2016年1月23日 土曜日
今日のフリースクールは、「カルタを作って遊ぼう!」をテーマに参加して下さった皆さんと楽しく過ごしました。カルタには様々な種類があり、今日はなぞなぞカルタ・食育カルタ・伊予弁カルタを紹介しました。伊予弁カルタでは、“さぶいぼ” “じゅるたんぼ” “つばえる”ってどういう意味だろう?と保護者に質問すると、説明してくださり皆で「なるほど?!!」と頷いていました。そして、各県や地域にはその土地土地の特色あるカルタが作られており、四国の中でも愛媛県には伊予弁カルタのほかにも道後温泉カルタ。香川県にはうどんカルタ。高知県には土佐弁カルタ。徳島県には阿波弁カルタがあることも分かり、子ども達も教員もたくさんの種類のカルタに興味を持ちました。
カルタ取りでは、保護者の皆さんに読み札を読んでもらい、子ども達はカードを見つけて元気よく「はい!!」と言って取りに行っていました。年長・年中・年少・教員の順番にカルタ遊びをしましたが、最後まで盛り上がりとても楽しそうでした。カルタ取りの後は、みんなで三葉幼稚園のカルタ作りです。自分で好きな文字を決めて、そこから絵を描きました・年少児のAちゃんは、自分の書ける字が“つ”だったので“つ”から始まるつりかんの絵を描いたり、クレヨンで塗るのが好きなプレ年少児のB君は、お兄ちゃんに “おえかきたのしいよ” と読み札を書いてもらってカルタを作りました。その他にも「きのぼりできたよ たのしいな」と木登りをしているところや、「こだいこをねんちょうになったら ぜったいする!」「つりかんがだいすきすぎて ようちえんからかえらない」「きらきらきれいな おつきさま」と以前のフリースクールでしたお月見をカルタにしている子もいました。出来た三葉幼稚園のカルタは、どれも楽しくとても素敵なカルタでいっぱいになりました。
手作りカルタにニスを塗って乾くまでの間、子どもだけでなく保護者の方も一緒にお正月遊びを楽しんでいただきました。夫婦でけん玉の対決をしたり、子どもと羽根つきをしたりして和気あいあいの雰囲気をとても心地よく思いました。
フリースクールも2月で最後になりますが、また子どもたちと保護者の方と一緒に楽しい時間を過ごしたいと思っています。
2016年1月22日 金曜日
昨日、さくら組のK君とHちゃんが、廃材で長い列車を作って走らせていました。その姿を見た副園長が「暖かいテラスで遊んだらいいよ!」と声をかけて、布テープで線路を作ってくれました。それに気付いた子ども達は、大喜びで線路の上を自分達で作った列車を走らせ始めました。それを見た周りの子達も、廃材で列車を作って走らせてたくさんの列車がつながっていました。そして、今日も登園したK君は、テラスに出て列車を作っていました。すると、周りの友達も作り始め、完成した列車をみんなで走らせるとつながって線路にいっぱいになってしまいました。困ったK君は、線路がいっぱいになって動かなくなったので長くしてほしい」と副園長に言いに行き、カラー積み木や布テープで線路をつないでもらいました。長くなると、みんなが仲良く走らせることができ、とても嬉しそうでした。線路を伸ばす時に積み木をせっせと運んでくれたひよこ組さんも、お部屋に帰って列車を作り、走らせていました。
たんぽぽ組では、Cちゃんが粘土を伸ばして曲げて文字を作っていました。「もも」「した」などたくさんの文字ができると他にもいろいろな文字になることに気付きました。そこで、この文字でひよこ組の先生の名前になること教えると並べ直して先生の名前ができるとひよこ組まで見せに行っていました。「すごいね!」とほめてもらうと、嬉しくなり「自分の名前も作る!」と言って張り切って作っていました。それを見ていた周りの友達も知っている文字を作って見せてくれました。分からない文字があると「え」分からんと言って教師に文字を書いてもらい見ながら作ったり、文字の上に粘土を並べて作ったりして考えて作っているのにとても驚きました。
