2015年8月22日 土曜日
お盆でお休みをしていた子ども達も登園してきて、にぎやかになってきたぴよぴよです。今週は、ぴよぴよの保育室と遊戯室の床暖房工事のため、幼稚園のお部屋を借りて保育をしています。1歳児は、さくら組の保育室・2歳児は、ひまわり組の保育室です。子ども達は、始め、幼稚園の保育室に入ってくると雰囲気が違うので不安そうに所持品の始末をしていましたが、慣れるにつれ、広い保育室を走り回ったりテラスに飛び出したりするようになりました。それを見た副園長が、幼稚園の先生にも手伝ってもらって畳を入れたりマットを広く敷いたりして、ぴよぴよの保育室に近い状態にしてくれました。すると、子ども達は保育室で落ち着いて遊び始めたのです。改めて、環境を整える大切さを感じました。
日に日に幼稚園の保育室にも慣れ、自分のロッカーも覚え、登園してくると今までと同じように所持品の始末をして遊び始めます。
ぴよぴよから持ってきた玩具で遊んだり絵本を見たり…。保育室が変わってもいつものように絵本を持って棚の前に座り背中に隠すと「しっしっ」と人差し指を口に持っていき、Aちゃんが歌を歌い始めました。そして、BちゃんとCちゃんも絵本を持って座り、それぞれが横並びになって絵本を見始めました。また、絵本棚に並べてある絵本は取りやすく、他の子達も興味を持って見ています。中でも、かたつむりやかえる、花火が出てくる本が好きでDくんが「でんでん!」と言うとEちゃんの見ていた絵本にも、かたつむりがいて「あっあっ」と指を差していました。保育士が『かたつむり』の歌を歌うと両手でかたつむりを表現したり歌詞に合わせて頭や目に手を置いて表現していました。人差し指と中指を出して角を表現するのは難しく片手の甲にもう片手をグーにしてのせていると、2歳児のFちゃんが指をチョキにして見本を示してくれました。
保育室でなぜかはっているだんご虫を見つけたGくんが、じっと見ていると、HちゃんやIちゃんもやって来ました。そして、テレビ番組で『だんご虫』のフレーズを踊ったのを思い出したようで、Gくんが四つんばいになって保育室を動き回り始めました。保育士が「だんご虫、だんご虫」と歌うと他の子ども達も四つんばいになり後を追いかけていました。見たことや経験したことを覚えていて、すぐ表現できる子ども達の発想のすばらしさに驚かされました。来週からは、また、ぴよぴよの保育室に戻りますが、子ども達の成長に合わせた環境を準備し、刺激のある日々を過ごしていきたいと思います。
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