2017年5月31日 水曜日
曇り空の今日も、昨日ツバメが何度も行ったり来たりして作っていた巣を、下でじっと見守っていた子ども達の姿がありました。そして騒がしい友達がいると「しっ!」と静かにするように、口に指を当てて注意していました。今朝は、ツバメが出て行って戻って来るまでに時間がかかっていて、それを待つ時間に年中児が「先生、お家が出来よるよ。」と教えてくれました。また年長児たちは、「もう出来たのかなぁ?」と誰かが言うと、他の子が「上の方の色と下の方の色が違うからまだだよ。」と色の違いに気付いて言っていました。
一方園庭では、色水・ままごと・スタンプ・お絵描き・三輪車等など、自分のしたい遊びを見つけて思い思いに遊んでいる姿が見られました。中でもリレーは人気で多くの子ども達が参加していました。今日は、年長児の中に年中・年少も入り、2人ペアになり、一方の子は白帽子に替えて、手をつないで待っていました。順番が来ると抜かれないようにバトンを受け取り、後ろを気にしながら、次の子に向かって一生懸命に走って行き、「次だよ」「(バトンを受け取った子には)早く、行って」と声をかけていました。そこに教師も入り、子ども達に負けないよう一生懸命走っていました。待っている子ども達も「○○先生、頑張って」「○○先生、早く」と応援していました。先生も子ども達も一緒に楽しむ三葉幼稚園です。
そして、年中児はいよいよ終わりになって来た事務所前と駐車場のびわの収穫しました。教師が事務所横のびわをとって「味見してみる?」と声をかけると、子ども達は大きくうなづいて、「うん」と返事をしました。まずは先生が一口、「うーん、おいしいー!」と、「ホッペが落ちそう」とホッペを押さえる教師に、子ども達も「あーん」。先生が味見した後、子ども達も味見しました。そして今度は、こっそり駐車場のびわを採って食べ比べて見ると、「事務所の横の方が甘ーい!」と教えてくれました。収穫したびわは、昼食時各クラスに届けられ、みんなで食べることが出来ました。甘ーくなったびわを食べて「おいしい!!」「種を持って帰る」と嬉しそうな子ども達でした。
自然の恵みを沢山受け、様々なことを学んだ一日でした。
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