2016年10月13日 木曜日
昨日、運動会が終わってからの子ども達の遊び方に変化があることを教師間で話し合い、環境を変える意味で朝遊具を動かしました。子ども達は、敏感ですぐに気付いて今まで以上につりかんや太鼓橋に挑戦する子どもの姿がみられ、少しでもできるようになると、友達と喜び合っていました。当園の遊具は固定ではなく動かせることが良い点なので、時々向きを変えたり移動させたりして子ども達の遊びの目線を変えていきたいと思いました。
寒くなってきていることもあり、たくさんの子ども達がリレーをしていました。プレ年少児から年長児までが混じってルールを教え合いながらしていましたが、誰からともなく帽子を裏返し、白チームと色つきチームに分かれてバトンを渡すことが広まっていき、年少児も自分で帽子を裏返して順番に並んだり、他のクラスや学年の友達と手を繋いで並んだりする姿がみられました。そしてプレ年少児が走る時は、順番を待っている子ども達が手をたたいて応援していて、ついに教師に「勝負しよ」と挑戦してきました。挑戦を受けて教師も子ども達に負けないようにおもいきり走ったあと、「走ったら体がポカポカになったね」というとうなづいていました。朝早くから何周も走っている子ども達は、腕を振るのがはやくなり走るのも早くなってきていて、楽しんで走る様子がうかがえました。
園の泥舟に子ども達が植えていた稲が実り、収穫の時期になりました。そこで、今日、年長児が高木町の田んぼの稲刈りを前にして園の稲を刈ることになり、園長が話をしてくれました。稲を刈る時は、カマを使って刈るので切る道具である包丁、はさみ、カッター等があり、それぞれ切る物が違うことを教えてくれました。カマは曲がっているので野菜を切らないことや、野菜は曲がっていない包丁で切ることを実践してくれて子ども達もよく理解していました。もう一つ、苗を植えた時は小さな苗を3本植えたのに数えてみると16本あることが分かり子ども達は驚いていました。稲を刈った後は、かわかす時に束にして3対2の束に分けて交互に干すと風が吹いても倒れないことを話してもらうと、年長児のYちゃんはさっそく交互に引っ掛けることができていました。一つひとつ意味があり、生活の知恵であることを実感している子ども達でした。
さくら組では、お話でてこいの“おむすびころりん”を聞きました。お話を繰り返し聞いていたことで子ども達はお話の音楽に合わせて体を揺らしながら聞く姿がみられました。お話の後に、一人ひとりに楽しかったことやしたいことを聞くと自分なりに印象に残ったことを話してくれました。お話を聞くことが楽しくなってきた子ども達は「またお話を聞きた~い」と期待しています。
今日の給食は、「胚芽米・ししゃもの天ぷら・豆腐サラダ・みそ汁・バナナ」でした。
健康情報:感染症はいません。季節の移り変わり目なので、健康に注意して下さい。
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