幼稚園の日記(ブログ)

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2016年5月12日 木曜日

早コースで来た(らいおん・ぞう組)子ども達は、「青コースに(くま・きりん組)にリトミックで負けないぞ!」と、朝からやる気満々でした。園長も出てきて子ども達に声をかけてくれました。指さしで友達との間隔をしっかりあけること、指先までしっかり伸ばすことなどををもう一度声をかけてもらってから、「今日は先生と競争だよ」と声をかけてもらい、教師も入ることになりました。競争という言葉を聞いて、子ども達の気分も盛り上がり、教師も負けじと指先までしっかり伸ばして足を上げて本気で参加しました。「今日は先生たちの勝ち!」98点のとっても上手な友達もいるけど30点の友達もいる。一人でも30点の友達がいれば、それは、50点になるんだよ。一人一人が一生懸命して100点を目指さなくてはならない」と話してもらいました。赤コースがしているのを見たくま組の子ども達は「大変だ!」と、思ったようで、どんどん集まってきて赤コースの後ろで一生懸命練習している姿がありました。その後、年長は生石農園の草抜きに行くため、バスに乗りました。いざ出発という時に、年中さんが見送りに来てくれた……と思いきや「1・2・1・2」と行進をしているではありませんか、しっかり足を上げ、手を振り、とっても上手です。最初は「上手やね」と言っていた子ども達でしたが、「次はちょうちょ?!あれ?リトミックやー」と、年長がミニ運動会でするリトミックだと気付いたようでした。そして、くま組のNちゃんは、今にも泣きだしそうになり「だめー」H君も「運動会でするんは年長やけん」と顔色が変わってきた子ども達でした。園長と一緒に次々リトミックの表現をしていく年中児を見て「だめー」と言いながらも負けじと年長児もバスの中からちょうちょや船、兵隊の指さしまで一生懸命していました。バスの中でも「やばいねぇー」、「早く帰って練習せんといかん」など子ども達も危機感を感じていました。


一方、園に残った年中年少児は、園長の「リトミックしよう」の言葉にパーっと並び始めたのです。教師が驚いたのは、イチョウの木の下から年長児は出発しているのですが、気付くと年中児もイチョウの木の下に2列で並んでいました。本当に、遊びながらもよく見ているんだと思いました。その後気付くと年少さんも入って来て最後は年中年少みんなのリトミックになりました。


生石農園は、運転手さん達が、草を抜いてはくれていましたが、ジャガイモの間に生えている小さな草を子ども達で抜くことにしました。出発前に園長からよくよく頼まれていた子ども達は、どの子も一生懸命で、玉ねぎの間の草を引き、咲いていたじゃがいものきれいな花は摘んで帰ってお部屋に飾りました。最後は、みんなが楽しみにしていたビワを収穫しました。まず1人1個づつおいしそうなビワを採って、その場で食べました。皮を剥いて1口食べると、「おいしーい」「あまーい」と言って大喜びので食べた子ども達は、園に残っている皆の分も収穫しました。


園に戻ってから、改めて年中さん達がリトミックをしたことを聞いた子ども達は「明日絶対する。がんばる」と言って帰っていきました。
今日は、今年初めてのミキスタディー交流があり、ひつじ組さんとゲームをしたり、手作り給食を食べたり、楽しく過ごしました。

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コメント (「たいへん!リトミックをするのはどっち?」  くま組水木良美 はコメントを受け付けていません)