幼稚園の日記(ブログ)

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2016年12月18日 日曜日

保育室内にあるロッカーの引き出しを開けると新聞紙や広告が入っています。そのことを知っている子ども達は思いつくままに自分で一枚ずつ広告や新聞紙を出してきて遊び始まる。2歳児のIくんはくるくると上手に丸めて細長い剣を作っていました。それを見ていた1歳児のMちゃんは同じように丸めようとしますが、なかなか細くなりません。何度か広げては丸め広げては丸めをくり返していました。そしてその丸めて筒状になった穴に気が付いて口にあてて笛のようにしたりのぞいたりして遊んでいました。いつの間にか剣作りは違う遊びに変わっていました。

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又Bちゃんは広告を広げるとその上にソフトブロック並べました。そしてそれをハンカチで包むようにふんわりと柔らかく包み込もうとしていましたが、ハンカチのようには包めません。ソフトブロックが横からはみ出してしまい、両手でかかえなければ運んでいくことができません。そこでブロックの大きさを変えたり置く位置を変えたりしてBちゃんなりに工夫してなんとか包もうと考えていました。

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2歳児になるとセロハンテープの切り方など教え合う場面も見られ、どこを押さえるとセロハンテープが上手に切れるかを話していました。教えてもらった幼児も「こうやってするん?」と聞きながら自分で納得するまでセロハンテープカッターから引っ張ってはテープを切っていました。先日の作品展で新聞紙を使って遊んだ幼児達は、大きな新聞紙を広げたり丸めたり包んだりと遊びをどんどん展開していきます。1歳児はなかなか思いどおりにならないけれど、2歳児から刺激を受けて新聞紙や広告を折って、丸めて、ちぎっていろんな形に変えていきます。子ども達にとって廃材は家庭でも見慣れたより身近な存在で触れたり、さわったり、温かさがある素材です。そんな意味、子ども達にとって一番身近な遊びの対象になると実感しました。このような遊びを大切にしていきたいと思います。

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