幼稚園の日記(ブログ)

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2016年1月12日 火曜日

「あけましておめでとうございます。」と元気な声が聞こえてきて、今日から三葉幼稚園の3学期が始まりました。アルバムや着替え袋等大荷物を抱えてよろよろしながらも友だちや教師を見つけて嬉しそうに「おはよう。」と集まってくる子どもたちに教師たちも自然と笑顔になりました。

そして、所持品の始末を終えて戸外に出てきた子どもたちはすぐにお正月遊びを楽しもうと羽根つきや凧、こま、けん玉、竹馬のところに集まってきました。門に入った時から新しいものが出ているのをしっかり見ていたのです。「これやりたい!」と思い思いに遊び始めた子どもたちはどの子もとても嬉しそうでした。羽根つきでは、なかなか羽根を打ち返すことができませんでしたが、少しずつラリーが続くようになり「コン、コン♪」と心地よい音が響いていました。こま回しは、軸のところを持ってくるっと回すと隣のこまとぶつかりながらも回る様子がおもしろく年少さんたちはしゃがんで顔を寄せ合って見入っていました。ひもを巻きつけて回すこまは教師に手を持ってもらって投げようとするものの、手を離すタイミングがつかめず、何度も失敗しながら根気強く練習していました。  けん玉や竹馬もまだまだできるようになった子は少ないのですが、興味をもっているので明日からも子どもたちと挑戦したいと思います。

さて、楽しく遊んだ後、始園式になりました。全員揃って「あけましておめでとうございます」の挨拶をすると副園長が元気いっぱいのひよこちゃんを紹介してくれました。久しぶりに友だちや教師に会えて大喜びのひよこちゃんたちは、副園長の話にもすぐに反応して「あのねー!」「わたしねー!」と楽しいおしゃべりが止まりません!途中、「ひよこちゃん、シーっ!」と注意される場面もありましたが、とっても微笑ましくそれも、副園長の話にのっておしゃべりがはずんでいることに「ひよこちゃんすごいね!」と教師間で話題になりました。ひよこちゃんだけでなく、年少、年中、年長児もよく話を聞くことができていました。鏡のようにつるつるのおもち、角がなく丸いおもちをお正月の間飾り、それをみんなで分けて食べる鏡開き。なぜ、おもちを包丁で切らず、たたいて割ったり手で削ったりすることと、「鏡切り」「鏡割り」ではなく「鏡開き」というのでしょう・・・?それは、人を刀で切る、縁を切る、仲間割れなど、嫌なイメージのある言葉ではなく縁起の良い「開く」という言葉を使うんだよと教えてもらいました。そして明日は、その鏡もちを使ってぜんざいを作ってみんなで食べる約束もして楽しみに降園しました。

副園長の話にもありましたが、3学期は進級、就学前の締めくくりの学期です。一つ大きなお兄さんお姉さんになるため子どもたちと一日一日を大切に充実した保育を行うことを年の始めに心に決めた教師たちでした。

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コメント (「今日から3学期」           ぱんだ組 富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)