2016年6月9日 木曜日
朝、目が覚めると外はポツポツと雨が降っており、今日は外では遊べないかな・・・?とちょっぴり残念に思っていたのですが、子ども達が登園する頃には、すっかり雨も上がり、いつのまにか青空が広がっていました。
雨上がりの園庭には、大きな水たまりがたくさん出来ていました。それを見た子ども達は目をキラキラ輝かせながら、水たまりの中に入ったり、ドロドロ遊びをしたりして、とても楽しそうに遊んでいました。Aくんは普段、裸足になることを嫌がっていたのですが、友達が裸足で水たまりに入っていく姿を見て、自分から靴を脱いで水たまりの中に入っていきました。そして「つめたくて気持ちいいー!」と満面の笑みを見せてくれました。ちゅうりっぷ組のBちゃんが、卵焼き用の四角いフライパンを使って、水たまりの中で水くみ遊びをしていると、そこへ、すみれ組のCくんがやってきて「卵焼きパーティーをしよう」と発案しました。すると周りにいた友達も四角いフライパンを取ってきて、皆が集まって楽しそうに泥で卵焼きを作っていました。クラスが違っても関係なく、皆で仲良く遊んでいる子ども達の姿を見て、改めて三葉っ子って素敵だなと思いました。
昨日の話になりますが、実は昨日、園長がたんぽぽ青組の部屋に、ひよこ組で使っている室内用マットすべり台を2つ用意してくれました。たんぽぽ組のために置いてもらったのですが、「すみれさんも遊んでいいからね」と声をかけてもらい大喜びのすみれ組の子ども達は、大急ぎでお弁当を食べ終えて遊んでいました。そして今日も登園するとすぐに遊びに行っていました。その様子を見た年中児もプレ年少児も、いつのまにか集まって一緒に楽しむ姿が見られました。興味を持ったら積極的にかかわり、学年・クラスが違っても気兼ねなく関わっていける素敵な子ども達とこれからも、楽しく生活していきたいと思います。
今日は赤コースが手作り給食で、ぞう組では調理室の前のお部屋で、調理師さん・園長・副園長他、いつもは関わりがもてない教師を呼んで一緒に食事をしました。献立は、胚芽米、豚肉と野菜のかき揚げ、ナスの煮物、春雨サラダ、りんごでした。
2016年6月8日 水曜日
今日は昨日とは違い暑い一日となりました。子どもたちは朝、園庭に出ると水くみ、乗り物、ままごとなど楽しそうに遊んでいました。ままごとコーナに行ってみるととても良い香りがしていました。それは「すもも」でした。子どもたちはすももを切ってみると、「甘い匂いがする」や「美味しそうな匂いやね」と言いながらすもも料理を作っていました。
年少児は、ポンタ農園まで散歩をしました。歩いていく途中で出会うものにとても興味をもち、お花に触ったり、電車を見てニコニコし手を振ったりと汗をかきながらも元気に歩いていました。電車を見たT君は「アンパンマン列車を見たことあるんよ」と教えてくれました。「先生はチーズが好きかな」と言うと「Tは全部好き」と話してくれました。ポンタ農園に着いてやぎのメイちゃんの所に行くと、教師が「あれ?何で角が一つになっているんだった?」と問いかけるとS君は「取れたから」と言っていたり、「古くなったけんよ」とH君は言ったりしていました。子どもたちは見た事をありのままに言葉で伝えたり、「何でだろう?」と疑問に思い考えて話したりするので面白いなと思いました。また、「なるほど」と自分自身も関心をもつことができ良かったなと思いました。ポンタ農園の藤岡さんがメイちゃんはいちじくの葉が好きだからと言って持って来て下さいました。そこでR君がメイちゃんにいちじくの葉をあげるということになり他の子どもたちも真剣に見ていました。R君は怖がることなく教師と一緒にニコニコしながらいちじくの葉を差し出していました。すると、メイちゃんは子どもたちの方にお尻を向けて突然コロコロウンチをしたのです。子どもたちは予期せぬ出来事に「ワァー」と大歓声。山田先生が「あれ?幼稚園にいる動物で似たウンチをするよね?」と問いかけると「ウサギ」とたくさんの子が答えました。また、ちゅうりっぷ組のA君は「体はみんなよりメイちゃんの方が大きいのにウンチは小さいね」と言っていて驚きました。
また、ひつじ組、りす組では廃材を使って時計を作ったりイメージしたものを自由に作ったりしていました。子どもたちは最初イメージすることが難しくなかなか活動が進みませんでしたが、園長の話しを聞いてどんどんアイディアが湧き最後にはたくさんの作品ができていました。子どもたちからたくさん「見て見て」と声をかけられ「凄いね」「面白いね」と言うとニコニコしながら活動を再開しました。
明日の保育ではまたたくさんの子どもたちの笑顔をみていきたいです。
2016年6月7日 火曜日
