2017年2月8日 水曜日
発表会が終わり、もうすぐで進級するという自覚を持ち始めた子ども達です。バスの中では「次はうさぎ組がいいな」「私はくま組になりたいな」などと会話する姿が見られ、大きい組になることをとても楽しみにしている様子でした。
先日すみれ組のHくんは、発表会の年長さんの合奏で見たシンバルをブロックで作ると、富田先生にカルメン序曲を弾いてもらいリズムに合わせて楽しそうに鳴らしていました。その様子を見ていた他の子ども達も「私もやりたい」「明日廃材で楽器を作ろう!」といって降園していきました。そして今日、登園するとすぐに廃材箱を覗きこみ「鈴作る!」「カスタネットにする!」と好きな楽器を作り始めました。作っている中で一番驚いたのが、子ども達の観察力です。木琴を作ろうとしていたⅯちゃんは、細長い箱を集めると1つ1つ大きさを比べながら横に並べていき、本物そっくりの木琴を作りました。鍵盤ハーモニカを作っていた子は、クレヨンで黒鍵を描いたり、歌口を貼ったりしながら工夫する姿がたくさん見られました。細かい所まで再現されている楽器を見て「いつのまにこんなに細かい部分まで見たんだろう?」と驚きました。
作った楽器を持って「早く合奏がしたい!」と言っていた子ども達は待ち切れずに「富田先生ピアノ弾いてくださーい!」と呼びに行きました。その間に「木琴は机に置いてしよったよ」「鍵盤はこの辺にならんどったよ」など子ども同士で位置を考えて並ぶ姿が見られ、えらいなと感心しました。ピアノに合わせて一人ひとりが自由に演奏している子どもの表情は、今まで見たことないくらい真剣でとてもかっこよく感じました。合奏を終えると、お客さんだったりすぐみさんからアンコールをもらい、皆で365歩のマーチを歌って楽しい時間を過ごしました。すみれ組の子ども達は、憧れの年長児になりきっていたようで「楽しかった!」「またしたい!」と大満足でした。
そして今日は、ぱんだ組さんに誘ってもらい一緒にお弁当を食べました。大好きなお兄ちゃんお姉ちゃんたちと仲良く会話をしたり食事後には、ぱんだのお部屋に行ってオペレッタを踊ったりしました。クラスの隔てなく、誰とでも明るく関わる子ども達の姿を見て、これからも異年齢児とのかかわりを大切にしていきたいと思いました。
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