2015年10月14日 水曜日
「砂場の砂が減っている!」と副園長に声をかけてもらった子ども達は、スコップや一輪車を手に砂が山のようになっている滑り台の下や、ビックボスの所などから集めて、一輪車に乗せ砂場に運んでいました。その様子を見ていたひよこ組さんもスコップを持ってお兄ちゃん達のマネをして砂を楽しそうに運び始めました。また、教師に木の枝や石も拾うように言われたぞう組のO君は、ひよこ組のA君にも優しく「木や石ものけるんよ」と教えてあげていました。
運動会に向けて、園庭は少しづつトラックが広がり子ども達の遊び場は狭まっていきます。それでも、遊べるところを見つけて遊ぶのが三葉っ子達です。包丁ままごとのコーナーでは、時間に合わせて学年、クラスがかわりながら、色々な料理が出来上がっていました。
運動会まであと3日になって、突然年長児の鼓笛隊が崩れ始めました。今日の鼓笛隊はバラバラ、座り方もかっこ悪い。副園長にも「楽器はおもちゃじゃないよ。後3日しかないんだけど」と注意されました。旗の子の座りからも、片足を立て、とってもかっこいいはずなのに気が付けば前かがみになっていたり…。子ども達にどんな座り方にしたらできるか聞くと、「片足を立てて、胸を張るかっこいい座り方」とやっと見せてくれました。分かっているのに…。お昼を食べた後の子ども達の様子にちょっと不安になってきた教師たちでした。少し気分を変えたいと、太鼓の打ち方、旗やポンポンの動きを変えてみましたが、後は子ども達に任せることにしました。子ども達を信じること、これが三葉の教師の合言葉です。課題のたくさん残る練習でした。それでも、年中さん達はテラスから鼓笛隊を見ながら「僕は来年シンバルがやりたい」「?がしたい」と憧れのまなざしいっぱいなのです。放課後ひみつの特訓をした子ども達は、少し自信にもつながったようで、明日の練習を楽しみにしていました。
また、四国民謡めぐりでは、今までにないウェーブも見どころです。後3日、子ども達の良いところを見つけて、褒めながら運動会当日は、子どもが自分で考え行動し、三葉っ子らしい運動会になるように援助していきたいと思います。
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