幼稚園の日記(ブログ)

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2015年11月1日 日曜日

最近ぴよぴよの2才児たちも、友だちと関わって遊ぶ姿が、たくさん見られるようになりました。

保育室で電話でやりとりをして遊んでいるAちゃんとBちゃんとCくんに気付き側に行ってみると、3人が耳に当てていたのは、電話ではなく積木でした。

Aちゃんが「もしもし」と呼びかけると、BちゃんとCくんも積木を耳に当てて「もしもし?」と返事をしていました。しばらくするとBちゃんが「こんにちは」と言うと、Cくんは元気よく「パン1つください!」とパンを注文しました。どうやらパン屋さんに電話をしていたようです。AちゃんとBちゃんが「はーい!わかりました。」と言うと、Cくんは「またね、ばいばい!」と言って電話は終わりました。

今までは個々で玩具の電話を耳に当てて、うなずいて満足していた幼児が、今では、相手の方を見ながら話したり、うなずいたりして、かかわりながら遊んでいるのです。その姿がとても可愛らしく保育士も見入ってしまいました。また、友だちと会話することでコミュニケーションがとれ、遊びも広がっていくのだと感じました。

また戸外でも小さな発見がありました。

Aちゃんが「見て!見つけたよ」と手のひらをパーにして見せに来てくれ、その上にあったのは、小さな貝がらでした。その貝は渦を巻いていて、とても綺麗な形をしていました。近くにいたDちゃんもその貝がらを見て「私も!」と言って一緒に探し始めました。「ここにいっぱいあるよ♪」とAちゃんに教えてもらうと、Dちゃんは貝がらを夢中になって拾っていました。そして、たくさん見つけて「こんなにあったよ!」と見せてくれました。

普段、何気なく歩いていた園庭ですが、幼児たちにとっては、どんな小さなことも、大きな環境になり、新しい発見につながるのだと感じました。

次はどんな発見があるのか、楽しみです。そして、幼児たちの視点を大切にしていきたいと実感しました。

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