2016年4月28日 木曜日
昨日はあいにくの雨で外での遊びができなかった子どもたちでしたが、今朝もちょっとの雨の合間を見つけては裸足になってやわらかい地面の感触を楽しんだり、水たまりで泥遊びをしたり思う存分に遊んでいました。年少児たちも、楽しそうに遊ぶお兄ちゃんお姉ちゃんたちに
負けじと泥んこになりながらきゃっきゃと笑う姿にたくましさを感じます。
年中児の踊りで予定していた「ぼくらのおひさまパワー」は、選曲と振り付けが単純であまり子どもたちには人気がないことがわかり、園長から「もっと乗りのよい曲にしては」とアドバイスされてしまいました。そして、なんとなく浮かない表情の子どもたちに園長が「フォークダンスはどう?」と提案してくれました。教師たちで新しい曲を探していると、かわいい「カナディアン・バーン・ダンス」というのを見つけました。そして、子どもたちがかわいく活き活きと動ける振り付けを…と考え、園長が一つ一つの振りやポーズに名前を付けてくれました。ピエロ・キューピーちゃん・キラキラ・・・「お母さんに教えてあげてね。」という言葉にうなずいた子どもたちは、きっとお家でそんなポーズや動きを教えてくれると思います。と、いうのも、年中がフォークダンスを踊っているときに園長のそばにぴったりとくっついていて一緒に踊っていたちゅうりっぷ組のSちゃんが、実に上手にそのポーズを真似していたのです!それを見た年中児たちは、「3歳のSちゃんに負けないぞー!」と気合を入れ、お父さん、お母さんにも教えてあげると約束したのです。先日の参観日で踊っていたものと変わりますが、とっても楽しいので上記の3つの動きをご家庭で子どもたちと練習してみてください。
今日、ぱんだ組とりす組は駐車場にイチゴを収穫しに行きました。イチゴの甘い匂いに誘われてたくさんの虫が集まってきて隙を見て食べてしまうのです。そこで食べられる前に・・・と今日15個のイチゴを収穫し、みんなでわけていただきました。
駐車場に行くと、やはり一番に目につくのは竹の子です。この前まで、子どもの背丈程だったのに、今では後ろにひっくり返るくらい見上げなければならなくなっています。 その竹を見ながら教師が「かぐや姫って知ってる?」と聞くと、知っている子と、知らない子が半々くらいでした。チューリップからはおやゆび姫、竹からはかぐや姫が生まれたことを話すと、きょろきょろしながら、竹やぶを見ていました。また。教師が「かぐや姫は、赤ちゃんから大人になるまであっという間だったんだって。」と話すと、りす組のRくんが「かぐや姫も竹と一緒やけんよ!!」とぱっと答えてくれました。Rくんの竹の生長とかぐや姫のお話を結びつける理解力に驚きました。本物を身近に見て、観察をしてきたその実体験と、得た知識は大切なんだと改めて感じました。
2016年4月27日 水曜日
今年は砂場の藤棚の藤の木に沢山の花が咲きました。ここ数年、あまり花をつけなかった木に今年はきれいな花が咲き、子ども達も「すみれ組さんの色や!」「きれーい。私この花好き。」と見上げていました。中には「私、落ちていた花をままごとで飾ったよー。」と早速遊びにも使っていました。竹の子から始まり、今年はイチゴや藤の花など、春の自然がいっぱいです。子ども達も自然に負けないよう沢山のことを経験し、スクスクと育って欲しいと教師達も気付き、触れ合い育んでいきたいと思っています。
年長の子ども達は今『年長』になったということをとても意識して何でも自分達でする。力を合わせてする。を合言葉のようにして生活しています。今日も「施設訪問の練習をするから準備しよー。」と言うと、片付けをする子、数を数えながら椅子を並べる子、と自然と役割ができ、お弁当の後も、「机を運ぶから手伝ってー。」「雑巾がけもしよー。」「先生!雑巾洗って干してきます。」と声を掛け合いながら進めていました。何でも自分たちでできる憧れの年長になった子ども達。ぜひ家庭でも子どもを信頼し、できる事は何でもさせてください。