今日は、不審者が来た時の避難訓練をしました。副園長が放送で避難の仕方を分かりやすく話してくれたので、みんなが放送をしっかり聞いて避難することができました。中から鍵を閉めて不審者が入れないようにするということを覚えていた年長児は、教師が一つ閉めている間に他の出入り口の鍵を閉めていました。また、ぞう組の男の子は、「女の子、中に入って」と言って自分達で考えて避難する姿があり、とても感動しました。家でも、留守番をしている時、鍵をしっかり閉めて隠れるということも学びました。
★出欠情報★
インフルエンザ1名。土日は、外出後の手洗い、うがいをするなど体調管理をお願いします。
2016年1月21日 木曜日
今日、年長児の卒園記念DVD収録がありました。朝のバスでもそのことが話題になり、大きくなったら何になるか言い合っていました。そして、それを聞いていた年中組のA君が「年長さんが卒園したら僕たちが年長になるんよね。」と言うとすかさずI君が「小さい友達がきたらお世話してあげんといかんのよ。」Yちゃんが「年長さんみたいにかっこよくなる。」と胸を張る姿が見られました。
バスが到着すると、すでに年中組の先生たちの撮影が始まっていました。それを見たYちゃんは「わぁー!緊張する!」と声をあげました。そしてお部屋では服装の点検をして身だしなみを整えて準備万端で緊張した面持ちでスタンバイし、収録が始まりました。
詳しくはお楽しみですが、園歌や手話、言葉、歌など撮影をしましたが、言葉のところではなかなかみんなで言うところがそろわずやり直しが続き、子ども達の中にはそろそろ集中力が切れ始める子の姿もみられ始めました。「教師の合図の仕方や位置が悪いのかもしれない。」と副園長が気付いてくれ「自分たちでタイミングとれるかな。心の中で1,2って数えれるよね。」と言われると大きくうなずいた子ども達は自分たちでタイミングを計って上手に合わすことができていました。さすがです。他にも急きょ手話の歌を変更したのですがそれにもすぐに対応する事ができる子ども達に教師たちはうなるばかりでした。
全体での撮影が終わってからは各クラス大きくなったら何になりたいかを一人ひとり言って収録していきました。大きなカメラの前で、緊張している様子はありませんが、大きな声でそれぞれが「警察官」「サッカー選手」「〇〇屋さん」と人気の職業をあげる中、「ピアニスト」「絵描きさん」「スポーツチャンバラの先生」と自分が興味を持ってかかわっている職業もでてきていました。お父さんがジュース屋さんだから「ジュース屋さん」と家の職業を意識している子もいて面白いなと思いました。そんな中、「幼稚園の先生」と言ってくれる子もいて嬉しく思いました。中には迷っている子もいて副園長は「今まだなりたいものが決まっていなくていいんだよ。途中で変わっても良いんだよ。」と言って自分の夢が変わっていった人の話をしてくれました。その話を子ども達は目をキラキラさせながら聞いていました。今日の子ども達がこれからそのように成長していってくれるか、一層楽しみになりました。
これから卒園まで一日一日を大切にしていきたいと思います。
2016年1月20日 水曜日
今日ひつじ組はケアフル土居田、うさぎ組は歩風里を訪問しました。お正月明けの訪問だったこともあり、大型カルタを使ったカルタ取りをしました。お年寄りに読み札を読んでいただいて、子ども達がカルタを取ったのですが、お年寄りの声を静かによく聞いてしっかりとることができていました。ふれ合い遊びでは、「むすんでひらいて」をしたのですが、子ども達がお年寄りの手をつないだまま手を高く伸ばすと皆さん手もしっかりと上まであがっていて、子ども達の力はすごいなと改めて実感しました。
「いかのおすし」の踊りでは、練習の時に副園長にいかのおすしの説明をすることをアドバイスしてもらっていました。
「いか」…知らない人についていかない
「の」 …知らない人の車に乗らない
「お」 …大声を出す
「す」 …すぐに逃げる
「し」 …知らせる
という踊りの意味を説明するとお年寄りも「すごいな」とよく聞いてくださっていました。
