2017年5月7日 日曜日
泣きながら登園してきていた新入児も自分の好きな玩具を見つけると持って遊ぶ姿が見られるようになりました。時には、ロッカーから給食セットのケースを出して遊んでいることもあります。そのように少しずつ色んな物に興味が移り、好奇心旺盛になってきています。
キュービック滑り台を出してくると、その周りにみんな集まってきて早く遊びたいと言わんばかりに、とんとんと滑り台を叩いてアピールをしてきます。滑り台を開くと待ち構えていた幼児たちは我先にと上に登り始めました。
1歳児のΑちゃんもよちよちやってきて、手をかけて自分の力で一生懸命登ろうとする姿に見入ってしまいました。「もう少し、頑張れ!」と応援すると、手足の力をぐいっと入れさらに上に登ろうと挑戦することができると、こちらを振り返り満足そうな表情で笑いました。
又、それまで他の場所にいたBくんとCくんも興味を持って自分から階段の方まで伝い歩きで移動をして来て、登り始めました。一生懸命手を前にかけ、片方ずつ足をあげて何度も何度も自力で登ろうとふんばり一番上にたどり着いたBくんは「しゅー」と声を出しながら嬉しそうに腹ばいになって滑っていると、何度も繰り返し登ったり滑ったりして楽しんでいました。
Cくんは最近、つかまり立ちの状態から手を離して何秒間か立てるようになりました。初めは近くまでハイハイで移動をしていたСくんは滑り台の縁を持って立ち上がると、少しずつ階段の近くまで伝い歩きで移動をしてやっと階段の方へまわると、上まで登りたいという一心で手をのばして登ろうとする姿が見られました。
乳幼児たちはこのように、自分で1つ1つ挑戦し自分の力でできるようになっていくのです。日々の保育の中で幼児の成長の姿1つひとつを見逃すことなく、色々な刺激を受けられるような環境を工夫していきたいと思います。
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