幼稚園の日記(ブログ)

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2015年7月12日 日曜日

春の運動会以来幼児たちの間で人気になった足こぎ用カートを久しぶりに出そうと準備をしていると、置いている場所を知っていて目をキラキラ輝かせて嬉しそうに待っていました。そして1台出すと2歳児のAくんにつづき、1歳児のBちゃんも大はしゃぎで「ブーブや!」と思わず声に出うしていました。2歳児のAくんや1歳児のBちゃん・Cちゃんは早速好きな色のカートを見つけて乗りました。保育士が「用意は良いですか??」と呼び掛けると、壁際に整列し、大きな声で「はーい!」と返事をしながら待っていました。

「よーいドン!!」の掛け声に、3人の競争がスタートしました。向こう側にいる保育士の元まで辿り着くと、満面の笑みでハイタッチをする姿が見られ微笑ましく思いました。3人の競争の様子を見ていた2歳児のDちゃんや1歳児のEくんも好きな色のカートを見つけると、急いでとびのりました。

始めは絶対自分が乗ると意地でも離れなかったBちゃんでしたが、他の幼児も「貸して?」と手をそろえてやって来ると、すっとカートから降りて譲ってあげる姿が見られました。それを見て、Bちゃんの大きな成長の芽生えを感じました。また、違うところでは1歳児のEちゃんがカートに乗ろうと一生懸命足をあげていました。真剣な表情で、カートが倒れても自力で起こして乗ろうとしていました。

額に汗を流しながら自力でやっと乗れた時には、嬉しそうに生き生きとした表情で保育士の顔を見ていました。保育士が「できた?!」と一緒に喜んで拍手をすると、Eちゃんも声を出して笑いながら同じように拍手をしました。とても可愛いEちゃんの笑顔に癒された瞬間でした。しばらくぴよぴよちゃんの部屋からはにぎやかに遊ぶ声と音が響き渡っていました。


こうして、幼児たちは保育士や他の幼児たちと触れ合って遊ぶ中で身も心も成長していっているのです。日々の小さな成長を見逃さず、より良い活動ができるよう今後の保育計画を見直していきたいと思いました。

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