2017年4月27日 木曜日
以前ブログで年中が植えたリリコの若葉がほとんどちぎられていてすずめに食べられたのかも・・・と話題にしていましたが、あれからすずめの姿は見えてもすずめの巣は見つけることが出来ずにいました。やっぱりすずめじゃなかったのかな~・・と半信半疑でいた所、今日年長のH君が砂場に落ちているすずめの巣を見つけました。木のくずや枝で上手に作られている巣はまだ作っている途中のようでした。するとK君が思いついたかのように自分の図鑑を持って来て調べていくと、なんとすずめの巣がそこに載っていました。すずめは桜の木の甘い蜜が好きでそこに巣を作ることがあると書いてありました。見つけた巣と図鑑を持って古森先生に見せに行きました。そこでもH君K君は嬉しそうに目をキラキラさせながら見せて話していました。そして幼稚園の他の友達にもこのことを教えてあげようとすずめの巣を飾ってカレンダーの裏にそのことを書いて貼りました。葉っぱを食べられてがっかりしていた年中児達はそれでもリリコは頑張って新しい葉をつけるに違いないと網を張って、すずめに食べられないようにとかかしも作っていました。子ども達はこうして日々の生活の中でいろんな出来事に出会い、厳しさとそれに負けない工夫、そこから生まれた知恵、様々な気付きが点と点ではなく今日のように繋がっていくのだと感動しました。又それを見つけたのも全て子ども達でした。一方このいたずらすずめの子ども達は大きく育って空に飛んで行ったのでしょう。鳴き声は聞えません。まだまだ子ども達の不思議発見が続くであろう毎日が楽しみです。
今日は給食でたけのこご飯がでました。この前駐車場にたけのこを見に行き、その時観察し続けている子ども達はたけのこご飯を食べながら「この前のたけのこ大きくなったかな?」「また見に行きたいね!」と話していました。
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