また、年長4クラス、火曜日から日替わりで施設訪問に交流に行っています。今日はきりん組が歩風里に行きました。今日は行く前から笑顔を届けに行こうと言ってもらっていたことで、とてもかわいい笑顔で交流できました。お年寄りからも「かわいいねー。」と言ってもらい、自信を付けて園に戻っていました。明日はらいおん組とぞう組が合歓の木との交流に行きます。施設訪問で多くの事を学んでいる子ども達。「元気をあげに行く。」「笑顔を届ける。」ことを意識しながら、相手の為に何かをする喜びを感じられる子どもになって欲しいと願いながらこの活動を続けていきたいと思います。
健康情報 嘔吐下痢 1名
2016年4月26日 火曜日
元気いっぱい登園してきた子どもたちは鞄を片付けると図鑑を持って出かけて行きました。どこへ行くのかな?とついて行ってみると、友達と協力して重たい植木鉢を動かしてダンゴムシを捕まえていました。年長のR君は「先生ダンゴムシはキャベツ食べるんよ!知らんかったやろ!」と図鑑を見せてくれました。それを見た年少の子も「見たい!貸して!」とダンゴムシのページを嬉しそうに見ていました。
いま三葉幼稚園には、うさぎの赤ちゃんが産まれています!他にもザリガニやカブトムシの幼虫がいます。たくさんの生き物たちがいるなかで、動物達の生命に興味を持って優しい気持ちで大切に育てていけるようにしたいと思います。
今日の遊びのなかでやったミニ運動会の競技「くっつき虫くっつけ」は子ども達も大好きで、笑顔で走りながら飛び込んできます。古森先生に声をかけて頂いてお帰りの時間に少しやって見ようかなと思っていると、いつもはなかなか自分から話しかけてこない子が「またくっつき虫して」と言ってきました。お帰りのときに少しやると、自分の番はまだかまだかと楽しそうにワクワクしながら待っていました。子ども達の名前をただ呼ぶのではなくリズムや歌に乗せて呼んだり、少しスキンシップをはかるだけでこんなにも子ども達と楽しくコミュニケーションが取れるんだなと改めて感じました。
また、ここ数日ミニ運動会に向けてこいのぼり作りをしたり踊りの練習をしたりしています。今日はくま組のお兄ちゃんお姉ちゃんを呼んできて年長の踊り「これがにほんのおまつりさ」を教えてもらいました。T君は「年長さんはかけっこもかっこいいし、踊りもかっこいい」と言って、早くいろいろな学年の踊りを覚えたいと言っていました。これからも楽しく元気いっぱい踊れるようにしたいです。
〈健康情報〉
嘔吐下痢1名
手洗いうがいをして、暑くなってきているので水分補給もしっかりとしたいと思います。
2016年4月25日 月曜日
今日も「おはよー!」と元気いっぱい登園してくる子どもたちの笑顔を見て嬉しくなりました。
テラスの所で園長にあった子どもたちが、「古森先生何してるの??」と集まってきて、ジーっと様子を見ていました。すると、「ほら見て。ここに生えてきた竹の子も大きくなってるんだよ。」と教えてくれました。そしてその竹の子に広告で折った小さな小さなかぶとをかぶせてくれました。「ちっちゃい!かわいいお帽子やね。」「作りたーい!」と言うと、子どもたちとそこにいた教師は「それじゃあ作ろうか。」と言って一緒に作り始めました。完成すると嬉しそうにかぶっている姿が見られました。それを見て「作りたい!」とどんどん子どもたちの思いが広がっていきました。そして、「私だけのかぶとにする!」と作ったかぶとに絵を描いている子もいました。
教師が少し遊び心を持って遊びのヒントを与えることで子どもたちは興味を持ち、それがどんどん広がって発展していくのです。
