2016年5月17日 火曜日
私は4月から三葉幼稚園に来て、この1か月半子どもたちとかかわる中で毎日多くの子どもの姿を興味深く見てきました。そんな中、昨日の大雨が嘘のように雲一つない晴天となった今日、子どもたちは登園すると元気いっぱいに戸外へ駆け出していきました。今日はミニ運動会の練習に一生懸命、また楽しそうに取り組む子どもたちの姿がとてもキラキラしていました。年長児は昨日もリトミックの練習の中で自ら意欲をもって励んでおり、様々な動きやポーズをする時の「はい!」と気合の入った大きな声が響いていました。その頑張りは回を重ねるごとに成果や変化が見られます。今日のリトミックでも指先を意識して伸ばしたり大きく動いたり、自分たちで隣の子を見て列を揃えること間隔を考えることができていて感動しました。
また、年長としての自覚が見られる場面が多くありました。年少児と手を繋ぎ、誘導したり優しく声を掛けてあげたりする子もいて、年少児も安心している様子でした。年少児の競技の練習では年長児が保護者の代わりに一緒にかけっこをし、後から走ってくる年少児を優しい笑顔で楽しそうに受けとめる姿もありました。ダンスの際にも年少児の前で張り切って踊ったり、接したりする姿が見られ、とても頼もしく感じました。
普段の遊びはもちろん、行事などでも異年齢児の子どもたちが交流することで得るものや成長の大きさは本当に違うんだなとこのミニ運動会の練習で実感しています。 そして今日、本番でも踊る「イカのおすし」というダンスを踊った後、園長先生から子どもたちにそのダンスの曲の意味を伝えるお話がありました。今まで楽しく毎日踊っていたダンスの曲ということもあって、子どもたちも夢中になって興味深く聞き「危ない人にはついていかないよ。」、「大声で助けてー!と言って知らせるんだよ。」ということを知ることができるいい機会になったように思います。それぞれの行事やタイミングでこういった意味や大切なことを子どもたちが楽しく分かりやすいようにこれからも伝えていきたいと感じました。
明日も子どもたちとミニ運動会を楽しみに待ち望みながら練習していきたいと思います。
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