幼稚園の日記（ブログ）

2015年5月1日 金曜日

朝から青空が広がる中、園庭では、青コースを中心とした、お引っ越しゲームが始まりました。年少さんは、「お引っ越し」という意味が分かりにくい子もおり、自分のクラスの先生の後にぞろぞろとくっついて歩いてばかりでゲームになりませんでした。そこで副園長が考えてくれて年少組それぞれに言葉をなげかけました。副園長は、「さあ、ひまわり組さん。いろんなクラスの先生がいるよね。どの先生の所でもいいから１０の間に行くよ。みんな迷子にならないように行ってね。いろんな先生の所に行ったらいろんな先生と仲良くなるんだよ」と声をかけるとひまわり組の子ども達は、めいめいに自分が行きたい所に走っていきました。なぜか、副園長が言葉をかけると子ども達は、笑顔いっぱいで駈足で目的の所まで行くようになりました。他の年少組も同じようにすることで少しずつ「お引っ越し」という意味が分かったようです。このお引っ越しゲームは、ミニ運動会でもする予定ですが、さあ、子ども達は引っ越しができるのでしょうか。

そして、赤コースの子ども達は、プランターにできたイチゴについて話を聞きました。「朝、赤くなっているイチゴを見付けてくれたお友達がいるんだよ。みんなこのイチゴは、どうしたらいいかな？」と問いかけるとらいおん組のK君はすぐに「みんなで分ける」と言いました。三葉幼稚園では、１個でもみんなが分け合うことを大切にしています。その大切にしていることを子ども達の口から出てきたことがとても嬉しく思いました。今日は、12個のイチゴを７クラスで分け合って食べました。みんなで分けたイチゴは本当に小さかったのですが子ども達は「うわーおいしい匂いがするよ。おいしい」と言って笑顔いっぱいで食べていました。連休明けは、青コースのクラスがイチゴの話を聞いてみんなで赤くなったイチゴを採って分け合うことでしょう。

らいおん組の子ども達は、ロッカーの工事が入るということで自分のお道具箱を整理して、ぞう組のお部屋に移動しました。連休明けには、新しいロッカーと収納、新しい備品が入ります。5月7日木曜日には、ロッカーに子ども達と新しいシールを貼ってお道具箱ももどってきます。明るくてきれいになった保育室で子ども達を迎えるのが楽しみです。