2017年5月20日 土曜日
雲一つない青空は、今日の親子運動会をお祝いするかのようでした。午前中は赤コース、午後は青コースの2部に分かれて行い、どちらのコースも元気いっぱいの子ども達の笑顔で溢れていました。今年の運動会は、園長から「運動会の係を作って年長さんに進行という役割を与えたらどうだろう」というアドバイスをもらって2日前に年長の中で子ども達の希望を聞いて決めました。子ども達が主役となる三葉の親子運動会でまた一つ成長につながるものになり、とても良い経験になりました。
本園では、1歳から5歳までの子どもが在園しています。1,2歳児、ひよこ組は、オープニングの「サンサンダンス」の他、プログラムを変更して「お母さんとお買いもの」という競技をしました。園長が考えてくれたこの競技は、買い物かごにボールを入れて、親子で運ぶ楽しい内容です。よちよち、歩きながら一生懸命運ぶ姿はとても温かく微笑ましかったです。この初めての親子共同作業は、感動でした。
プレ年少、年少組は、かけっこ「よーいドン」と「汗かき親子体操」をしました。笛の合図で「よーいドン」と走り始めた、年少組のS君は、溢れんばかりの笑顔で走り、それを受け止めるお母さんもニコニコ顔でした。この瞬間のこの笑顔は絶対に忘れないで欲しいと思いました。
年中組は、園長考案の「くっつきむしくっつけー」が大人気でした。この競技は、何年も前から行っており伝統的になっています。又、保護者の中でも年中になったらこの競技ができるという期待があるようです。ぱんだ組のRちゃんは、お父さんの胸の中に嬉しさいっぱいの表情で飛び込み、幸せな親子をうかがい知ることができました。とても和やかな雰囲気になっていました。
年長組は、リズム遊び「リトミック」をしました。もう一度、基本に戻り正しい姿勢、正しいリズムを園長から私達教師も子ども達同様、教えてもらいました。このリトミックは、放送を聞き、手足でリズムをとりながら次の行動を考えるという高度なものです。同時にクラス別に違うリズムをとる所では、保護者からも「すごい」という声が聞かれました。足を大きく広げる「大学生ジャンプ」は、子ども達も得意気でお母さんやお父さんの方を見ながら嬉しそうでした。集中力が高まり、次のことを考えて行動するこのリトミックは、今後も続けて秋の運動会の鼓笛隊に結び付けたいです。
昨年は「ミニ運動会」今年は「親子運動会」と名称も変わり、親子のつながりが深まった楽しい親子運動会になりました。こんなに素敵な親子運動会ができたのも保護者の皆様のご協力があってこそ成り立つものです。気温が高い中、参加して頂きありがとうございました。
※健康情報・・・インフルエンザが2名出ております。手洗い、うがいをしっかりしましょう。
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