2017年2月28日 火曜日
今日も戸外で遊んでいると体がポカポカして過ごしやすい1日でした。今日は「砂場で穴を掘ろう。」と年中児のR君が掛け声で何人か集まってきました。初めはスコップで水を流している内に川になり、道が繋がりました。そしてM君の「やっぱり山を作ろうよ。」の一言であっという間に大きな山が出来ました。すると自然に山を作って固める子、水をどんどん流し入れる子と役割分担して遊びが発展していきました。そこにプレ年少や年少児もやって来て、一緒に作り始めました。その隣りでは、S君が竹の筒の両端に土を乗せて天秤のようにして遊んでいました。同じくらいの量になって平行になった竹の筒を見て「あっいいバランスになった。」と喜んでいました。今では年中児も友達と協力して遊んだり話し合ったりする姿がみられるようになりました。もうすぐ進級する子どもたち、毎日少しずつお兄さんお姉さんになっています。
そして年中児は1人で登園してくる未就園児が帰る前にお部屋へ迎えに行って名札に付いている番号を見てバスの所まで連れていってあげています。優しく声をかけて靴を履かせてあげたり、朝登園した時には部屋まで連れて行ってあげたり、4月から年長さんになって新入児を迎えて、お世話する練習をしているのです。明日はひつじ組うさぎ組お迎えに行きます。
今日は降園前にじゃんけん列車をしました。じゃんけんの勝ち負けもわかり、ルールのあるゲームもみんなで楽しんで出来るようになってきました。明日も天気が良かったら体をいっぱい動かして遊びたいです。
2017年2月27日 月曜日
自由参観日最終日の今日は、天気にも恵まれ子どもたちは戸外で元気いっぱい遊んでいました。アヒルの乗り物のところでは何やらちゅうりっぷ組の子どもたちが集まって「どこに行く?」と相談中...。I君は「動物園!!」S君は「ジュウオウジャーのところ!!」などと自分たちが行きたい所へアヒル号で出発のようです。そんな年少組の姿を見た年長組の女の子たちが近づいてきて「切符はここに入れてください。」「次は○○、次は○○です」と声をかけました。それを聞いて本物の乗り物に乗ったような気持ちになったちゅうりっぷ組のT君も年長児に「切符下さい」と声をかけていました。そんな年少児の誘いを受けて年長児が本気で遊びに入ってきました。いろいろな経験をしてきた年長児の言葉や行動に年少児もいい刺激を受けて遊びが続いていきました。一つの遊具で想像の世界がこんなにも広がっていくことに驚きました。
お部屋に入る前にひまわり組とちゅうりっぷ組はリレーをしました。たくさんの保護者の前でも子どもたちは元気いっぱいでたくさんの声援を受けて嬉しかったようで、終わると「もう一回!」という子もいました。次々と上手にバトンがつながっていく様子を見て年少児たちが運動会の年長児のリレーを見て覚えていたこと思いだしました。参観日でこの一年で成長した子どもたちの姿を見て頂いたことと思います。この一週間とても良い笑顔が見られ、嬉しかったのだと思います。お忙しい中参観くださってありがとうございました。
今日の給食のメニュー
いよかんぱん、野菜たっぷりナポリタン、コールスローサラダ、バナナ
2017年2月25日 土曜日
三寒四温といわれるように園庭で遊んでいると今日は暖かいね・・という日が多くなってそろそろ冬も終わりかな?と思えるようになってきました。ぴよぴよ(1歳~3歳児一時預かり)のお部屋も今年から床暖房が入り室内は柔らかい心地よい暖かさに包まれています。
寒い時はつい床に寝転んだりマットをめくって下に潜り込もうとしたりする子がいましたが、最近はお昼頃には消す日も多くなりました。
そして子ども達は毎日たくさん楽しい遊びを経験しています。発表会が終わってから「どんぐりころころ」と「おもちゃのチャチャチャ」の曲をかけて欲しいと言ってくる子がいて歌ったり踊ったりしています。
そんな中、私達も室内の遊びをより楽しくと考えて環境を準備していたある日、大型積み木を2・3歳児に手伝ってもらって年少組のお部屋から運んできました。積んだり並べたりして長くつながった積み木に乗るとA君は「アンパンマン列車だ~。」と嬉しそうにいいました。
