2016年9月12日 月曜日
今日は、時折雨がパラつくものの曇り空だったので、朝から涼しい中で遊んだり、運動会の練習をしたりすることができました。毎日、年少児やプレ年少児も、色んな教師に褒めてもらったり、お兄ちゃんお姉ちゃんが前でお手本になってして見せてくれたりする中で楽しく練習することができています。そして、少しずつ決まった友達の後ろに並ぶことや、前の友達について歩くことができるようになってきました。
さくら組の子ども達は、先日旗を何人かが作っていたことをきっかけに、給食を食べた幼児から広告をカゴの中からひっぱりだして旗や剣作りを始めました。みんなそれぞれ大きさの違った広告を選び、長い剣を作る幼児、何度もやり直して細い剣を作ろうとする幼児などがいて、工夫がみられました。先日のテレビ視聴ではさみの使い方を見て、実際に今まで広告や新聞紙を切った経験のある子ども達は、「はさみがいる」と言って、はさみを使って四角や三角に切り、棒の先にくっつけて旗を作っていました。次々と出来上がっていくのを見て、まだ作っていない子も「私もいる」と言って、早々と片付けを済ませて作っていました。Sちゃんは自分で作った旗を持つと嬉しそうに、「音楽かけて」と言って、デッキ側にやってきました。教師がサンサンダンスの曲をかけると、「太陽さんがいる空まで伸ばすんよ」と言って、背伸びをしながらなるべく自分の旗や棒が高く上がるように腕を伸ばす姿がみられました。このような子ども達の姿を見て、前の練習でよく晴れた空に太陽が出ていた時に、「あの太陽に届くように腕を伸ばすんだよ」と園長が話してくれたことをよく聞いて覚えていたんだなと思いました。子ども達は踊りをより楽しく踊れるような工夫を自分でして楽しんで活動しているので、私も子ども達を盛り上げていけるように全身で楽しさを表現していきたいと思います。
りす組とぱんだ組が初めての施設訪問でした。9月は年長児の行事が多いので、年中児が代わりに行くことになりました。園長から、お年寄りに元気と笑顔をプレゼントすること、そして年長の代わりを果たすことを話してもらい、歩風里とケアフル土居田にそれぞれ出掛けました。交流会では、踊りを一緒に踊ったり、運動会の応援合戦をしたり、笑顔がたくさん見られた交流会になりました。子ども達は、耳や言葉が不自由な人達のために手話をしたり、お年寄りに元気をあげるために交流会をしたりして、色々な状況にある人達の身になって考えられる情操教育を学んでいきます。今日は、その第一歩。たくさんの経験をして、人の心を感じ考えられるように育っていってほしいと思います。
今日の給食は、「胚芽パン・豆乳シチュー・マカロニサラダ・りんご」でした。野菜たっぷりのシチューでしたが、みんなで喜ん「おいしい」と言って食べていました。
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