2016年12月13日 火曜日
今日は、待ちに待ったお楽しみ会です。3階ホールに集まった子ども達は、園長の「お楽しみ会って何だろう?」の質問にきょとんとした表情をしている子もいれば「サンタさんに会える日」と答える子もいました。今日は12月13日、クリスマスではありません。しかも誰一人サンタさんに会えるなんて言っていません。園長は「始まる前にみんなで歌った歌もお楽しみの一つだったね。今日は、古森先生はサンタさんを呼んでいないので来ないかもね。でも、お昼のご馳走もお楽しみの一つだね。幼稚園で楽しいことをいっぱいしましょうの日だからサンタさんのことだけを考えないで楽しみましょうね」と話してくれました。
あれれ、幕の中から素敵な音色が聞こえてきました。ハンドベルの音色です。ジングルベルの曲を素敵な音色で奏で何だか心の中がホッと温かくなりました。続いて先生達の合奏が始まりました。大太鼓、トライアングル、木琴、タンブリン、モンキータンブリン、カスタネット、鈴、ベルリラ、シンバル、ピアノで「聖者の行進」そして「We Wish a merry x’mas」の演奏が始まりました。生活発表会で合奏をする年長さんは、楽器にも興味津々の様子でした。最後は、ジングルベルの楽しいリズムと子ども達の「ヘイ」の掛声に合わせて退場する姿は、まるで音楽隊のようでした。
さあ、次は…先生達のミュージカル「赤鼻のトナカイ」です。雪の子、うさぎ、トナカイ、キツネ、タヌキになりきっている教師の姿を見て子ども達も手を叩いて喜んだり、手を振ったり、先生達の名前を呼ぶ子もみんな夢中でした。最後に偽物のサンタさんが重そうにソリを引っ張って出てくると「うわーサンタさんだー」と歓声があがりました。うさぎ、トナカイ、キツネ、タヌキ、そして、サンタさんが楽しく歌を歌っていると、どこからともなく
♪シャン シャン シャン♪と鈴の音が聞こえてきました。そして、室内の電気がチカチカとついたり、消えたり…。
子ども達は、どこから聞こえてくるのか立ち上がってキョロキョロ探し始めました。すると「メリークリスマス」の声が…そこには、赤い服を着た大きなサンタクロースさんがいたのです。喜んだのもつかの間、サンタクロースさんが二人いるではありませんか。一体どちらが本物のサンタクロースさんなんでしょう。そこは大丈夫!なんとこの三葉幼稚園には、ニュージーランドで1年間語学留学をしていた濱本先生が通訳をしてくれました。どちらが本物か見分けるために教師が二人のサンタクロースさんに色々な質問をしていきます。一人目のサンタさんに英語で質問をすると—ワカラナイ—「サンタさんは、どこでおもちゃを作っているんですか」と聞くと「おうち」と答えたサンタさんは、なんと水木先生でした。本物のサンタさんに今度は、年長さんが質問をしました。そこには、もう一人、通訳としてピーター先生が来てくれました。幼稚園にある大きな煙突を通って来てくれたもう一人のサンタクロースさんは、みんなのお部屋にプレゼントを届けてくれたことを聞きみんなも「ヤッター」と大喜びでした。とても忙しいサンタクロースさんは、家に帰ることになりました。サンタさんは、暗い夜しかやって来ないので電気を消してみんな寝ることにしました。園長の「おやすみなさい」の言葉でみんなが目を閉じると♪シャン シャン シャン♪と鈴の音と共にサンタさんは居なくなりました。
ドキドキわくわくしながら部屋に帰った子ども達は「うわー袋がふくらんどる」「ヤッタープレゼントがあるー」「サンタさんありがとう」と大歓声があがりました。子ども達の無邪気な姿を見て私もとても嬉しくなりました。お昼は、もう一つのお楽しみの「お楽しみパーティー」です。献立は、カレーピラフ、骨付き鶏のオーブン焼き、ナポリタン、ブロッコリーサラダ、カップケーキ、渋抜き柿です。みんなチキンを頬張り、中には骨までしゃぶっている子もいました。色々なお楽しみでいっぱいだった今日は本当に素敵な一日になりました。
☆子どものつぶやき☆
・サンタさん、雨が降って来て、お家に帰れたかな~
・年長児…ランドセルのカルタのプレゼントを見てサンタさん、僕達が小学校へ行くのを応援してくれているのかな~
・昼食後…何だかサンタさんの鈴の音が聞こえる~
・サンタさん、手紙を袋に入れていたら持って帰ってくれたよ。お返事、書いて帰ってくれたらよかったのに~。急いでいたんだね。
※健康情報…嘔吐下痢で休んでいる子が3名います。手洗い、うがいをしっかりしましょう。
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