばあちゃんの時代の懐かしい歌、「紅葉」の歌詞をイメージしてアーチを飾っていきたいことを園長に相談してみました。すると、「紅葉が子ども達の中で、どれくらいイメージされているのか絵を描いてみたら?」と言ってもらったので、早速きりん組で描いてみました。私は正直なところ、イメージできる子とできない子がいて、難しいのではないかと思っていました。しかし、私の予想に反して子ども達はそれぞれにイメージする紅葉を絵に表現し始めたのです。風に吹かれて散っていく紅葉や、波に揺られながら流れていく様子。秋の夕日や谷を流れる川。歌詞から感じ取った紅葉のイメージを見事に表現していて、驚かされました。他の3クラスもどのような紅葉を表現してくれるのか、協同作品にどのようにつながっていくのか楽しみです。
コメント (寒くたってへっちゃら 澤近 宏一 はコメントを受け付けていません)