2017年10月23日 月曜日
「昨日の雨と風強かったね」と登園してきた子どもたちが話していましたね。今朝はときどき強い風が吹くものの太陽も顔を覗かせて良い天気になりました。先週からずっと雨が降り続いていたので外で思いっきり遊ぶのは久しぶりで三葉っ子たちは大喜びでした。
すみれ組の子どもたちはドームで遊ぼうと穴を覗くと、、、あら大変です!ドームの中は降り続いた雨で大きな大きな水たまりになっていました。しかし、「どうしてもドームの中で遊びたいから」と考えた子どもたちはスコップやお鍋を持ってきて一生懸命水をかいだしていました。「大丈夫?」と聞くと「重いけど大丈夫だよ」と言いながらせっせと続けていました。年少児たちも少しずつお兄さんお姉さんになっているんだなと感じました。
今日はイチョウの木の下に昨日の台風で落ちた銀杏とイチョウの葉がたくさん落ちていました。園長がすぐに気がついてイチョウの葉を集めてきて子どもたちが遊べる環境を作ってくれました。そして園長がイチョウの葉を使って何かを作りはじめるとみんなが興味を持って集まってきて自分なりの作品を作り始めました。A君は「これは太陽で、運動会の時にやったえいさほいさっさだよ」と教えてくれました。又、Yちゃんはイチョウの葉に切り込みを入れてらいおんの母のふさふさの部分にしていました。たった一種類の自然物を教師の想像を超えて様々な物をイメージして表現する三葉っこたちの創造性に驚かされました。子どもたちがイメージしたことを思いっきり出し切ることができるよう作品展に向けて見守ったりさり気なく援助したりしていきたいと思います。
今日の給食は、オニオンパン、豚汁、野菜の甘酢和え、りんごでした。「豚汁美味しい!」と子どもたちはたくさんおかわりしていました。
〈健康情報〉
おたふく風邪一名です。
寒くなってきたので健康管理お願いします。
2017年10月22日 日曜日
雨が続き、なかなか戸外へ出られず室内で遊んでいた幼児に保育教諭が牛乳パックで作ったコマを見せると興味津々で集まってきました。そこで保育教諭がコマの土台を作ってシールを出すと幼児達は楽しそうにシールを貼っていました。そしてシールを持っていない友達に分けてあげて楽しそうに話しながら一緒に貼っている姿が見られた。1・2歳児が友達とかかわりながら活動する姿を見て人間関係が育ってきていることを嬉しく思いました。
コマが完成すると1歳児のMちゃんは嬉しそうに手に取り、回し始めました。最初は上手く回すことが出来ず、何度も何度も挑戦していました。そしてやっと回ると「回った!!」と満面の笑みでみせてくれました。コマを回している幼児達を見て、持ち手があった方が持ちやすいのかもしれないと思い、ペットボトルのキャップで持ち手をつけると上手に回すことができ、私自身のアイディアが成功したことも嬉しく思いました。Mちゃんがコマを回しているとその隣でSちゃんもまたコマを回し始めました。するとその様子を見ていたHちゃんは「頑張れ!」とコマを回す二人の応援を始め、いつのまにかコマ回し合戦が始まっていました。
日頃から幼児達が慣れ親しんでいる廃材を使って出来るおもちゃはたくさんあると思います。そういった手作りおもちゃも工夫し、幼児達と作ることでより楽しい遊びが提供できるようになりたいと思いました。そして雨の日でも幼児達が楽しく遊べ、満足できるような環境づくりをしていきたいと思います。
2017年10月19日 木曜日
今朝は雨。雨の中、子どもたちを迎える準備をした後、昨日年中児が刈った稲を干しているとからすが狙っていることに気付き、網をかけていました。それを見て園長が雨のしずくがかからないようにとテラスの上に円椅子を置いて移動してくれました。太陽のパワーで乾いたら、みんなでお米の服(もみ)を取っていこうと思います。そして穂を取った藁で縄を編んだり、草履を作ったりしてみたいと思います。
一方、お部屋では、廃材遊びを楽しんでいました。宇宙プロジェクトで宇宙に行くロケットに興味を持っていたA君は、アルバムにもロケットの絵を描いて貼っていました。数日前からペットボトルが廃材箱にあるのを見つけたA君は、それを持ってクレヨンでペットボトルの先を塗り始めました。根気よく何時間も、服が赤く染まるほど頑張っていました。その次の日は、気に入った色々な形の箱を見つけ、それを組み合わせペットボトルをくっつけるとロケットが出来上がりました。そして「発射するところ」と言って、「10、9,8,7、・・・・」と数を数え始めました。「発射台があるといいかも」と声をかけると、すぐに作り始めました。一学期は牛乳パック4つをくっけて、「ピストルなんよ」「ここからも ここからも玉が出るんよ」と教えてくれました。そんなA君が今日は何日もかかって、自分がイメージしたものを考えて、根気よく最後まで作ったので、成長を感じ、とても嬉しく思いました。
それに刺激された他の子どもたちも思い思いのものを作り始めました。B君は「僕もロケットの発射台を作ろう」と言って、ロケットになる物を見つけると、それを立てて「ロケットに乗る階段がいるよね」と言って、牛乳パックを切って階段を作っていました。