もちろん先頭はA君、自分が運転手になったつもりで手を動かして「しゅっぱーつ・しんこう!」と得意げな顔で声をかけました。暫く遊んでいるとバージョンアップしたいとまた次の積み木を積んで高くする子がいました。
3歳の大きい子たちは仲間意識も強く協力し合って形を作っていましたが、小さい子たちはそんなのお構いなしにせっせと壊してまわるのでまたやり直します。何度もくずしてやり直したり構成を変えたりできるのが積み木の良いところ、「あーあ!」と言いながらも保育教諭が手伝って元の形に戻しては遊びは続きました。
また別の日、お部屋を広くして頂いた馬の乗り物やひよこ組にあった乗り物に乗って遊んだ日は皆が乗りたくて奪い合いになるかな?と思っていましたが、お部屋の角の丸くなったコーナーを待合場所にして少し乗ったら交代しようか?ともちかけると思いのほか順番を待って代わることができる子がいて感心しました。
しかし、個人差で交代するのが嫌で泣く子もいないことはないのですがその場合は少しずつできるようになるのを見守っています。
そうした中、ひとつ嬉しいことがありました。いつもは気分にむらがあったりこだわりが強く自分から引かなかったりするSちゃんが気に入って乗っていたピンクの車をさっと降りて泣いていた男児に譲ってあげていたのです。
思わず「え!!?今すごいところを見たね。」と保育教諭たちは顔を見合して「Sちゃんえらいね、かわってあげたの?」とぎゅっと抱きしめて誉めたのでした。
2017年2月24日 金曜日
今日は、マンダリンパイレーツの監督と選手2名、そしてマッピー君が来園してくれました。マンダリンの車が到着すると「見たことあるー。」「本物の野球選手や!」と早速大興奮!大盛り上がりでした。
準備ができると年長児が青コース、赤コースで2部に分かれて野球指導してもらいました。最初にみんな集まり、パイレーツの河原監督をはじめ選手の自己紹介。そこではあのテレビで見ていた河原監督に教師の方が大興奮でした。そして、選手は背番号5番岡本選手(キャッチャー)!背番号14番徹選手(ピッチャー)の2名が来てくれました。そして1番子どもたちが盛り上がったのはマッピー君!マッピー君はしゃべられない為、〇✖クイズで自己紹介です。第一問『マッピー君の好きな乗り物は飛行機である。』答えは「✖で船」「それはマッピー君は海賊だから…。」等、三問のクイズを楽しみました。
その後はデモンストレーション。岡本選手と徹選手がキャッチボールをしてくれました。だんだん距離が離れ、ボールが速くなったり高くなったりするたびに「ウォー!すごい!」と歓声がおきていました。
そしていよいよ子どもたちの番です。ストラックアウトとティーバッティングに分かれて打つことと投げることを教えてもらいました。
ストラックアウトでは4のリズムで投げることを教えてもらいました。3球投げたのですがらいおん組のMちゃんは見事ビンゴを達成!みんなから「すごーい。」と言ってもらい喜んでいました的に当たった子も当たらなかった子も体をいっぱいに使って投げていました。
ティーバッティング初めてバットを持つ子もいる中、ティーに乗せたボールを力いっぱい打つことができました。終わってからも「もう1回したかったー。」と楽しんだ様子がうかがえました。
そして監督から、キャッチボールも教えてもらいました。下から投げることと、相手が取りやすい胸に投げることを教わりました。2人組になり、テニスボールでキャッチボールをしたのですが、初めはなかなかうまくできなかったのですが次第にできるようになったグループは1回、2回と続けられた数を数えていました。
最後は、みんなで記念写真を撮りました。撮っている時にくま組のY君とK君は「野球選手になるためにはどうすればなれますか。」と聞くと監督が「しっかり食べること、勉強すること、一番はしっかり遊ぶこと。」と教えてくれました。
今日で野球とマンダリンパイレーツに興味を持った子どもたち。幼稚園でも遊びに取り入れていきたいと思っています。家でも今日のことを話題にしてみて下さい。
2017年2月23日 木曜日
昨日から「お天気は大丈夫かな?」と心配していた参観日2日目の今日、雨上がりの園庭では子どもたちが様々な遊びを楽しんでいて、それを嬉しそうに見守ったり、一緒に楽しんだりされる保護者の姿が見られました。
