2016年5月6日 金曜日
連休明けの今日は昨日とうって変わって太陽が隠れて曇り空で時々雨も降る元気のない空模様でした。気づいた園長が沢山ある苺のプランターを一階テラスに一つずつ並べていきました。それを見た泣いて登園してきた年少児のA君は赤くなっている苺を見てちょっぴり笑顔になりました。並んでいるおウランたーを見てバスから降りてきた子ども達はすぐに「あ、赤い苺がある。」「こっちにもある。」と大喜び!!すみれ組のK君は「いちごのまちみたいやね。」とポツリと呟いて、そのまましばらく苺を眺めていました。ということで今日はお昼前に子ども達と苺をとりました。虫に食べられているもの、大きい苺、少し緑色が残っている苺、いろんな苺を子ども達ととっていきました。事務所前のビワも大きくなって黄色くなっていました。今日は一人一個とれるほどたくさん熟れていました。又連休明けに沢山出来ているといいなと楽しみにしている子ども達ですが、お空から同じように楽しみにしているカラスに食べられないかと心配です。
年中組では少しだけホールで親子ダンスを踊りました。子ども達は一つひとつの振りをしっかり覚えて「ピエロ♪ピエロ♪」「きらり きらり」と楽しそうに踊っていました。そして二人組になるとちょっぴり恥ずかしそうに自分の名前を言って自己紹介する姿が見られました。進級してから一カ月が経ち、少しずつ友達の名前を覚えたり親しみを持ってかかわったりしている姿が見られました。プレ年少たんぽぽ組にも5月から新しい友達が入園してきました。今日は園内を探検しました。年長組のお兄ちゃん、お姉ちゃんも部屋に行くと嬉しそうに「ここは何組よ。」と迎えてくれました。連休明け一週間の間に子ども達は駐車場のたけのこのようにぐ?んと大きく成長しているように見えました。そのたけのこはもっともっと伸びて何だか葉っぱが出てくる気配です。
2016年5月2日 月曜日
砂場で向き合って顔を見合わせて笑っている、AちゃんとBくんを見つけました。Aちゃんは大きなスコップを持ち、Bくんはジョーロを持って遊んでいました。近くに行ってみると、盛った土のうえでジャンプをして、靴の跡がつくのを見て楽しんでいたのです。AちゃんもBくんも転びそうな程、高くジャンプをして「できた!」と言いながら、靴の跡を見ていました。私も一緒になって靴の跡をつけると、足の大きさの違いに「わぁ、大きいね!」と大笑いしていました。Aちゃんはスコップで足跡を消してはつけ、消してはつけと、何度も靴の跡をつけて楽しんでいました。
また別の日、Cくんは、地面を見ながら、何かを探していました。声をかけると「ダンゴムシ…、ダンゴムシ…」とつぶやきながら探していました。そして小さなだんご虫を見つけると、大きな声で「おった!」とさけんで、嬉しそうに捕まえました。だんご虫を手にとったあと、たくさんの足があるのをみて一瞬、驚いた顔をしていましたが、すぐに見慣れて、友だちのDくんに「見て、ダンゴムシ!おった!」と見せていました。Dくんも「ダンゴムシ?」と尋ねながら、2人で、だんご虫の動きを見ていました。指でだんご虫を触ると、丸まって動かなくなったのを見て、不安そうな表情になりました。「だんご虫は丸くなるんよ」と伝えると「まる?」と聞き返し、安心したように、再び、だんご虫を見守っていました。
1、2歳児が少しずつ話せることば増え、言葉で伝えようとしている姿や、自ら友だちと関わり合って遊ぼうとしている姿が毎日見られ、楽しくなります。また虫や動物等、自然に触れたり、友だちや保育教諭との関わりを通して、様々な興味や刺激を受けながら、言葉も獲得していることを実感しています。
幼児たちが、何を伝えようとしているのか、どんなことが好きなのか、しっかり聞いて向き合っていきたいです。
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