幼稚園の日記（ブログ）

2015年5月5日 火曜日

ぴよぴよの幼児達は登園すると裸足になります。そして保育士が「帽子を被るよ。」と声をかけるとすぐに自分のロッカーから帽子を取って素早く過振りくつ箱からくつを持ってきます。それ程お外が大好きな幼児達に「今日はくついらないよ」と声をかけると不思議そうな表情でくつを片付けてテラスに出て来ました。「お外に出ないのかなぁ」と手足をもじもじしている子もいます。全員がそろうのを待って「このまま外に出ようね」と声をかけると恐る恐る裸足の足を踏み出し砂場の方へ歩いて行きました。途中からＡくんＢくんは元気よく走って行きましたが、Ｃちゃんは初めての裸足にちょっと戸惑い気味に足の裏に刺激を感じながら保育士の顔を見上げてにこっと笑うと歩いて行きました。砂場へ行くと年長児のお姉さんがだんご虫を持っていてＡくんの手の平にそっと乗せてくれました。Ａくんはだんご虫が動き始めたのであわててもう片方の手で上から押さえて逃げないようにフタをしました。その様子に気づいたＤくんが寄ってきて「だんご虫？」と言いながらＡ君の手に顔を近づけました。Ａくんがそっと手を開くとだんご虫が手の平の上でモゾモゾと動き始めそれを２人でじっと見ていました。だんご虫は指先まで進みそのまま砂場に落ちて見えなくなってしまいました。

砂場の横ではＥくん達が三輪車も上手にこぐことができるので友達を呼ぶと後ろに乗せて走っていきます。他の幼児はまだ足でこぐことができないので三輪車にまたがってつま先で歩いたり後ろから誰かに押してもらったりして楽しんでいます。

室内では一年中裸足で過ごしている幼児達は日常的に足の裏からも刺激を受けていますが戸外では土の上を歩いたり砂場を歩いたりすることで土の感触や砂のざらざら感、石ころのチクチク感から更に刺激を受けています。これからも裸足になって戸外でたくさん遊び足裏からたくさんの刺激を受けて脳の発達を促していきたいと思います。