幼稚園の日記(ブログ)

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2016年4月4日 月曜日

風が冷たい日もありますが、日中は暖かく子ども達もジャンパーを脱いで薄着になり戸外やテラスで元気よく遊んでいます。戸外に行くと花を指差し触ろうとするなど興味津々です。Aちゃんは、テラスに座って動いているありを発見してじっと見ていました。すると、幼稚園のお兄ちゃんが「あり!」と教えてくれました。年少組さんが、ぴよぴよの子ども達を気にかけてくれる姿が見られ微笑ましく思いました。また、ぴよぴよの子ども達も自分にしてもらったことを見習って小さい友達の所持品の始末を手伝ってあげたり泣いているとティッシュで涙を拭いてあげたり玩具を取ってきてなだめたりするようになり「Bちゃん、かわいいね!」と言いながら頭をなでたり抱きついたりする姿も見られます。

毎日、室内ではブロックや積み木、ボール、ぬいぐるみなど自分の好きな遊びをしていますが、最近は絵本に興味を持ち、Cくんは、絵本のかごの前に座ると1冊取ってパラパラとページをめくると、また1冊取って見ていました。それを見た他の子が絵本を取って見始めると他の子ども達も絵本を持って来て側に座って見始めました。保育教諭が、いつもしているように誰かが窓の下に絵本を持って座ると次から次へと絵本を持って隣に座っていきます。Dちゃんは、絵本を後ろに置くと『手をたたきましょう』『むすんでひらいて』など歌ったあと、「おはなしおはなしパチパチ…しずかにききましょう」と歌い始めます。すると、各々が自分のわかるフレーズを「しっしっしずかにききましょう」などと口づさんだり手で表現したりして絵本のページをひらいていきます。友達がしている遊びでおもしろいと思うとすぐ真似して遊んでいる子ども達ですが、その行為1つ1つが知恵となり経験として貯えられるのです。

日頃、外に出る前や給食の前などに保育教諭が絵本を読んでいます。0・1歳児は、集まっても落ち着けない子もいますが、2歳児になるとほとんどの子が、保育教諭の前に座って真剣に見ています。この日は『いぬのおまわりさん』の新しい絵本で歌も入っていました。以前、ひよこ組から聞こえてきた『いぬのおまわりさん』の歌を覚えていて、その場面では絵本を見ながら口ずさんでいました。

4月から三葉幼稚園は認定こども園に移行し、ぴよぴよから2歳児は幼稚園の1号認定年少組やプレ年少のたんぽぽ組に入園し3号認定のぴよぴよの1歳児は、ひよこ組の2歳児に進級し、新しく入園してくる子のお兄さん・お姉さん格になります。1号・2号認定になる子は、クラスもわかり新しい名札をもらって「ひまわりぐみ!」「ちゅうりっぷ!」と嬉しそうに名札を見せて進級を楽しみにしていました。新しいスタートの日を迎え、子ども一人ひとりが個性を出して楽しく刺激のある日々を過ごせるようにしたいと思います。

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