今日は、園田学園女子大学の堀田先生が“保育でタブレットを活用する遊びのプランの実践”ということで指導に来て下さいました。今回はくま組の子ども達が中心になり活動しました。タブレットは幼稚園にも各クラス1台あり、今までに遊びの中で、ひっくりかえったダンゴ虫を見つけた子ども達が、元に戻るまでの様子を撮っていました。最初は映っていたダンゴ虫がいつの間にか消えて、子ども達の足やケンカの声が入っていたことがありました。“今日は大丈夫かなー”と不安に思っていましたが、2?3人のグループに1台のタブレットを順番に仲良く使いながら活動することができていました。今日のテーマは、園内にいる先生でも、お友達でもその他の誰でもいいので「好きなもの」についてインタビューする内容でした。30分間園内を歩いていろいろない人に、中にはひよこ組の二歳児にまでインタビューしてきます。10時45分にはには部屋に戻ってくる約束をして、いざスタートしようとした時、古森園長が「突然インタビューするとびっくりしてしまうかもしれないから、“おはようございます。今からインタビューをします”って言ってからがいいかもね」と、教えてくれました。
少し練習してからそれぞれが自由に散っていきました。最初は仲間同士で撮りあっているグループもありましたが、すぐに使い方を覚えて、古森園長や友達、事務員さん調理師さん、ひよこ組さん、こあら保育で来ているお母さん達、色々な人達に質問していました。普段恥ずかしくてなかなか自分が出せない子が、一生懸命インタビューする姿や3人グループでも自分達でうまく貸し借りをしながら撮る姿がみられました。また、インタビューをしながら、逆にインタビューをされたり、とても楽しいムービーが撮れていました。自分達で時計を見て、約束の時間にはしっかり帰ることが出来ていて感心しました。
お部屋に帰ってから、それぞれが撮ったものを発表しました。普段消極的な子も自分で撮影したり、インタビューしたりした動画をしっかり紹介することができていました。R君は、「俺の声、ガラガラやぁー」などと撮ったものを見ながら笑い合っていました。撮影したものをすぐに見れて、どの子もとても楽しんでいました。いつの間にか、使い方を覚えて、人差し指でスライドさせながら撮った物を選ぶ慣れた手つきに驚かされました。
帰りの前に、施設訪問でする“ちゃつみ”をしている所を動画で撮り、「間違いさがし」と言って子ども達と見ました。すると、YちゃんとH君「はすぐに気が付き、「手が違う。手がバツになってない」と気付きました。間違えていたH君とT君も映像で見ることで、どこが違っていたのか気付くことができました。
これからも、いろいろな活動の中で、タブレットを使っていきたいと思います。
健康情報…感染症は出ておりません。
2016年6月6日 月曜日
四国地方は梅雨に入り今朝は雲が多い空模様でしたが、子ども達が登園する頃にはまぶしく感じるくらいの太陽が出ていました。半袖で登園する子も増え、水汲み遊びをして楽しむ子や砂場でダイナミックに大きな山や道を作っている子などの姿が見られました。裸足になって水に入ると冷たくて気持ちよく感じました。
そんな今日は土日のうちに駐車場のきゅうりが大きくなっているのに気が付いて園長に声を掛けてもらい、年少さんを誘ってそれぞれのコースで見に行きました。先週見に行った時よりもかなり大きくなっていて子ども達も驚いていました。また黄色花の数も多くとても鮮やかでした。又なんできゅうりの葉っぱがチクチクするのか子どもに聞いてみると「きゅうりがチクチクするから葉っぱもチクチクするの。」と答えが返ってきました。そして土の上のはたくさんのダンゴムシがいたのにきゅうりの葉っぱには登っていないことを見つけると、「チクチクする葉っぱで登れないようにしているんだね。」と気付いていました。となりにはおーきくおーきく育っている以前から観察していたたけのこがあります。前は笹の葉っぱが見えなかったのに、今日は何枚もの葉が風にさらさら揺れていて、心地よさそうでした。それを見て誰からともなく七夕様の歌を口ずさんで最後は大合唱になりました。また隣にはおいしそうなニラが育っていました。ニラみそきゅうりを知っている子ども達は大きくなったきゅうりをこのニラみそに付けて早く食べたいね!!と楽しみにしていました。
最近は作品展に向けて作品づくりも始まっています。ひつじ組とうさぎ組の部屋をお絵かきと廃材遊びに分けて、子ども達は自分がしたい方の部屋へ行って遊ぶようにしました。うさぎ組のH君は家から持ってきた紙に線路を描くと、廃材で付く多電車を走らせて遊んでいました。このようにいろんなクラスと交流して刺激を受けながら活動出来ればと考えています。ご家庭でも廃材がありましたら持たせて下さい。!!
