2016年9月25日 日曜日
9月から新しい友達が加わり、ひよこ組はより一層にぎやかになりました。最初は泣いていた幼児も少しずつ興味を持った玩具に手を伸ばして遊び始める姿が見られるようになりました。
又、保育教諭の動きを目で追いながら、興味を持つと寄って来ています。この日も広告を出してくると「何をするのかな?」と他の玩具で遊んでいた手を止めて興味津々で寄ってくると、“びりびり”という音に耳を傾けて不思議そうに見ていました。やがて1歳児のAくんは広告を1枚手に持つと、くしゃくしゃにしたり自分の額にくっつけたりして遊んでいました。
それを見ていたBちゃんも近くまで来て広告をちぎって1枚ずつ玩具の上に乗せていました。そして上手く乗せることができると、満足そうな表情をしていました。新入園児のCくんは初めは少し離れたところから友達の遊ぶ様子を見ていましたが、しばらくすると広告遊びをする友達のところへ自分から入っていきました。恐る恐る紙をちぎり、ちぎった広告が指にくっつくのを気持ち悪そうに洋服にこすりつけていましたが、少しずつ慣れてくると手でにぎったり自分で身体にくっつけたりして友達のすることを真似しながら楽しむ姿が見られていました。
普段の生活の中で興味を持って見たり・触れたりする中で体験や経験をしながら、様々な生活の知恵を身に付けているようです。そのために私たちは、空間や時間をたっぷりとって手をかけ過ぎず、待ったり見守ったりして家庭ではできにくい幼児が育つきっかけやチャンスを与えていきたいと思いました。
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