幼稚園の日記(ブログ)

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2015年9月20日 日曜日

2才児の遊戯室には、毎日レゴブロックの電車や大型積木のバスが走っています。今朝も登園したAくんは所持品の始末を済ませるとレゴブロックで遊び始めました。レゴブロックの中から、タイヤのついた車を見つけると電車をつくって「ガタンゴトン・・・」と走らせていました。以前には見られなかった電車の音を再現しながら走らせる姿を見て、幼児によって音の捉え方が違いますが、普段聞こえる電車の音をきちんと聞いて表現していることに感心しました。今ではたくさんの言葉を覚え、バックさせながら「ピーピー」と言ったり、「出発進行!!いってきます、ばいばーい」と言ったりと、元気な幼児たちの声が保育室で響いています。しばらく電車を走らせて遊んでいると、しまじろうとアンパンマンの玩具を見つけました。1つずつ電車に乗せ走らせて、しまじろうやアンパンマンが落ちるたびに乗せ直していたAくんは運転手になりきっていました。

また2才児のBくんは車の上に大きな羽根をつけて飛行機をつくり、床の上を走らせていました。大きな羽根で、今にも飛びそうでした。普段、飛行機や電車が見えると「あっ!」と指をさしながら見ている幼児たちです。普段の生活の中で、なにげなく聞こえている音や見ているものは、幼児たちの記憶に残っていき、創造性を広げていくのかなと感じました。


また大型積木の車には、実際に幼児たちが乗って出発進行です。保育士が並べた積木の高さを調節してあげると、1人ずつ幼児たちが座り、あっという間にお客さんがいっぱいになりました。1才児と2才児が入り混じった大きなバスになり、みんな、まるで本当のバスに乗っているかのように笑顔いっぱいになりました。

私も、幼児同士の関わりを大切にし、幼児たちが楽しく遊べるような工夫を見つけていきたいと思います。

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コメント (「でんしゃガタゴト」  ぴよぴよ 小笠原美湖 はコメントを受け付けていません)

2015年9月18日 金曜日

今日は子ども達がおじいちゃん、おばあちゃんに心を込めて書いた敬老の日のハガキを投函しに行きました。朝、バスの中で今日はどこに行くのかを聞いてみると「おじいちゃんとおばあちゃんのハガキポストに入れに行く!」ととても嬉しそうに話していました。ひよこ組の幼児達は教師から「ハガキをポストに入れに行こう!」と呼びかけられると、急いで排泄に行き、急いで片付けをして、急いで自分の靴を取りに行く姿が見られました。一方、年中さん、年少さんはバスに乗る前に自分でハガキを持っていて、友達と見せ合っていました。そしてみんなが笑顔で「いってきます。」と楽しそうに出発していきました。

そしてひよこ組の幼児達もバスに乗り、近くのポストへ行きました。バスを待っている間に年中さんの踊りの音楽が流れだすと、みんな一斉に踊りだす姿がみられ、待っている間もとても楽しそうでした。初めてバスに乗る子どももいましたが、ウキウキしながら運転手さんに「お願いします」と「ありがとう」を元気いっぱい言うことができていました。ポストの所へ着くと教師から渡されたハガキをとても大切そうに持って、2枚ある子は1枚ずつ嬉しそうに入れていました。バスを待っていたたんぽぽ組の子ども達は「ポストに入れて音を聞くんよ」「こうやって聞くよ」とポストに耳を当てて音を確かめていました。

年長さんは西郵便局に行き、たくさんのことを教えてもらいました。帰りのバスで聞いてみると、「ポストの中をみたよ」「大きいのと小さいので別れとるんよ」と自分たちが見た物、聞いたことを教えてくれました。年長さんはお家でもハガキがどのようにして届くのか聞いてみてください。学んだことをたくさん話してくれると思います。このような経験はあまりできない事なので、年長さんにとってはとてもいい経験になったと思います。おじいちゃん、おばあちゃんに書いたハガキは土曜日か敬老の日には届く予定です。早く届くといいなとおもいます。

<保健情報>

季節の変わり目で熱を出す子が増えています。気をつけましょう。

 

 

 

 

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コメント (「おじいちゃん、おばあちゃん待ってってね♪」       ひよこ組今川未貴 はコメントを受け付けていません)

