2016年5月23日 月曜日
新学期が始まって1カ月半、登園時、泣いていたひよこ組に新入園した1歳児達も次第に泣かなくなり少しずつ所持品の始末やシール貼りもするようになりました。一方、園生活にすっかりなじんでいる進級児は、自分でいつものようにシールを貼るとケースに入れて渡してくれます。一時預かりのぴよぴよちゃんも今は1歳児の保育室で生活していますが、2歳児は関心を持って「だれ?」と聞いてきたり顔をのぞいてきたりして時々来るぴよぴよちゃんにも親しみを持って接してくれています。
ぬいぐるみ遊びが好きな子ども達は、お気に入りのぬいぐるみを探してくると抱っこしたり寝かせたりして遊ぶ姿が見られます。Aちゃんは、登園するとすぐ大好きなアンパンマンのぬいぐるみを探してきて持ったまま、いろいろな玩具で遊んでいます。また、Bくんは四本足の犬のぬいぐるみを見つけると自分も低い姿勢になって歩かせたりCくんは、首輪のついた犬のぬいぐるみをリードがわりにして歩かせたりして遊んでいます。Dくんは、小さい犬のぬいぐるみをタイヤ付きレゴブロックに座らせると落ちないようにそっと動かして遊んでいました。いろいろなぬいぐるみでそれぞれが自分の世界で遊ぶのもこの年齢の子どもの特色です。1歳児の中には、ぬいぐるみにタオルをかけてごっこ遊びをしている様子を見ると寝かせる時にぬいぐるみの顔を出してタオルをかけられる子もいますが、ほとんどの子は、顔までタオルをかけて寝かせています。2歳児になると顔を出してタオルをかけて寝かせるようになってきます。
2歳児の保育室には、室内の一角にベンチがあります。いつもは座って絵本を見たり好きな玩具を持って座ったりしているのですが、この日は、Eちゃんがベンチにぬいぐるみを並べてタオルをかけてトントンして寝かせていました。それを見て他の場所でぬいぐるみを寝かせていたFくんもぬいぐるみとタオルを持ってきて横に並べて寝かしました。先に遊んでいたEちゃんが、他の場所に移動すると、それを見ていたGくんがFくんの隣にやってきて、ぬいぐるみを寝かせていました。それぞれが、ぬいぐるみにかけるタオルやハンカチの大きさは、さまざまでGくんは小さく折っていた大きいハンカチを2つ折りまで広げてかけていました。たくさんのぬいぐるみが並んでいるのを見たFくんは「ねんねしよる、みんな」「つながった(くっついた)」と嬉しそうにトントンしながら寝かせていましたが、Fくんのかけたタオルは小さくてぬいぐるみの足が出ていることに気付くと、もう一枚、タオルを持ってきて足にかけて「足、出てない」と満足そうに話してくれました。最近、暑い日は、お昼寝の時にバスタオルをお腹にかけて足を出していることがあります。普段、保育教諭がしている様子を見ていて真似して遊ぶ姿に微笑ましく思いました。
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