最後の歌では、「たきび」と「春よ来い」の歌をうたいました。春よ来いは子ども達は初めて歌う歌だったのですが、歌詞が情景を思い浮かべやすいのですぐに覚えることができました。お年寄りもたきびの歌はもちろん、春よ来いの歌は皆さんが口を大きく開けて一緒に歌ってくださいました。また、3月にも訪問する予定なので昔の唱歌や童謡など美しいメロディーと情緒のある歌詞に触れさせていきたいなと思いました。施設訪問を重ねるごとに子ども達の成長がみられ、これも幼稚園ではできない体験の場を提供してくださっている施設の皆さまのお蔭であると感謝しているところです。又、年長になるという意識をもっていけるようにしたいと思います。
★こあら保育? 初めての一人登園★
今日、こあら組は初めての一人登園でした。バスに乗る時はちょっぴり泣いている子もいましたが、園に来るとうさぎにエサをあげたり、滑り台やブランコをしたりしてすっかり笑顔になって楽しそうに遊んでいました。おやつの時間はみんな楽しみにしていて、いも天をぺろっと食べて「お代わり♪」と言う姿がみられました。これからも幼稚園は楽しいところという思いを持って登園してくることができる環境を準備していきたいと思います。
2016年1月19日 火曜日
今日は暴風雪警報のため自由登園になりましたが、たくさんの子どもたちが寒さに負けず元気に登園して来ました。さすがに子ども達も所持品を始末すると戸外に出ないで室内で遊んで遊んでいました。そんななかふと外を見てみると雪がたくさん降っていました。それを見たひよこ組のI君が「ゆきやこんこ」といつも歌っている歌を思い出して口づさんでいる姿がとても可愛かったです。雪が降り始めたことに気がついた子ども達は、副園長に「帽子をかぶったら外に出ていいよ」と言ってもらうとすぐ帽子を取りに行き嬉しそうに園庭に飛び出して走りまわっていました。正門の入り口のタイルの部分にほんの少しだけ雪が積もっているのを見つけた年長児は、雪を集めていましたが「もっと積もったらいいのにね」と友達と楽しそうに話していました。一方、ひまわり組の子ども達は雪が降ったり止んだりしてとても寒かったので、昨日の強風で落ちていたまつぼっくりや杉の実や木の枝を集めて砂場の穴に入れてたき火ごっこをはじめました。実際に火は付いていないのですが、子ども達は「あったかいね」と言いながら手をかざしていました。どうやら焼きいもの時のたき火のイメージが重なっているのだと思いました。そばに行ってみると、何だか本当にあったかくなったような気持ちになりました。
部屋に入ってからひよこ組では、発表会の踊りをしました。「うさぎとかめ」のオペレッタをするのですが、かっけこを刷る時どうしようか教師が悩んでいると、副園長が「ぴよぴよのすべり台を使ってもいいよ」とアドバイスをくれました。それを持って来てセットするとすぐにぴよぴよから来た子ども達は慣れた様子で遊び始めました。順番に同一方向から登ることを伝えると、約束を守って友達と一生懸命登っていました。その後子どもと一緒に振り付けを考えながら踊っていると、隣のぴよぴよの子ども達が見に来てくれました。今日が初めての練習でしたが、子ども達はすぐに覚えて得意そうに踊っていました。ぴよぴよさんから拍手をもらってとても嬉しそうなひよこ組の子ども達でした。
その後オペレッタで使う葉っぱに色を塗りました。1人ずつ筆を持って塗っていきましたが、子ども達はとてもていねいに塗ることができていて、とても驚きました。今日は少人数での練習でしたが、明日からはひよこ組のみんなで発表会に向けて楽しく踊ったり歌ったりしていきたいと思います。
今日は急きょ家庭弁当になりましたが、子ども達はとても嬉しそうに友達と並んで食べていました。明日はオレンジフーズの給食になります。急に厳しい寒さがやってきましたが、手洗い・うがいをして風邪をひかないようにしましょう。感染症はありません。
2016年1月18日 月曜日
