2016年6月26日 日曜日
今週は雨が続きましたが幼児達は保育室で元気よく遊んでいます。2歳児は隣のゆうぎ室に遊びに行くと普段、保育室にはない玩具もあり興味津々でした。
幼児用キッチン遊具が目に入ったAくんは壁とキッチンの間に入って顔をのぞかせていました。キッチンに立っているAくんを見つけたBくんは「お弁当です」と大きな弁当箱を持って来てAくんに見せました。その中にはオムライスの絵本が入っていました。
続いてAくんとBくんのやりとりを見ていたCくんがやってきました。Cくんはキッチンも気になり友だちの間に割って入りました。Aくんは「ジュース」と言ってCくんにフライパンを渡すと、Cくんも「ごくごく」と声に出して飲む真似をして笑顔で返しました。
それからも、どんどんお客さんが来ました。DくんとEちゃんは「ご飯ください」とお客さんになりきって、やってきました。Aくんはすぐに近くのままごとのかごから三つ皿を取って食べ物をのせ始めました。DくんとEちゃんはその様子を見ながら待っていました。そして料理が出てくると、1つずつ手に取り、むしゃむしゃと食べました。お店屋さんのAくんもお客さんのDくん、Eちゃんも満足そうです。Eちゃんは食べ終えると手を合わせて「ごちそうさまでした」とお礼を言いました。
ごっこ遊びは生活そのままの再現です。この中で順番を待つ、座って食べる、「いただきます、ごちそうさま」の挨拶、必要な言葉のやりとり、などを教えられていないのに身につけていきます。幼児と関わっていて、今までは保育教諭がお客さんになって、お店屋さんごっこをしていることが多かったのですが、保育教諭の声かけなしで自分たちで、お店屋さんやお客さんになりきって、コミュニケーションをとっている姿を見て微笑ましく又、感動しました。
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