2016年11月25日 金曜日
今朝、たんぽぽ組のKちゃんが園庭で地面に絵を描いて遊んでいました。「これはアンパンマン、これはバイキンマン。」と描きながらふと空を見上げて「あ!バイキンマンがアンパンチされてる!」とつぶやきました。何だろう?と教師も空を見上げると雲の形がバイキンマンで2本の角がはっきり見えているのでした。Kちゃんや他の教師たちと「本当だ~!すごーい!!」と大騒ぎでした。そして雲が少しずつ形を変えてバイキンマンは消えていきました。その様子を観察しながら楽しいひと時を過ごすことができました。
幼稚園のイチョウの木が色付き今、見ごろを迎えています。子ども達もイチョウの美しさを心の中で感じ取っているのか、いつにもましてイチョウの木の下にあるアヒルさんが大人気で、いろんな学年の子どもが入り混じって遊んでいました。すると、ひつじ組のKくんが来て「きれいやね。」と言いました。「上の方は黄色で下の方は緑のところもあるね。」というKくんに「どうしてかな?」と聞いてみました。すると、しばらくうーん・・・と考え込み「あのね。」と口を開きました。「春と夏と秋と冬があるでしょ。イチョウの木は今、秋から冬になる準備をしてるんだよ。」と教えてくれました。「じゃあ、どうして葉っぱが黄色くなるのかな?」と聞いてみると、「1月2月3月…12月ってみんな変わっていくでしょ?先生は前、ぱんだ組だったけど今はりす組でしょ。ぼくも前は赤ちゃんでさくら組だったけど今はひつじ組になったんだよ。葉っぱも大きくなって黄色くなって落ちて次は新しい葉っぱが出てくるんだよ。」とすらすらと自分の言葉で説明してくれました。生まれてたった4年のKくんが頭の中でこんなにもイメージをふくらませて伝えることができることに感動しました。自分がだんだん成長してお兄ちゃんになっていくことと、木も少しずつ生長したり変化したりすることを重ねて考えられることに驚きました。Kくんの豊かな感性にふれ、こういう気持ちを育てたいし、大切にしていきたいなと改めて感じました。
今日は日曜日のエルピスチャイルドフット杯に向け年中年長のサッカーの希望者の子でチームに分かれ練習試合をしました。周りにはいつの間にかチアガールも出現し盛り上がる中嬉しそうにボールを追いかけていました。
最後に園長に話をしてもらい気合が入ったところで年長児によるチアガールと応援団が「フレーフレー」と応援と団長のAくんの指揮によるウェーブを見せてくれました。盛大な壮行会で盛り上がりました。
今日の避難訓練は津波の訓練でした。年少さんもとても落ち着いて3階の会議室まで避難し、静かに話を聞くことができました。また幼稚園は標高10.9メートルの高さにあることを教わりました。これからも災害に備えて訓練をしていきます。
《健康情報》
インフルエンザ1名
園でも予防に努めていきます。
コメント (「フレーフレーみつば♪」 りす組 富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)