2017年4月11日 火曜日
今年は桜の開花が遅れ、始園式の今日も散らずに子ども達を迎えてくれました。新しいクラスの名札と帽子を身につけて、大きな期待と少しのドキドキを胸に子ども達が登園して来ました。それを見た新しく担任になった教師は、「今度、〇〇組になりました。」と、駆け寄り挨拶をしました。
今日から平成29年度が始まりました。子ども達も新しいクラスに緊張しているようですが、私達教師も同じ気持ちです。そして、余裕のあるクラスでは担任が帽子に名前を書きながらお互いに自己紹介をしている姿も見られました。こうした一対一のコミュニケーションが初登園の緊張をほぐしてくれるのです。
始園式では、園長から「おめでとうございます!」と声を掛けてもらい、周りの教師からもたくさんの拍手をもらいました。一つ上の学年になったことを改めて実感した子ども達に、「明日の入園式で小さい組のお友達が入園してくるんだけど、みんなはどんなことをしてあげられるかな?」と園長から問い掛けられると、「優しくしてあげる!」や「教えてあげる!」といった答えが返ってきました。そして、「みんながブランコを勢い良くこいだり、ボールを思いっきり蹴ったりしていたらどうかな?」と問い掛けられると、「ブランコを止めないといけない!」「当たったら危ない!」と答えていました。園長は、自分だけが楽しいのではなく、新しく入ってくる年少児のことも考えながら自分で考えて遊ぶという課題を子ども達に与えたのでした。
今日の帰りのことです。バスを待っている子ども達と園長がイチゴのプランターを見ていました。イチゴが小さな花を咲かせ、そこに蜂が飛んできて黄色い粉を付けるとイチゴの実ができるという話をしていてくれたようで、イチゴが実りみんなで分け合って食べられるのを楽しみにしている子ども達でした。
桜の可愛い花と、子ども達の白いポロシャツの服。新しい帽子と子ども達の笑顔が素敵な1日でした。。
コメント (「始園式があったよ!」 きりん組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)