2015年9月3日 木曜日
今日は朝から踊りやリレーで園庭がにぎわっていました。年長さんが片手を腰に当ててかっこよくかまえてバトンを持つ姿を見て、今年は何組が1位になるのか今から楽しみだなと思いました。
今日ひつじ組のK君が園内でコオロギを見つけました。コオロギを育てたい」と思ったK君でしたが虫かごの中には枯れた葉っぱしか入っていませんでした。それではご飯もないし、おうちもないからコオロギがかわいそうではないかと話すと、みんなでコオロギが住みやすいおうちを作ってきちんと毎日世話をするから飼いたいと口々に言いました。H君が「図鑑にコオロギのっとったよ」と言ってすぐに部屋に取りに行くと、T君は「図鑑なら図書館にもあるね」と言ってみんなでコオロギの飼育方法を調べました。すると、月刊絵本の付録の図鑑にのっていて、飼育ケースに土を入れること、エサはナス・リンゴ・キュウリなどが好きなことを知り、さっそく土を入れて、ままごとコーナーでナスとリンゴを見つけてエサを用意しました。又、図鑑にはトイレットペーパーの芯で作ったトンネルと折りたたんだボール紙の絵がありました。そこで、廃材箱の中からトイレットペーパーの芯やティッシュやお菓子の箱を見つけて作り始めました。図鑑にはなぜそれが必要なのかということは書かれていなかったので「どうしてそれがいるのかな」と尋ねると「トイレットペーパーの芯は半分に切ってトンネルみたいにして隠れて遊ぶけんやない?」、「折りたたんだボール紙は暗くして夜みたいにするんやない?」と子どもたちなりに考えたことを話してくれました。折りたたんだボール紙はケースの周り全部に立てて暗くなるように図鑑とは違う方法で試してみることにしました。本来ならば自然の中にいれば自由に暮らしていたはずのコオロギを飼育するということは命を大切にしてきちんと世話をしなくてはいけないことをしっかりと子ども達にも伝えていくようにしたいと思います。
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