そんな中、さくら組の女の子たちが水たまりで遊んでいました。鍋に泥を入れ、かき混ぜながらSちゃんが「これ、チョコレートなんだよ。」と話していました。近くにいたSちゃんのお母さんが「家でクッキーを一緒に作ったんです。」と教えてくださいました。Sちゃんは鍋でチョコレートを溶かす様子を見ていて、イメージがふくらんで友達と、チョコレートのままごとを楽しんでいたようです。
一方、砂場ではりす組のRくんとSくんが大きな山を作り、トンネルを掘って遊んでいました。慎重に穴を掘っていましたが、やがてどさっと崩れてしまいました。「あぁ~。」と一瞬、残念そうな表情を見せましたが、すぐに「ねえねえ。ここに水を流したらどうなるかな?」と水路作りが始まりました。水を汲んできて流すSくん、道を何本も作って「こっちにも流れるかな?」と試すRくん。2人で役割分担しながら遊んでいました。すると、砂の中にホースの端が埋まっているのを見つけました。「わ~お宝だ!」とお宝探しが始まったのです!!Rくんがホースの端を引っ張ってもびくともしません。それを見たSくんがRくんの背中をもって一緒に引っ張り始めました。友達がどんどんやって来て、あっという間に長い列ができ、どこからともなく「うんとこしょ、どっこいしょ!」という掛け声があがりました。全然動かないホースを掘って取り出そうとする子、背の高い友達を”力持ちに違いない!”と言って呼びに行く子、みんなが”お宝探し”に向かって楽しそうにいそいそと動き回る姿がかわいくて、教師たちはそばで応援しながら見守っていました。力を合わせてホースがすっぽーん!と抜けた瞬間、「やったー!!」と大歓声!「大きなかぶのお話みたいだね。」と言う子と一緒に図書館に絵本を探しに行きました。そして降園前にりすとぱんだで大きなかぶの絵本を読むと、子どもたちは真剣に見ていました。「うんとこしょ、どっこいしょ。」のところでは一緒に大きな声で読み、「おもしろかったね。」と話し、降園の挨拶をしました。
三葉っ子は楽しいことを見つける天才!参観にいらした際には、色んな所でキラキラ輝く目を見つけてじっくり観察してみてください。とっても楽しい場面がいくつも見られます。
♪今日の手作り給食♪
2017年2月22日 水曜日
今日から自由参観日が始まりました。朝は天気も良くたくさんの子ども達が元気に遊んでいました。朝早く登園してきたひまわり組の女の子達は「先生年中さんのオオカミと7匹の子ヤギの曲かけて」と嬉しそうにやってきました。年少児の憧れは年中児。年中児の憧れは年長児。生活発表会の練習を少ししか見ていないのに子ども達はどの学年の踊りもオペレッタも覚えているのです!いつの間にか覚えている三葉っこ!なんでも吸収することの出来る子ども達はとても良い環境にいるなと改めて感じました。
最近縄跳びの練習をしている年中児の姿が見られます。1拍子、2拍子が跳べるようになると、うさぎ組のE君は「片足飛びができるようになったよ」と嬉しそうに見せてくれました。跳べない子も「跳べるようになるまで明日もする」と張り切っていました。出来なかったことが出来るようになるという子ども達の喜びを一緒に感じて励まし喜んで行きたいと思います。
みんなで長縄を跳んでいると後ろからTちゃんがやって来て「先生。昨日ジャガイモに水やりできんかった。必要なのは土と太陽と水やったよね。。。」と話しかけてきました。そのあとチューリップを見たTちゃんは「大変!水もあげてないし、雑草が栄養を取っていきよる」と慌てて他の友達に知らせていました。Nちゃんは「何色の花かな?楽しみ!」と会話をしながら世話を始めました。自分で植えたものを大切に育てるというのはとても大切なことであるので、子ども一人ひとりと育てているチューリップやじゃがいも、玉ねぎなどの世話をしていきたいと思います。
今日うさぎ組では壁面制作をしました。「うさぎ組になって楽しかったことは何かな?」と話すと子ども達は今までに行ったアイススケート、乗馬、発表会、縄跳びと楽しそうに話していました。すると、T君が「うさぎ組も好きだけどあと18日で年長さん。なんか嬉しいけど寂しいな。」と言いました。年中になってもう1年がたとうとしています。年少から進級して幼かった子ども達も一回り大きくなりました。残りの日数を大切にしてうさぎぐみでの生活をたのしみ、年長に向けてひとつひとつ準備していきたいと思います。