くま組は駐車場のからすえんどう豆とくっつき虫で遊びました。園長に教えてもらって、からすえんどう豆は笛になること、くっつき虫は服にくっつくことを知った年長児は、くっつき虫を首の周りにつけてネックレスや腕の周りにつけてブレスレッドにしたりして時間を忘れて嬉しそうに遊んでいました。
園に戻ったくま組の子どもたちは、たんぽぽさんに「見て!くっつくんだよー!」と配ってあげたり、からすえんどうの豆を笛にしてみせたりするなど紹介していました。
紫色の豆を見つけたY君は、「これを植えたらからすえんどうができるかもね。」と園長に言ってもらって、大事そうに持ち帰っていました。
好奇心が旺盛で何にでも興味を持って遊びに取り入れる子どもたちの姿は本当に面白いな、楽しいなと感じ、教師の働きかけの大切さを改めて感じる一日になりました。
また、遊びの中でミニ運動会の流れをしていきました。
踊りやかけっこ、玉入れなど、いろんな学年でかかわって楽しみながらミニ運動会までの活動を進めていきたいと思います。
今日の給食は、パン、シチュー、バナナでした。「野菜も食べれるよ!」と何度もおかわりしている子もいました。みんなで楽しく、おいしく頂きました。
保険情報
嘔吐下痢1名、手洗いをしっかりしましょう。
2016年4月24日 日曜日
1歳児を連れて2歳児の部屋へ行くと1歳児の部屋にはない粘土があるのを見て目を輝かせて机の周りに集まってきました。1歳児のAくん・Bくん・Cくんは、粘土を手に取ると小さくちぎって粘土板の上に並べていました。そして、一緒に遊んでいた2歳児や年少児が丸めたり大きさの違う粘土を組み合わせたりしてアンパンマンや食べ物を作っているのを見てAくんも少しずつちぎり方を変え、真似ようとしている様子でした。しかし、まだ手先がぎこちないAくんはイメージはできていても思うような形になりません。又、Bくんはままごとコーナーからお皿を持ってくると、ちぎった粘土を入れていました。その様子を見ていたCくんやEちゃんも自分でお皿を持って来て嬉しそうに粘土を入れて遊んでいました。
黙々と遊んでいる友達の様子を見ていた、月齢の低い幼児達もそれぞれの遊びをしながらも粘土に興味を持っている様子でした。していた遊びに満足すると粘土を置いているテーブルの近くに行き、2歳児がちぎったり並べたりしている様子を見ていましたが保育教諭が持っていた粘土や粘土ケースに入っている粘土に手を伸ばして触れてみていました。
1歳児だけでは、ちぎったり集めたりする初歩的な遊びも2歳児や3・4歳児と一緒にすることで刺激や学びとなって自然と遊びが広がっていくことを感じました。
2016年4月23日 土曜日
園庭の木々達が、まぶしいほどに 若葉が生き生きと芽吹いています。
一枚一枚の赤ちゃんの銀杏の葉っぱが、一丁前に銀杏の葉の形をしているのが当たり前ですが、とても可愛く見えます。
生き生きとした若葉は、元気な子ども達にとてもよく似合います。
今日は、初めての参観日、後援会総会の日です。
朝早く保護者と登園してきたIちゃんは、「見て見て!こんな事も出来るよ!」と太鼓橋やジャングルジムへとお母さんの手を引っ張って行き、できる様になったことを得意気に見せていました。
子ども達にとっても今日は、特別な日の様です。
平成28年度後援会総会は、ホールが一杯になるほどの大勢の方に参加して頂きました。総会中は、静かに話を聞いてくださる方ばかりで、とても良い雰囲気の中、三役さん方のスムーズな進行のもと、無事総会を終える事が出来ました。
さて、各クラスの保育参観、保護者会も引き続き楽しく行われました。
たんぽぽ組さんは、保護者の方と一緒にこいのぼりを作りました。
