2016年8月14日 日曜日
2歳児がソフトブロックを自分で出してきて剣を作り始めました。以前は交互につないで剣にしていましたが、今では同じ形のブロックだけを使ってサイコロの形を作ってつないで自分なりの剣を作るようになりました。
Aくんはブロックの向きを変えながらサイコロを作り、次々にブロックを合体させ大きな箱の形を作っていました。そこにやってきたBくんも同じものを作ろうとブロックを並べてみますが「あれ?」と途中で分からなくなってしまいました。AくんはBくんを見て、さりげなく作っていたブロックをBくんに見せてあげました。そして2人でお互いが手を加え合いながら協力して作っていきました。
次第に形ができてくると、より真剣な表情になっていました。「お家?」と尋ねると、AくんとBくんが声を合わせて「バンバン」と教えてくれました。
大きなバンバンが完成するとBくんが細長いでっぱりを見て、「ぞうさん?ぞうさん?」と笑いながら言うとAくんが「バンバンよ」と言い返しました。するとBくんはそうだったねと言わんばかりに「バン!」「バン!」と元気よく言いながら構えました。そして今度は大型ブロックのかごから同じ形のものを見つけると、笑いながら「これもできるかな」と合わせ始めましたが、その様子が楽しくて私も笑ってしまいました。
2才児のサイコロ作りを見て、1歳児もサイコロを作ろうとする姿が見られ、こうして遊びが広がっていくんだと実感しました。幼児たちの遊びの様子を見守ったり、幼児の気持ちになって一緒に遊んだりしていくなかで、幼児たちの育ち合いを楽しんでいきたいと思います。
コメント (「大きなバンバンつくったよ」 ひよこ 小笠原美湖 はコメントを受け付けていません)