2017年2月12日 日曜日
先週末の発表会では1、2歳児は市民会館の大舞台で歌や踊りを大勢の皆さんにご覧頂きました。当日の朝、泣いてきた幼児もいましたが、幕が開くと曲に合わせて身体を動かしたり客席を見たりして目の前に広がる不思議な光景を楽しんでいるようでした。このような経験をした1、2歳児は遊びの中でも変化が見られるようになりました。1歳児のAちゃんがレゴブロックで遊んでいるとBちゃんとHちゃんがレゴブロックが入っているかごのそばに寄ってきました。そして「何作りよるん?」とBちゃんが聞くと「お家」とAちゃんが答えました。それを聞いたBちゃんはかごの中から人形を探して渡し、同じようにお家を作り始めました。幼児達は今までと違い、集まって遊んでいてもブロックの取り合いをすることなく時にはレゴブロックを取って渡してあげたり貸してあげたりして黙々と遊ぶようになりました。
又、お絵描きをしていると「これ何?」「うん、お母さん」などの会話も聞かれ、1歳児同士でもしっかり会話が成立し、かかわりが深まっていることを感じました。
以前は一人ひとりが遊んでいた積み木も2歳児のIくんが机に並べていくと他の幼児が加わって続けて大小の積み木を並べ机一周の線路が完成しました。机の周囲に座っていた1歳児もその場所で積み木がつながるように考えながら真似て、並べていきました。その途中には高い建物も建ちました。1歳児、2歳児が一緒に生活し、更に異年齢児に与えられながら同じ行事を経験していくことが心の成長にもつながることだと思いました。又、日々の生活の中で身についてきている事を遊びを通して実感しました。このような経験ができる環境をこれからも大切にしていきたいと思います。
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