2015年9月17日 木曜日

雨上がりの園庭に水たまりが出来ていたので、運動会の練習をするために教師がおおきなスポンジのついたローラーで水とりをしていました。すると、副園長が朝早くに登園してきたAちゃんに「先生のお手伝いしてあげて」と声を掛けてくれると、泣いていたAちゃんはすぐに泣きやんで教師と水とりを始めました。重たいローラーを一人で持ち、水たまりを探しては吸いとることを楽しみ、すぐに笑顔になりました。お手伝いをすることが楽しくて張り切り、スポンジが水いっぱい吸う度に、「いっぱいになった」と教師に伝え、専用の容器で吸った水を教師が絞るという役割を決めてしていました。容器に吸ったスポンジを上から押さえて絞り大量の水が出るのを見ていたAちゃんは、次第に教師がしていることも一緒にし始めました。Aちゃんがしている様子を見て、何か楽しいことをしているなと思ったひまわり組の三人組も寄ってきて、三人で力を合わせてローラーを押して水とりを始めました。一人ではできなくても三人でなら楽しいしローラーを押すことができることに気付いた三人は何度も水とりをしていました。

 

ひよこ組さんは、水たまりでぴちゃぴちゃ遊ぶことが楽しくて、何度もキャーキャー言いながら遊んでいました。そこへ水とりにきたAちゃんが、ひよこ組さんに当たらないように気を付けながら、ローラーの向きを変えて、水とりをしている姿を見て、何度も繰り返しながらいろんな方法を考えているのだと、子どもの考える力って改めてすごいなと思いました。水たまりで遊んでいたひよこ組さんもローラーに、興味津々でずっと水をとる姿をみていました。教師が「してみる?」と聞くと、喜んで「やっとできる!」という思いを込めて必死でローラーを押していました。

 

次に副園長が、溝を作ってトラック内の水を外へ出そうとしているのを見つけた子ども達はどんどん集まってきました。集まってきた子ども達に副園長がトラックに水が戻らないようにする方法を考えてと課題を与えると子ども達は口々に案を出し始めました。トラックの外に池を作ったらいいとアドバイスをもらった子ども達は、トラック内の水たまりの上に土を持ってきて水がもどってこないようにしたり、必死で水を外側にかき出そうとしたりしていました。雨上がりの園庭の水とりをする作業さえ子ども達にとっては楽しみになったり、考えたりする場になるのだと思いました。又、子ども達にとってお手伝いも遊びであり学びであり楽しみであるという手応えを感じ、教師も共にできる活動を大切にしていきたいと思いました。

 

今日、年長児は、砥部焼きセンターに絵皿制作に行きました。職員の方に、絵付けをする際に気を付けることをしっかり聞き一人ひとりが集中して真剣に描いていました。前日に描く練習をしていたので、自分の好きな絵をそれぞれ描き始めましたが、真っ白なお皿に描くということで、最初の一筆に緊張している子もいました。全員が描き終わると、次はお皿が完成するまでの流れを実際に見せてもらいました。初めて見ることばかりで子ども達は真剣に見ていました。今日、描いたお皿は完成すると真っ白のピカピカのお皿になることも教えてもらい、完成をとても楽しみにしていました。

 

今日の給食は、豚丼・ニラもやし炒め・ポテトサラダ・バナナでした。子ども達は、豚丼をとても楽しみにしていて、何度もおかわりをしていました。

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コメント (「お手伝いも遊びの一つ」 すみれ組 上田有沙 はコメントを受け付けていません)

2015年9月16日 水曜日

今朝、第一駐車場の畑でさといもの花が咲いていることを副園長が教えてくれました。私はさといもの花を見たことがなかったので、早速畑に見に行きました。さといもの花は、私がイメージしていたような花とは違い、黄色でとても上品でしたが、すでに満開が過ぎてしおれかかっていました。今日は、雨が降って子ども達と見に行くことができませんでしたが、花が咲いているタイミングを逃さずに、見に行く機会を作りたいと思います。テラスにつるしている枝豆の色は、徐々に黒くなってきました。先週、枝豆とりをしたりす組の子ども達も色が変わってきていることに気づいて、大豆ができるのを楽しみにしています。

 

