2017年2月4日 土曜日
待ちに待った発表会当日、お母さんたちに「頑張ってくる!」「見ててね~。」ととてもいい表情で来てくれました。中には少し不安そうな子もいましたが、楽屋で先生や友達に会うと笑顔になり、いつもの表情になっていました。
ここ数日、園長に劇の点数を付けてもらっていた年長児たちは「今日こそ100点取るぞ。」「みんなで協力して頑張ろう。」と張り切って衣装に着替えていました。
どの学年も衣装への着替えが終わり、いよいよ発表会が始まりました。舞台に年中児が準備する中、園長が挨拶で今日を迎えるにあたっての過程の説明がありました。どの学年もお面や必要なものを自分たちで作っていること、年長児はそれに加えて衣装をデザインしたり、習字でプログラムを書いたりしていること、そして1歳、2歳から大舞台に立つ子どもたちのたくましさを話してくれました。
そして、幕が上がりいよいよ子ども達の演技が始まりました。今年から保護者の協力もあり、年中児の初めの言葉と歌はベストで歌うことになりました。幕が上がった瞬間とてもかっこよく、思わず拍手!そしてもう一つ、はじめの言葉を手話でしました。「がんばります。」と気持ちの入った言葉と手話になりました。「がんばります。」と言った後の歌は言葉通り元気良く歌うことができていました。
1歳、2歳のひよこ組さん、園長の挨拶にあったように小さいながら、堂々と舞台に立っている姿に驚かされました。
年少のオペレッタでは木のセットが倒れてしまうアクシデントが!そのことに気づいたSちゃんが起こそうとするもなかなか起きず、すると何人も助けに行きみんなで起こすことができました。舞台の上では子どもたちの場所。年少児がそれができたことに驚かされました。
入園して間もないプレ年少児、しかしさすがは三葉っ子!はっぴを着て踊る姿はかわいい中にもかっこよさまで見ることができたように思いました。
年中児のオペレッタでも踊りでも元気いっぱいの三葉っ子です。踊りでは左右を揃えたり、目線を意識した決めポーズ。照明に映る影もさらにかっこ良さを後押しし、本当にかっこよくを踊ることができていました。
年長4クラスの劇では毎日園長から課題をもらっていました実は前日も…。きりん組のK君は園長から「昨日も変わったよ。頼んだよ。」と言われると「任せとけ!」と頼もしく返事をし、ばっちりすることができていました。どのクラスも劇の中で思いもよらないアクシデントがありましたが、慌てていたのは教師だけ、舞台の上の子どもたちは誰かが気づき助け合うことができ、何もなかったように演技する子どもたちの姿に感動し、驚かされました。
そして、年長最後は、合奏と歌です。今年は心を1つにを合言葉にカルメン序曲を合奏しました。なかなか音が合わなかった合奏でしたが、今日が1番!!みんなの気持ちが1つになった合奏をすることができました。歌の時には、子どもたちだけの秘密の合図!2番と3番の間奏でつないでいる手をギュギュギュとお互いのパワーを送っていたのでした。すると最後は、1番気持ちのこもった歌声になりました。
アンコールでは「365歩のマーチ」を手話でしました。曲を決めるとき、しんみりする歌も候補にあがりましたが、教師全員一致で「今年の子どもたちは元気のいい歌、365歩のマーチが良いです。」と曲が決まりました。そして、今日、アンコールを終えて、改めてこの曲にして良かったと心から思いました。笑顔いっぱい元気いっぱいの子どもたちにお客さんから沢山の拍手をもらい発表会を終えることができました。
一人一人それぞれが頑張っていた発表会!!ぜひ家庭でもそれぞれ頑張っていたことをたくさん褒めてあげてください。
コメント (「子どもが主役!!子どもたちの発表会!!」 らいおん組 河野拓成 はコメントを受け付けていません)