一人一人が自由に自分でイメージして工夫しながら表現した作品が、お部屋に増えてくるのがとても楽しみです。
今日は、全園児、手作り給食でした。
2017年10月18日 水曜日
昨日まで雨も今日の午前中はちょっぴり太陽を顔を出し、久しぶりに園庭で遊ぶことが出来ました。子ども達も半袖か長袖に変わり、すっかり秋になりました。
今日は運動会が終わった達成感と、他の学年への憧れもあり、年中と年少でオープニングやはじめのことば、応援合戦など・・運動会ごっこをしました。年長児が稲刈りに行っていないので、年中児が団長や太鼓の係になって張り切っていました。応援合戦では教師が次のクラスの指示を出さなくても年中児が自分達で考えて次のクラスを言うことが出来ていて、今までの練習で年長さんの姿を見ていたのだと感心しました。そして入場行進準備と言われると各クラス気付いた子がすぐにプラカードを取りに行ってかっこよく入場することが出来ました。その後はじめの言葉の時は年少の子どもたちも前に出て最後は名前を言うことが出来ました。
「今日は年長さんがいません。自分達で考えて元気いっぱい踊って走って楽しみましょう」と言って楽しい運動会ごっこが始まりました。初めは年少の踊り「つながれ わっしょい」をしました。当日自分達が持っていたなるこは年中児に渡して年少児は踊りの手本となって自信満々に踊っていました。やっぱり一つ上の年中児は手足も長く年少児より迫力もあり、とてもかっこよく見えました。
年中児の踊り「ワイルドキッズ」では今日は年少児にバルーンをもたせてもらいました。バルーンには間に年中児にもはいってもらいました。年少児はずっと憧れだったバルーンを持つことが出来て大喜びでした。周りで年中児も張り切って踊っていてとても盛り上がりました。年長児の島人ぬ宝では太鼓をいくつか持たせてもらい、子どもたちはまさに年長になったうようで、見ているといつのまにこんなに覚えたのだろうとびっくりするくらい上手に踊っていました。
プレ年少はトラック一周を走りました。当日は名前を呼ばれて返事だけでしたが今日は自分で名前を言ってマイクを回していました。その姿に思わず拍手が出ていました。また今日は未就園児保育もあったのでたんぽぽ組と一緒にかけっこに参加しました。この運動会ごっこでは子どもたちは思い切り踊ったり、バルーンやなるこを持たせてもらったりして喜んでいる姿を見て教師も一緒になって喜び楽しみました。
今日はお弁当だったので年少は室内で合同で食事をし、年中はみんな外で食べました。また天気が良い日には子どもたちと一緒に楽しみたいと思います。
今日は、年長が1学期に田植えをした高木町の田んぼに稲刈りに行きました。田植えをした6月から4カ月。子ども達はどれだけ大きく生長しているかと楽しみにしていました。まず、園内に植えていた稲を刈って、鎌を使う練習をしました。鎌は稲を集めて切るための道具で、同じ刃物でも使い道によっては刃の形が違うことを園長に教えてもらって、怪我をしないように注意しながら刈っていきました。高木町の田んぼは連日の雨でぬかるみ、足を取られながらの稲刈りになりましたが、4本だった苗が太い株に生長していることを喜んだり、稲穂のお米の粒の多さに驚いたりして、たくさんの発見をしました。又、三人一組で稲刈り機の体験もさせてもらい、刈り取った稲が束になって出てくる不思議さや稲刈りの楽しさと大変さも感じることができました。ぬかるんだ田んぼの土に長靴をとられて裸足になってしまったことなど、雨上がりならこその田んぼの土との戦いもありました。泥んこになりながら刈り取った稲は、稲木に干しました。お米になって届くのが楽しみです。
2017年10月17日 火曜日
運動会明けの今日、朝からとても心温まる出来事がありました。くま組のH君が担任に金メダルを作って持って来てくれたのです。 「みんなには金メダルあるけど先生にはないから‥」と少し照れくさそうに言って渡してあげていました。富田先生も私達もその気持ちが嬉しくて可愛くて周りにいたみんなの心が温かくなりました。
たんぽぽ組では今日は赤、青コース合同で過ごしました。運動会の練習で一緒に踊ったり、走ったり又普段からよく遊んでいるのですっかりみんなが仲良しなたんぽぽさんです。登園すると大型積み木を並べてカラオケごっこが始まりました。みんなで好きな季節の歌を歌ったり、幼稚園の園歌を歌ったり色々な曲を覚えたたんぽぽさんはひよこ組に遊びに行った時にも得意気にひよこさん達の前で歌っていました。お部屋に帰る前には「また遊ぼうね」「たんぽぽさんになるの待ってるよ」と優しく声をかけている姿はすっかりお兄さん、お姉さんでした。