今日の給食は「カレーうどん・パン・野菜のドレッシング和え・牛乳・バナナ」でした。ボリュームたっぷりのカレーうどんは子ども達に大人気でした。
2016年6月5日 日曜日
ひよこの幼児たちは登園し、所持品の始末を終えると嬉しそうにソフトブロックで遊び始めます。
登園してきた2歳児のAくんBくんは先に登園していた友達がソフトブロックで鉄砲を作って、戦いごっこをしている様子をチラチラ見ながら急いで所持品の始末を済ませて鉄砲を作り始めました。友達の鉄砲よりもかっこいい鉄砲を作ろうと集中して作っていました。
別の日、この前は鉄砲を作っていたAくんがサイコロの形に作ったブロックをつないで車を作っていました。「オーライ、オーライ」と言いながら車を走らせ、満足気な表情をしていました。少し前まではサイコロが作れるようになったことに驚いた私たちでしたが、今度はサイコロをつなぎ、車や鉄砲を作っているという遊びの発展にすごく驚かされ幼児の表現力や想像力はすごいなと思いました。ソフトブロックを組み立て、「出来た!」と嬉しそうに見せてくれる幼児がたくさんいるので出来た喜びに共感し、作ったもので遊ぶ楽しさを共有していきたいと思います。
また、おやつの後1・2歳児合同で遊んでいる時大人数で集まってソフトブロックをして遊んでいる幼児がいたので近くに行ってみるとひとつひとつブロックをつないでいました。「何作ってるの?」と声をかけると「道路だよ、大きいでしょう!」という返事が返ってきました。1・2歳児同士でかかわりあって共通のものを作っているのには驚きです。そして、「それはここにつけてね」と1歳児に優しく声をかけている2歳児の様子はとても頼もしくありました。いつも遊んでいるソフトブロックでも毎日違う作品が出来ていてどんどん遊びの発展が見られます。そんな幼児たちの遊びをこれからも大切にしていきたいと思います。
2016年6月3日 金曜日
今日も朝からお日様が出ており、暑い一日となりました。そんな中、三葉の戸外には水くみが新しい環境に出てきました。子どもたちはすぐに反応し、いろいろな容器を使って遊んでいました。紙の素材とプラスチックの素材の違いに「なんでくちゃくちゃになるんやろう...」という子や経験のある年長さんは、「先生見て、ロケットできる!」と言ってヤクルトの容器などで、遊び始めるなど、ここに経験してきた差があり色々なことを学んでいくのだと思いました。また、お絵かきコーナーでは、年少のA君B君は、まるを絵の具で描いているなーと観察していると...テントウムシとカタツムリを上手に描いていました。「どうしてかけたの?」と聞くとA君は「お家で何回も描いたんよ」と、またこれも経験の差だと思いました。子どもたちに何を、どれだけ他の子よりも経験させるかというのも私たち教師の大事な役目だと思うのでたくさんのことを経験させてあげたいです。
また、今日は新しいことがありました。くま組の子たちが部屋で活動をしていると、園長が、「くまさんにだけいいこと教えてあげる」と言うと子どもたちは遊んでいた手を止め、「何ー?」と興味津々。そんな子供たちに今使われていない調理室の前の遊戯室で「今日は調理師さんたちと食事会しよう」と提案して下さっていました。子どもたちは、「ありがとう。時計の針が、10になるまでに片づけをしましょう!」とみんなに呼びかけている姿がありました。11:50になると子どもたちは、片づけをしお当番さんが配膳を手伝って他の子たちも自分たちで進んで調理師さんの椅子を用意したり、先生を呼びに行ったりしていました。食べ始めると、いつもとは違う部屋で各机に1人ずつ先生や調理師さんや先生が座ってくれているので、嬉しそうに話をしながら、食べており、なんとほぼ全員が完食することができました。空いていた部屋は、ランチルームになり、いつも忙しい教師や調理師さんと一緒に食事をすることができ、私も子どもたちの色々な姿を見ることができ楽しい時間となりました。