のりを使ってべとべと塗るのが楽しくてたんぽぽさんならではのこいのぼりが出来上がり、嬉しそうにみんなに見せながら帰っていきました。
年少さんは、別れ際に泣いた子も親子ダンスを何度も踊って、皆いつの間にかニコニコ笑顔になっていました。
年中さんは、昨日から作りたくてたまらなかったこいのぼりを夢中になって作っていました。あまりに楽しそうなので保護者の方もほのぼのとした気持ちで子供たちの姿を眺めておられました。
ひつじ組さんとうさぎ組さんは、園庭に出て元気一杯大好きな踊りを踊りました。
年長さんは、ちょっぴり激しい?親子ダンスをリズムに乗って楽しく踊りました。
見ている方も思わず拍手をして応援していました。
どのクラスも保護者の方々に笑顔で参加して頂いていました。
保護者会では、各クラス5名ずつ一家庭一役プラスのお手伝いをお願いしたところ、どのクラスにも快く引き受けてくださる方がいらっしゃいました。本当に心より感謝し、お礼申し上げます。
本日はお忙しい中、保護者の皆様、役員さん方に後援会総会、保育参観にいらして頂き、ありがとうございました。
今後とも後援会活動へのご協力をどうかよろしくお願い申し上げます。
2016年4月22日 金曜日
昨日の雨も上がり心地いい春風と晴天に恵まれた幼稚園の青空には、今日からこいのぼりがおよいでいます。
先日から大注目の駐車場のたけのこは、たっぷりとお水を飲んだかいもあって、もう男の先生が手を伸ばしても、子どもを肩車しても届かないくらい高く成長していました。あと数日で屋根よりも高くなりそうなたけのこの先にこいのぼりをつけました。高く、高くなったたけのこの先ばかり見上げていると、Aくんが「先生!洋服を脱ぎかけとる!」と言われ、はっと下を見ると竹の緑色の肌が覗いていました。子どもたちとのイメージでは上から剥げていくと思っていたたけのこの皮でしたが、下から変化が起きてきました。どうやって皮が脱げていくのか、まだまだ目が離せません。
さて、幼稚園には新しい命が誕生し育っています。園のうさぎ小屋の土の穴の中で育ってチョロチョロと姿を現した小さな、小さなうさぎの赤ちゃんをゲージに入れてテラスで見れるようにしました。小さなうさぎちゃんが自分でむしゃむしゃとキャベツを食べている様子をしばらく見ていたSちゃんは「このうさぎさん、なんさいなん?」と尋ねるので教師が「まだまだ産まれたての0才だよ。」と答えると「えーお母さんいなくて大丈夫かな、1人でごはんたべれてえらいね。」と言うので「うさぎは、すぐに歩けるようにもなるんだよ。」と伝えると「なんで違うんかな、でもおはなしはできないよね?」とたくさんの疑問が湧いていました。ゲージの側を通るたびに「かわいいね、かわいいね」と足を止めて眺めている子どもたちの姿をみると、とても微笑ましく思いました。引き続き大切に飼育していきたいです。
今年度初めての施設訪問を来週に控えている年長児たちは、各クラスで元気と笑顔を届ける練習をしています。本番を月曜日に控えるくま組さんの練習を見学にいくと、園長から「どんなにすごいお医者さんが注射をしても、手がどうしても動かなくて治らない人でも、みんなが行って笑顔であくしゅをしようって言えば、動くかもしれない。みんなはそんなすごいパワーを持っているんだよ。」と言って頂き、やる気に満ちた表情をしていました。子ども1人1人が、思いやりの気持ちを持って元気いっぱい施設を訪問できるようにしたいと思います。
青コースは待ちに待った今年度最初の手作り給食でした。チキンカレーはとってもお肉がやわらかく、おかわりをしたりとあっという間に鍋が空っぽになりました。付け合せの酢の物も一緒に、おいしく味わっていただきました。
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