また今日は、園長が園庭に実ったお米を穫ってきてくれました。いつの間にか園庭の泥舟に植えたお米も黄金色にかわり頭もたれていました。そこでたんぽぽさんで一本の稲に何粒のお米があるか数えてみることにしました。「1、2、3‥」みんなで数えてみると30粒しかありません。それをお茶碗に入れてみるとほんのちょっと。みんなが普段食べているご飯になるには全然足りません。吉本先生が「この泥舟全部のお米でみんながいつも食べているご飯ぐらいだよ。」と話すと子ども達も「えー!」とびっくりしていました。「だから一粒一粒大切に食べようね」と声をかけると「うん!」とみんなで約束しました。そのおかげもあり、今日の給食では「ごはん大切にせんとね」と言いながら落とさないように気を付けて食べて今日はほとんどこぼしがないように感じました。
2017年10月16日 月曜日
好奇心が旺盛な1歳児は、毎日保育室の中を楽しいものはないかと目をキラキラさせて動き回っています。そんな幼児の姿を見た園長が1歳児の保育室に楽しく遊べる空間にと、お家セットを用意してくれました。そのセットを置こうと準備していると、いち早く気付いた子どもたちが、1人ふたりと近づいてきました。幼児の動きを見ながら素早くセットしました。すると早速セットのテーブルをトントンと手でたたき始めました。そしてAくんは、家の屋根の斜面に電車を持って来て走らせ始めました。屋根は緩やかな坂道です。ゆっくりゆっくり走らせます。又、窓を見つけたHくんは、一人で窓の外に向かって何やら話しているようです。一人ひとりが目新しいセットに興味深々です。いつも座って遊んでいた幼児たちが自分の意志で立ってどんどん遊び始めます。その様子を見ている保育教諭たちも楽しくて、自然と笑顔になっていました。
又、2歳児の部屋には1歳児のセットと違うお家が入りました。それを見たKちゃんとSちゃんは2人で相談しながら、お家の冷蔵庫の中に野菜や魚を入れていきます。冷蔵庫の中はマジックテープになっていて、1つずつ分け合いながら、ぺたぺたと貼っていました。又、窓に張ってあるカーテンを見つけると片方ずつ開けました。1歳児の部屋と形は似ているものの全く違うままごとのセットで遊ぶ姿を見ながら、月齢が違うと遊び方もずいぶん違うことが分かります。このような子どもの姿を見ていると、毎日の遊びの環境の大切さをつくづく実感すると共に保育教諭の環境の工夫や教材研究不足を反省しました。
2017年10月14日 土曜日
今日は平成29年度の秋の運動会でした。昨日から心配されていた天候も、子ども達の願いや日頃の頑張りが通じたようで、一時的に微雨はあったものの行うことができました。今年のテーマは、「知恵と心と仲間の輪」です。子ども達を信じ、子ども達に任せる運動会。子ども達が自ら考え、主体的に活動できる運動会。又、私達教師の願いや思いもいっぱい詰まった運動会でした。
保育所のひよこ•ぴよぴよ組は、お父さんやお母さんと一緒に大勢のお客さんの前で、親子で踊りや競技を楽しみました。親子で笑顔が溢れ、とても温かい雰囲気でした。
プレ年少児は、保育園部よりも少しお兄さんお姉さんで、マイクを使って返事をしてかけっこをしたり、順番を守って走ったりと少したくましくなった姿を見せてくれました。「ちび怪獣トテチテポ」の踊りでは、ちび怪獣に変身して追いかけっこをしたり、タッチをしたりして楽しそうでした。
年少児のかけっこでは、自分の名前を言ってスタートしました。途中で転んでも最後まで走り切る姿に、周りからはたくさんの拍手がありました。2クラス混合の自由隊形で踊った踊りは、始めのストップゲームも楽しみながら、最後にはしっかりとクラスに円になって踊ることができました。「さるかに大合戦」は柿を採ったりくっ付けたりする競技です。どうすれば早く付けることができるか、採るにはどうしたら早くできるか考えながら競い合って楽しみました。
年中児は、お客さんに聞こえる大きな声で名前を言ってかけっこをすることができました。「えっさほいさっさ」の競技は、4人で心を合わせてボール運びました。知恵や心を合わせてボールを落とさないように頑張りました。「ワイルド•キッズ」の踊りでは、友達と力を合わせてバルーンを膨らませたり、しぼめたり、波になったり、月になったりと友達と力を合わせて表現することができました。
年長児の踊りは、エイサー太鼓を使った「島人ぬ宝」です。太鼓の音を合わせたり、列や円を揃えたり心を1つにして沖縄に島や自然が伝わってくる表現ができていました。人間ブロックは、子ども達がポーズを考えて、友達と協力して形を創っていきます。次のポーズを考えながら、すばやく形を作っていく様子にたくさんの拍手をいただきました。鼓笛隊の曲は「大きな古時計」です。時計の針が動く様子を表現する隊の移動では、動きをしっかりと揃えて隊列で針を表現しました。141名の心を1つにして、保護者の皆様に感動を送ることができました。最後を締めくくったクラス対抗リレーでは、バトンを一人一人がつなぎ、仲間の絆を深めながら手に汗握る競争を見せてくれました。
「知恵と心と仲間の輪」が深まった運動会。子ども達が自ら考えて行動し、明るい笑顔と声援で溢れた運動会になりました。
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