運動会の競技を遊びの中に取り入れて、かけっこをしたり踊りをしたりしている子ども達ですが、今日年少児のかけっこを見ていると、友達に負けまいと必死な表情で走っている姿が見られました。片付けの後、ひよこ組さんから「一緒に踊りをしよう!」と声を掛けられたりす組の子ども達は、ひよこ組さんとペアになって喜んで列車を作りました。9月から入園してきたばかりの子もいるひよこ組さんです。りす組の子ども達の思うように動いてくれません。それでも、一緒に手を合わせて踊ったり、同じ目に高さにかがんで踊ったりしている子ども達を見て、自分より小さい子に合わせることができるようになっていることを嬉しく思いました。元気いっぱいで活発なSくんとペアになったYくんは、「全然言うこときいてきれんかったけど、一緒に踊りができて楽しかったよ!」と満足していました。三葉幼稚園は、どの学年ともかかわりがもてるという良さがあります。それは、子ども達の心を育てたり、影響を受けて知恵や技術をため込んだりする貴重な経験なのです。こうした他学年とのかかわりを大切に保育をしていこうと思います。

今日は、青コースの手作り給食でした。

献立は、胚芽米・ソーセージの天ぷら・ツナサラダ・きんぴらごぼう・りんごでした。

 

<保健情報>

季節の変わり目、風邪で欠席している幼児が数名います。体調管理に気を付けて下さい。

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コメント (「ひよこ組さんと踊ったよ!」 りす組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2015年9月15日 火曜日

ひまわり組の子どもたちは登園してくると元気よく裸足で園庭に出ていきました。そして年中児がステージの上で踊っているのを見て、次々と集まってきて踊り始めました。いつの間にか他の学年の踊りも覚えて楽しそうに踊る子どもたちに驚きました。K君は年少の曲がかかると「あ!!!」と言って、すり足で円を描き、「みんなー!この線の上で踊るよー!」と周りの子に声をかけていました。

年少児は先日、「自分で旗を2つ作って、持って踊ったらいいよ」と副園長に言ってもらいました。何人か自分で、お家の人に旗を作るための袋がいることを伝えることができ、自分で持ってきた袋で作っています。旗を持って踊っている子は、自信に満ちていて元気よく踊っていました。それを見た子は、「いいなー!持って踊りたいけん明日持ってくるね!」「どんな模様のにしようかなー♪」と言っていたので、楽しみにしています。(年少児が言っているナイロン袋とは、厚手の色や模様のついた25cm中の袋です。)

最近いろいろなところで秋を感じます。ひまわり組のSちゃんとMちゃんは、テラスに干していた銀杏の種を「くさーい!」と言いながらも友達と何度もにおっては顔を見合わせて楽しそうにしていました。その姿がとても可愛くて教師まで笑顔になりました。H君は、「三輪車のところに落ちとるよね!」と銀杏の実に気付いていて、「こっちこっち♪」と、友達を連れて行って教えてあげていて、すごいなと感心しました。(※幼稚園のいちょうの木に銀杏がたくさん実っています。欲しい方に差し上げます。声をかけて下さい。)

また、各クラスで植えていたトマトのリリコを、もう夏も終わりなので子どもたちと抜くことになりました。世話する大切さ、収穫する楽しさ、嬉しさ、たくさんのことを教えてくれたリリコちゃんに“ありがとう”と言って片付けました。

ひまわり組は真っ赤なトマトが3つ収穫でき、ご飯の時にみんなで食べました。野菜が苦手な子も、「水やりがんばったけん!食べる!」と言って食べることができました。まだきれいな緑色のトマトがたくさんついていたので、ひまわり組のリリコはもう少し世話をしてみることにしました。するとサーッと何人かが砂場へ走っていき、やかんに水を入れてきてくれ、それには本当に感心しました。植えた以上、責任を持って最後まで子どもたちと世話をしていきたいと思います。

今日は赤コースが手作り給食です。メニューは、ししゃもの天ぷら、切り干し大根、コーンサラダ、リンゴでした。たくさん遊んで運動会練習も頑張った子どもたちは、あっという間に食べ終わると、何度もおかわりをしていました。

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コメント (秋がそこまで♪  ひまわり組 鈴木麻未 はコメントを受け付けていません)

2015年9月14日 月曜日

朝、子どもたちが登園する時間は空気がひんやりと冷たく秋を感じさせられます。教師が戸外の環境の準備をしていると、「わーい!一番乗り!」と嬉しそうに裸足で年長の男の子たちが走って園庭に出てきました。「あ、銀杏や。」「くさいけど食べれるんよね。」など話しながら子どもたちも季節の変化に気が付いている様子でした。