朝降っていた雨があがると、子ども達はすぐに外に飛び出していきました。今日から実習生が来てくれているのに気付いた子ども達は、早速「遊ぼう」と誘って、鬼ごっこや砂遊びをしていました。お正月遊びもたくさんの子ども達が楽しんでいました。羽根つきや竹馬はできなくても諦めずにできるようになるまで挑戦し、できると嬉しそうに教師に言いにきていました。年中のK君は、竹馬をななめにして乗るとバランスがとれることに気付いて乗ることができていました。
先週、発表会でするオペレッタのお面を作ったことを覚えていた子ども達は、自分のお面を「それ僕の!私の!」と言って頭に被ってお互いのお面を見合っていました。
発表会の練習で、たんぽぽ組さんと合同ですることになったことで関わりが増え、今日は練習の流れで給食も一緒に食べることにしました。子ども達は、どっちの部屋で食べるか自分で決めてすみれ組とたんぽぽ組が好きな方に入って食べました。終わった子達は、両方の部屋の大型積み木を集めて、支えて高くしたりして遊んでいました。粘土も、貸し借りしながら遊ぶ姿がみられました。たんぽぽ組とすみれ組では、普段から部屋を行き来して関わっているので、自然とクラス関係なく入り混じって遊んでいました。このような関わりを大切にし、年中になってクラスが変わっても安心して登園できるように繋いでいきたいと思います。明日は、ひまわり組さんがすみれとたんぽぽの部屋で合同で過ごすようになっているので、また明日が楽しみです。
降園前には、発表会でするオペレッタ「ねずみのよめいり」の踊りをした後、「ねずみのよめいり」の絵本を読みました。すると、子ども達は自分の役が登場すると、「わぁ、出てきたよ」と嬉しそうに言い合いながら所々、歌も歌いながら見ていました。これからも、楽しんで練習していきたいと思います。
今日の献立は、「みかんパン・ナポリタン・バナナ」でした。
明日、幼稚園は雪が降ったら自由登園になります。雪が降らなかったら通常保育になりますがどちらもお弁当を持たせて下さい。
2016年1月17日 日曜日
最近までハイハイしていた1歳児のAちゃんが、保育士に手を差し出して自力でv歩こうとする姿が見られるようになりました。ソファーに座るとゆっくり立ち上がり、1歩ずつバランスをとりながら少し離れた所にいる保育士に向かって歩いてきます。転びそうになりながらも何度も挑戦しようとするAちゃんの姿に感動しました。Aちゃんも自分で歩けるようになってきたことが嬉しくて、キュービックスライダーの周りを行ったりきたりしていました。
階段もハイハイですが上まで一人で上りきることができるようになり、登ると満足そうに笑っていました。そんなAちゃんの様子を見ていた0歳児のBくんも自分で登ろうと、キュービックスライダーに手をかけました。1段目・2段目と1つづつ上の段を目指して登って行きます。始めは少し上がって立ち止まり上の段まで登れそうもなかったのですが、途中で保育士が支えてあげて何度も登っては降りての繰り返しをしているうちに、自分で上の段まで登ることができるようになりました。
そのうち周りに他の幼児たちも集まってきて、それぞれが真剣な表情で登ることに挑戦し始めていました。
登園後しばらく泣いていた1歳児のCくんもその様子を見ていつの間にか泣き止んで、お気に入りでいつも手に持っている汽車をキュービックスライダーをレールにして何度も走らせていましたが、しっかりと車を手で持ち、キュービックスライダーの横を歩きながら上の段から走らせたり、下り坂をゆっくり走らせたりして楽しんでいました。トーマスや汽車が好きなDくんも好きな列車を持って、Cくんの後に続いて走らせます。Dくんは汽車を持って階段を1段ずつ登り、下り坂をすべらせると、自分も車を追いかけて続いてすべっていました。
このように幼児たちの身体の発達が日々見られ、動きも活発になり行動範囲も広がってきています。安全面には留意し、幼児の発育・発達に見合った環境作りに努めていきたいと改めて実感しています。
コメント (「カルタを作って遊ぼう♪」 くま組 井上沙紀 はコメントを受け付けていません)