2016年11月11日 金曜日
作品展まで残り一週間となった子ども達は、イメージも豊かで遊びの中でも、色んなアイデアを思いついて活発に遊んでいます。ままごとコーナーでは、朝早く登園してきた子ども達が集まって、「包丁は猫の手して切るんよね」と話しながら、切る姿がみられました。毎日のようにままごとをしているY君は、大根葉を細かく切ったり、リズムよく切っていき料理作りを楽しんでいました。年少児のT君は、切ったきゅうりの中を包丁の先で上手にくりぬきお皿の周りに並べて、残ったきゅうりで目・鼻・口を、なすびでほっぺたを作り、顔が完成していました。友達や周りにいた教師に見せるなかで髪の毛がないことに気付き、大根葉を切ったものを髪の毛にしました。年少児でも、今までままごとをしてきた経験や年長児がしている姿を見てきたことで、こんなイメージや発想ができるのだと、驚きました。
室内に入ってからは、会議室ですみれ組とじゃんけん列車をしました。じゃんけんのルールをはじめに説明してからピアノに合わせて始めると、「ゴーゴーゴーゴーじゃんけん列車!」と歌いながら歩くことを楽しんでいました。じゃんけんのルールを理解している子が、負けると列車になろうとしないことがあったので、その時には声をかけて、納得した上でゲームを進めていくようにしました。子ども達は、どんどん友達と連結していくことが嬉しくて、にこにこしながら前の友達の肩をもっていました。最後に先頭で残った二人がじゃんけんをする時は、みんな静かになりわくわくしながら見て、すみれ組とさくら組の長い列車ができると、足並みそろえて喜んで歩いていました。明日から作品展に向けて、合同で過ごすようになることを話すと、子ども達は楽しみに降園しました。
赤コースの子ども達は、乗馬に行きました。昨日青コースが行った時の話をきいていた子ども達は、期待をもって登園してきました。また、前日に馬に乗った時にしたい質問を考えてきていた子ども達は、「きけたよ」と言って、答えを教師に教えてくれたり、「馬は泳げるんですか」という質問を考えてきていた子どももいて、驚きました。年少児も含めて全員が泣くこともなく、馬に乗ることができました。バスの中でも、「何分で着くか」などと計算しながら帰ったので、最後まで楽しむことができました。昨日に引き続き、ゆっくり馬を見たり、友達が乗っているところを見て手を振ったりすることができ、素敵な体験になりました。
今日の手作り給食は、「胚芽米・とんかつ・切り干し大根・コーンサラダ・バナナ」でした。
〈健康情報〉手足口病が1名出ています。
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