今日は、歯科検診がありました。子どもたちは、元気に自分の名前や、「お願いします。」をいうことができ、しっかりと口を開けて検診を受けることができました。検診を通し、自分の名前や、挨拶をすることも指導の一つなのだと思いました。
今日のメニュー
*梅風味ご飯、鮭のフライ、レタス、マカロニサラダ、りんごなっとう、わかめ汁、バナナ
健康情報 感染症は出ておりません。
2016年6月2日 木曜日
「今日はじゃが芋掘りなんでしょ!」「汚れてもいいから長靴にしたよ!」と口々に年少、年中児は登園してきました。昨日の降園前に教師からじゃが芋掘りの日にちが変わったことや、汚れてもいい靴で来ることを自分でお母さんお父さんに伝えることができたのだと私たち教師も嬉しく思いました。
赤コース、青コースに分かれて時間をずらしてポン太農園に行きました。ポン太農園までは昨日の遊ぎ場への散歩で仲良くなった年少と年中で手をつないでいきました。どちらともなく手をすっと出してあたりまえのように手をつなぐ姿がとてもかわいくて微笑ましかったです。踏切では十分気を付けて線路の上では止まらない約束を守って誰も止まらず渡ろうと真剣に歩く姿が見られました。犬のポン太くんと、ヤギのメイちゃんに「来たよ!」と声をかけポン太農園の藤岡さんと田中さんに挨拶をして畑まで上がると心地の良い風が吹いていました。園長が「目を閉じて、おしゃべりもやめてごらん。何が聞こえてくるかな?」と子どもたちに問いかけてくれました。すっと目を閉じ、耳を澄ました子どもたちは「鳥さんの声がする。」「飛行機の音だ。」と声をあげました。中には「葉っぱが揺れてさらさらする音がする!」と素敵な音に気付いた子もいました。そんな話をしながら園長が「おーい!三葉幼稚園のお友達が来たよー!楽しそうなかわいい声が聞こえるでしょー?」と空に向かって叫ぶと「ほーホケキョ!」とウグイスがきれいな声で返事をしてくれました。子どもたちは「返事してくれた!」「聞こえたんやね!」と大喜びでした。園長がじゃが芋のお母さんが土の中で赤ちゃん芋に栄養をわけてくれて、たくさんじゃが芋の赤ちゃんが生まれることを説明してくれました。そして子どもたちが掘る番になると、自分の手で土をかきわけ、固い土はスコップで掘り起こしてもらい見つけたじゃが芋を嬉しそうに手にとると「見てー!とれたー!!」とそこここで歓声が聞こえてきました。掘り起こした芋を大きさごとにキャリーにわけて入れることもできました。
幼稚園に戻る前に青コースは駐車場のキュウリを見に行きました。そこに同じく遅れて園に戻っていた園長を見つけて子どもたちが「古森先生ー!!」と呼び止めました。すると、「どこからか古森先生って呼ぶ声が聞こえたから来たけど、ニコニコのかわいいみんなだったのね!」と優しく声をかけてくれました。そこでもキュウリの葉っぱのちくちくや、黄色のかわいい花や、くるくる巻きつくつるの話をしてくれました。年少児も真剣に話を聞いたり、目を丸くしながら葉っぱを触ったりしていました。
こんなに身近にあるたくさんの自然を自分の目で感じさせてあげられるよう計画をたてていこうと思いました。
コメント (「みんななかよし三葉っ子」 すみれ組 尾崎優香 はコメントを受け付けていません)