2015年11月2日 月曜日
今日から11月。
秋の心地よい風と共にひよこ組にも新しい友達が増えました。
本当に不思議なもので新しい友達が入ってくると、必ず今までの子達が、お兄さんお姉さん振りを発揮するのです。さっそく今日もK君とNちゃんが靴箱やロッカーの場所を探したりタオルをかけてあげたりしていてなんだかとてもほんわかした気持ちになりました。
さて、雨上がりの園庭に一番に飛び出したS君は、団地にクレーン車がいるのを見つけました。S君の声にひよこさんたちが集まってきて、フェンスにかじりついて見入っていました。また2階のテラスからは、クレーン車を見て絵を描いている年長さんもいました。
年中さんもクレーン車を運転している人を見てA君は、「大きくなったらクレーン車を運転したいな」と希望に胸を膨らませていました。
同じクレーン車を見ても子ども達ひとりひとり色々な思いや活動が広がっていくのがステキだなと思いました。
また、ひよこ組にも芸術の秋は、やって来ています。廃材遊びが大人気。今日入園したAちゃんも早速仲間入りをして楽しそうに箱を並べて遊んでいました。K君は、作っている物がどんどん大きくなっていって机が手狭になってくると、自分の作っている物を床に下ろしてそこで作り始めました。その姿が年中さんや年長さんみたいだなと思って驚きと共に感動しました。「知恵」は、こうして身についていくものなのですね。
そして今日は午後から「ドナルドショー」がありました。
「ドナルドさ?ん」と呼ぶ子ども達の声と共にドナルドさんが登場すると大歓声!ドナルドさんが話すたびに子ども達は、拍手をしたり、笑ったり、うなずいたりと話をよく聞いて反応していました。
一粒のお米からたくさんの米になることを紙芝居を通して教わり、又自然の恵みを頂いているのだということで何を頂くんだろう?・・と考えました。頂くと言うことは「ありがとうだね」何にありがとうだろう?
お米や野菜を作ってくれる人にありがとう。魚を取ってくれる猟師さんにも作ったものをお店に運んでくれる人にもありがとう。お店屋さんにも食事を作ってくれるお父さんお母さんにもありがとう。子ども達からは、「調理師さんもありがとう。」と言う声が聞かれました。
そして色々なありがとう全部を心につめて「いただきます」をしようね。と言う話をしてくれました。
普段から副園長が、色々な機会に感謝の気持ちを!という話をしてくれるので三葉っ子の心の中にす?っと素直に入ったのだろうなと思いました。
又、さくら組のK君がお迎えに来たお母さんの顔を見るなり「お母さん、ご飯作ってくれてありがとう」と言っている場面に出会いました。
K君のお母さんは、ちょっとびっくりしたような顔をしていましたが、今日のドナルドショーの話をすると、とても感動されて、笑顔一杯でK君に「K君すごいね。ありがとう」と言っている姿を見てそばにいた私までK君の「ありがとう」の心が伝わってきました。
そして「ありがとう」って本当にいい言葉だな。♪あったかいな。♪と改めて思いました。
そして三葉幼稚園の子ども達ってなんてステキなんだろうと思いました。
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