幼稚園の日記(ブログ)

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2016年3月8日 火曜日

卒園、進級まであと何日・・今週始まってから通園バスや遊びのなかでそんな声が聞こえてくるようになりました。子ども達も作品やアルバム整理などをしているときも「あーこんなことしたね。」と一年間を振り返って思い出す出来事を何となく懐かしく感じているようです。そしていよいよ本格的な春の足音が聞こえてくるこの頃、園庭では毎日大勢の子ども達でにぎわい至ところで楽しそうな歓声が上がっています。

そんななか今日は不意に緊急地震速報が鳴りました今年度最後の避難訓練で子ども達には訓練があることは伝えていませんでしたが、園庭で遊んでいた子ども達は一瞬立ち止まり、何が起きているのか放送と教師の様子で判断しすぐに園庭の真ん中に集まり、ダンゴ虫になって静かにじっとかたまっていました。しばらくそのまま待っていると副園長が「地震がおさまったようです。お部屋にいるお友達はすぐに先生が行くからそこで待っていて下さい。」と言ったのを聞いて教師が保育室に向かうと保育室にいた子ども達は自分達で防災頭巾をかぶり、突然のサイレンにあわててかぶれなかった子も机の下に潜り込んでじっとうずくまっていました。

避難訓練

又、調理室やぴよぴよ組でも慌てず連携を取り合って子ども達を集め、放送でおさまった事を確認してから靴を履いたり避難車に乗ったりしていました。怖がって泣いたりパニックになったりする事はほとんど無く今まで何度か訓練を重ねてきた事がずいぶん身に付いているように感じました。災害はいつやって分かりません、だからこそ「自分で自分の身を守る!」という気持ちを小さい時から身につけていかなければ・・・と思いました。

また、昨日より卒園式の形が決まり、年長さんは練習を始めています。今日は様子を見に行くと今までの形とは全く違い、保護者と卒園児の距離が近くよく見える様な形になっていました。あまり書くと期待が薄くなるので後日にしますが、三葉らしい子どもと教師、保護者が心に残る温かい式にしていきたいと思います。練習後に副園長が「今着ている制服、ポロシャツ、名札とももうすぐお別れだよ。あと少ししか着ることができないんだよ。」と子ども達に話しました。

本当に今のクラス、今の友達、先生と過ごせるのも残りわずかです。使った部屋、遊具、制服の一つひとつに思い出がいっぱい詰まっているのです。そして年長さんはその一つひとつとお別れしないといけないのですが、それはまた一年生になるという喜びでもあります。子ども達も教師も今、一番充実した楽しい時が終わるのを惜しむように一日一日を大切に過ごしています。

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