〈健康情報〉
インフルエンザ1名。
家庭でも手洗いうがいをして早めに休んでください。
2017年2月21日 火曜日
昨日は、春一番が吹き、今朝の園庭には枝や松ぼっくりがたくさん落ちていました。たんぽぽ組のKちゃんは、落ちているまつぼっくりを拾うと両手に抱えて「せんせい~みて~」と言って持ってきました。そしてバサッとそこに転がすとまたひとつひとつ横に並べていき、「これはママの。この一番小さいのは、Y君の!」と指さしながらお土産にするんだと話してくれました。「いち!に!さん!」と数えると全部で8個ありました。まつぼっくりを見つけたことで大きさや数にまで気が付きプレゼントにとまで考えたKちゃん!学びはいつもすぐそばにあるんだな。♪と嬉しくなりました。
さて今日は、年に一度の大きな避難訓練の日。
西消防署から消防自動車に乗った3名の消防士さん達が来てくださいました。消防士さんたちが見守ってくださる中「火事です!避難してください!」との放送が園内中に鳴り響きました。放送を聞いた子ども達は、素早く防災頭巾をかぶると園庭の園長が待つ場所まで避難をしました。保育園児たちも保育士や運転手さん達の連携プレーで素早く避難ができました。・・・・・と教師たちは、思っていたのですが・・・・・消防士さんからは、「逃げる時に少しおしゃべりをしている子がいたのがちょっと残念だね。」との指導が・・・・・・。そして非難するときに大切な「お・か・し」の話をしてくださいました。『押さない。駈けない。しゃべらない」の約束を守ること。おしゃべりをしていると大事な話が聞こえなくて逃げ遅れてしまうことがあるという話に子どもたちは静かにしっかりと聞いていました。その後、教師たちの消火訓練があり、実際に消火器の使い方を多くの教師が学びました。それぞれ自分の担任が出番の時は、大きな声援が飛んでいました。
すると二階のテラスから「たすけて~1」の声が!皆が驚いて上を見ると片岡先生が両手をあげて助けを求めています。すると実際に消防自動車のランプを点灯し、サイレンを鳴らして消防士さんたちが出動する姿を見せてくれました。本番と同じようにホースを引っ張り、梯子を運んでテキパキと、それは素早い動きでした。・・片岡先生を救助しようと梯子を上りロープで体を結んで素早く降ろし、助けてくれました。迫真に迫る本物の現場を再現しているような場面を目のあたりにした子どもたちは、終始消防士さんたちの動きに見入っていました。無事に片岡先生を救出した後は、意識を失った人を(実は人形)を助けることも実演してくださいました。その後は、ゆっくり消防自動車の見学と写真撮影の予定だったのですが・・・・・突然なんと、消防自動車の出動命令が出たのです。こんな緊急のこともあるのです。急いで現場に駆け付けることになった消防士さんたちと消防自動車を少し名残惜しい気持ちで見送りました。いつもこんな風に一生懸命、必死で働いてくださる消防士さんに感謝の気持ちを伝えたくて年長児達からお礼の言葉と勲章をプレゼントしました。
本日、消防士さんに教えて頂いたことをしっかりと覚えておいていざという時、子ども自身が身を守るすべを覚えていかなくてはいけないと思いました。
また今日は、午後から年中児達がじゃがいもの種芋植えに出かけました。先日の種芋切りの時に園長からお母さんじゃがいもの話をしてもらっていたので芽には、毒があることや植えるときの芋の向きなどしっかり理解して植えることができました。「お母さんジャガイモ頑張ってね!」「いっぱい赤ちゃんジャガイモつくってね」などと言いながら優しく土をかけていました。以前植えた玉ねぎも大きくなってきている様子を見ることもできました。しかしふと見るとたくさん草が生えていて・・まあ大変!
皆でせっせと草引きをして帰りました。「玉ねぎもジャガイモも大きくなってね!」の願いを込め、またみんなで草引きに行きたいと思います。♪
コメント (「たくさん遊んだよ」 ひつじ組二宮永実 はコメントを受け付けていません)