2016年4月22日 金曜日
昨日の雨も上がり心地いい春風と晴天に恵まれた幼稚園の青空には、今日からこいのぼりがおよいでいます。
先日から大注目の駐車場のたけのこは、たっぷりとお水を飲んだかいもあって、もう男の先生が手を伸ばしても、子どもを肩車しても届かないくらい高く成長していました。あと数日で屋根よりも高くなりそうなたけのこの先にこいのぼりをつけました。高く、高くなったたけのこの先ばかり見上げていると、Aくんが「先生!洋服を脱ぎかけとる!」と言われ、はっと下を見ると竹の緑色の肌が覗いていました。子どもたちとのイメージでは上から剥げていくと思っていたたけのこの皮でしたが、下から変化が起きてきました。どうやって皮が脱げていくのか、まだまだ目が離せません。
さて、幼稚園には新しい命が誕生し育っています。園のうさぎ小屋の土の穴の中で育ってチョロチョロと姿を現した小さな、小さなうさぎの赤ちゃんをゲージに入れてテラスで見れるようにしました。小さなうさぎちゃんが自分でむしゃむしゃとキャベツを食べている様子をしばらく見ていたSちゃんは「このうさぎさん、なんさいなん?」と尋ねるので教師が「まだまだ産まれたての0才だよ。」と答えると「えーお母さんいなくて大丈夫かな、1人でごはんたべれてえらいね。」と言うので「うさぎは、すぐに歩けるようにもなるんだよ。」と伝えると「なんで違うんかな、でもおはなしはできないよね?」とたくさんの疑問が湧いていました。ゲージの側を通るたびに「かわいいね、かわいいね」と足を止めて眺めている子どもたちの姿をみると、とても微笑ましく思いました。引き続き大切に飼育していきたいです。
今年度初めての施設訪問を来週に控えている年長児たちは、各クラスで元気と笑顔を届ける練習をしています。本番を月曜日に控えるくま組さんの練習を見学にいくと、園長から「どんなにすごいお医者さんが注射をしても、手がどうしても動かなくて治らない人でも、みんなが行って笑顔であくしゅをしようって言えば、動くかもしれない。みんなはそんなすごいパワーを持っているんだよ。」と言って頂き、やる気に満ちた表情をしていました。子ども1人1人が、思いやりの気持ちを持って元気いっぱい施設を訪問できるようにしたいと思います。
青コースは待ちに待った今年度最初の手作り給食でした。チキンカレーはとってもお肉がやわらかく、おかわりをしたりとあっという間に鍋が空っぽになりました。付け合せの酢の物も一緒に、おいしく味わっていただきました。
コメント (「屋根より高くなぁーれ」 きりん組 濱本果穂 はコメントを受け付けていません)