さくら組のKくんが「先生、お空に!!」と指差した方を見ると、ポンタ農園の向こうの山から飛行機雲がのびてきていました。「わぁ、ほんとだ!」と周りの子どもたちが見ているとその飛行機雲は見る見るうちに長くなり、あっという間に創価学会のビルの向こうに消えていきました。子どもたちも飛行機雲を追いかけじわじわ移動していき、いつの間にか年長児が集まっているドームに行っていました。すると、年長児が口々に「へびみたい。」「なわとびよ。」と雲の形を見て、イメージをふくらませて言っていました。ぞう組のRくんは、その横に広がるもやのような雲を見て「先生、あれは大波小波やね。ざぶんざぶんてなるよね。」と言っていました。すると、他の子どもたちも「わたあめ雲かな。」「さらさら雲かな。」と言い出しました。年長のHくんが「調べたらいいんよ。」と提案し、AくんとKくんと一緒に図書館に行きました。図書館に入るtお「ぼく図鑑があるとこ知ってる!」と一目散に行って雲の図鑑を探していました。「さすが年長さんだな。」と思って見ていると、「雲」の図鑑がありません。「”雲”がないから”空”を探そう。」と一冊ずつ目で追いながら真剣な表情で探していました。Hくんが「あったよ!」と持ってきたのは飛行機の図鑑でした。Hくんは飛行機雲がどのように作られるのか調べたかったようです。ようやく雲が載っている図鑑を見つけると文字を一つずつ指でなじって読んでいました。AくんとKくん、Hくんは図書館から見える雲と図鑑を見比べて「うすぐもだね。」と言っていました。次々と図鑑や本を探しているとKくんが「ぼく研究者になりたいんよ。だからいっぱい本を読むんよ。」と言っていました。するとAくんは「ぼくは虫の博士になりたいんよ。」と言い二人で盛り上がっていました。二人の話をこっそり聞きながら、真剣に話す姿がかわいくておもわず微笑んでいました。子どもたちが大きくなったとき、きっと幼稚園で経験したこと、感じたことが生きるに違いないと思います。幼稚園の中で一つ一つ成長している子どもたちですが、どんな大人になるのかなと思うと、とても楽しみです。私たちは子どもたちの成長の根っこになる部分を育てるために、いろんなことを経験させたり、感じた気持ちを言葉にできるように援助したり、日々の活動を大切にしていきたいと思います。

今日の給食は、「食パン・いちごジャム、豆乳シチュー、バナナ」でした。年長児はお泊り保育以来二回目、年少・年中児は幼稚園で食べる初めての食パン。「ふわふわだ!」「おいしいね。」とどの子もぺろっと完食でした。

《今日の保健状況》

季節の変わり目で風邪をひいている子が多いようです。園内でも手洗いうがいをこまめにしていきます。ご家庭での指導もよろしくお願いします。ぴよぴよで1?2名、ひよこ組で1名手足口病が出ています。ご注意ください。

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コメント (「ぼく、研究者になりたい!」   ぱんだ組 富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)

2015年9月13日 日曜日

ぬいぐるみで遊ぶことが好きな子ども達は、自分の気に入っているぬいぐるみを見つけると嬉しそうに抱きしめそれぞれで遊び始めます。

2歳児のAちゃん・Bちゃんは、畳の上にぬいぐるみを置くと、フェイスタオルを布団にみたててかけて、普段自分たちがしてもらっているようにトントンと叩きながら寝かしつけていました。最近では、寝かしつけるだけでなく、抱っこやおんぶをして世話をする姿が多く見られるようになりました。1歳児のCちゃん・Dちゃん・Eくんも2歳児がぬいぐるみで遊んでいるのを見て、同じようにぬいぐるみを持って来て真似て世話をする姿が見られるようになりました。

他の遊びでも友達と関わる中で普段、見たりしてもらったりしていることを遊びに取り入れて展開させている様子がみられます。2歳児のkちゃんは、友達の髪ゴムがとれかかっていると、手を伸ばして何とか直してあげようとする姿がみられました。又、1歳児のMくんは、自分よりも小さいと思っているお友達に持っていたおもちゃを貸してあげたり世話をしようとしていました。Tちゃんは普段、保育士がしているように手遊びをした後、絵本を楽しそうに見ていました。

普段の生活の中で子ども達は、お互いの遊びや保育士の動きなどをよく見ているのだと感じました。又、その中で譲り合うことや関わり方などを学んでいっているのだと思いました。

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コメント (「小さな先生になって」    ぴよぴよ 松浦万実 はコメントを受け付けていません)