2015年4月14日 火曜日
新学期が始まり、2日目の今日は、「雨」も一休み。 少しだけ、お日様が顔を出してくれました。
園庭では、砂場、ままごと、泥団子作りなどそれぞれの遊びのコーナーで色々な帽子の子ども達が集まって遊んでいてとてもにぎやかで活気があり、早くも三葉っ子パワーを感じました。
そんな中、園庭に「アブラハムやエビカニクス」などなじみのある曲が流れると、次々とあちらこちらから子ども達が集まってきました。
年少さん達に踊りが分かるように 前に立って自信たっぷりに踊る年長さんの姿は、「さすがだなあ」と思いました。
「クラスの先生のところにあつまれ?」と言う副園長の声を聞いて年少さん達も皆、自分のクラスの先生のところに集まってきました。
あっという間に自分のクラスの帽子の色のところに集まってくるので本当に驚きました。
やっぱり皆でするのは楽しいのです。お引越しゲームが始まると、ひよこぐみのSちゃんも「私も行かなくちゃ」と言わんばかりに自分で靴を履き、お姉ちゃん達の中に入っていきました。それを見たY君も「行く」と言って大きい組さんの仲間入りをしていました。
「気持ちは大きい組さん」のひよこ組さん達を見て頼もしくもあり、ほのぼのとした温かい気持ちになりました。
新入園児さん達がニコニコなのはもちろん、年長さん達の笑顔も負けていません。副園長の声にあわせて、担任の先生がお引越しをする姿を見て、ニコニコと先生の姿を目で追い、その後、満面の笑みで先生のところにお引越ししていく年長さんの表情は、とても可愛らしく輝いていました。あまりに楽しそうに踊ったりお引越しゲームをしたりする子ども達を見て楽しくなってきた副園長は、皆に、「ごほうびだよ」と言って、おやつをくれました。家で食べる時は、あっという間に食べてしまうだろう一枚のビスコをとても大事そうに長い時間かけて食べていました。
これもまた「みんなのパワー」なのですね。
おやつを食べたら「給食もちゃんと食べようね」と副園長と約束した子どもたち。
年少さんのお部屋を回って行った副園長が「年少さんとは思えない」 と言う程、皆ちゃんと座って美味しそうに給食を食べていました。
明日は、初めてのお家の方の手作りのお弁当の日です。
毎日一つずつ楽しい心のお土産を持って帰ってもらえるよう、明日もまた子ども達と楽しいことを見つけていきたいなと思います。
2015年4月13日 月曜日
朝から降っていた雨も子ども達が登園する頃にはすっかりやんでいました。今日は新入園児も含めて全園児が登園する始めての日です。不安そうに登園してきた新入園児も朝の時間をゆっくり過ごすことが出来たことで、給食の時間には落ち着いてみんなと会話をしながら食べる姿が見られました。又、進級児たちはロッカーや靴箱も新しくなり自分のシールを見つけて嬉しそうに友達と話をしていました。明日は天気が回復し、戸外で遊べるのを楽しみにしています。
今日年長クラスでは新しくなったせいさくくれよんの使い方を子ども達に説明しました。このくれよんは今までのパステルと違い、廃材やガラスなど何度も描くことができる魔法のくれよんです。さっそく使い方を子ども達に話すとそれぞれのクラスで廃材やビニール袋に絵や模様を描いて楽しんでいました。年中組、年少組も各クラスで担任が子ども達に使い方を伝えたいと思います。
前述のように初日から今日は給食がはじまりました。年少児にとっては初めての給食なので、本日のシチューは食べにくいということで、副園長に献立を考え直してもらい、ナポリタンになりました。子ども達が大好きなナポリタンは今日は副園長が心をこめてたくさん作ってくれました。子ども達は「おいしい!おいしい!」と言って口の周りを真っ赤に染めながらたくさんおかわりをしていました。
明日は赤コースが早コースになります。教師もしっかり環境を整えて気を引き締めて保育に臨みたいと思います。
2015年4月12日 日曜日
4月に入り、満開の桜が冷たい雨に早くも散ってしまい、桜の花びらのじゅうたんが水に浮き沈みしている今日は幼稚園の入園式でした。今日まで何とか散らずに進入児を迎えてくれました。
そんな中、ぴよぴよにも新しいお友達が増え、幼児たちは増々活発に遊ぶ姿が見られるようになりました。2歳児は普段自分たちが実際にしていることをごっこ遊びに取り入れて、友達と言葉のやりとりを楽しみながら遊んでいます。1歳児も好奇心旺盛で、友達の側に行き、真似をして遊んだり部屋の中を歩き回って自発的に身体を動かしながらのびのびと遊んでいます。
保育士がキュービックスライドとキュービックハイハイを畳まで運んでくると、1歳児のAくんがすぐに寄って来ました。すると、BくんやCくんもやって来て、いつの間にかその周りがにぎやかになりました。Aくんは腕と足の力を使って上手に登り、勢いよくすべっていました。するとBくんも、隣に並び同じように手を伸ばし、腕と足に力を入れて自力で登ろうとしていました。しかしなかなかできません。そこで保育士が少し支えてあげると登りきることができ、満足そうな表情でおしりをつけてすべることができました。その時は少しこわばった様子でしたが、1回すべりきり楽しいのが分かると、もう一度自分で登ることに挑戦していました。慣れてくると、腹ばいになってすべったり自分なりに体勢を変えたりしながら楽しんでいました。
Cくんはさっきまでは真似をしてすべることを楽しんでいましたが、今度は自分がすべり終えるとBくんがすべってくる目の前に立ち、顔を覗き込んでBくんがすべってくるのを待っていました。そして目と目が合うとにこっと笑い、その様子を見ている保育士も心が温かくなりました。またCくんは、色んな玩具が入ったカゴの中からお気に入りのトーマスを持って来て走らせながらすべっていました。トーマスを勢いよく走らせた後、腹ばいになってすべりながら追いかけて捕まえることができると、保育士にとびっきりの笑顔を見せていました。
こうして幼児たちは、幼いながらも幼児同士関わりながら遊びを広げ、刺激し合って身も心も成長していくのだと改めて実感しました。
2015年4月10日 金曜日
今日は平成27年度、、三葉幼稚園、入園式でした。外は朝からあいにくの雨でしたが、新しい制服、新しい帽子をかぶってアーチをくぐっている子ども達は、目をキラキラと輝かせていました。これから始まる幼稚園の生活に期待を持った表情、だけど、ちょっぴり不安げな表情も・・・。みんな様々な思いを胸に抱いて登園してきてくれたのだと感じました。
保育室に入ると、恥ずかしそうに「おはようございます」と挨拶したり、肩にワッペンをつけてもらうと嬉しそうにワッペンを触ったり、体を揺らして交通安全の鈴を鳴らしたりしている姿がとても微笑ましく思われました。保護者と一緒に所持品の始末をしながら「このマークやね」「通園バッグはこっちで、上靴袋がこっちやね」など確認しながら自分で所持品を片付ける姿も見られました。そしていよいよホールへ移動です。保護者から離れられる幼児は並んで自分たちでホールに移動するようにしたところ、ほとんどの幼児が友達と手をつないで、しっかり歩いて行くことが出来ました。初めて参加する式に、少し緊張している様子でしたが、教師と手遊びをしている間に緊張もとけていました。「ちゅうりっぷぐみさーん!」「ひまわりぐみさんー!」と、副園長が元気よく声をかけると、負けないぐらいの元気な声で「はーーい!」と返事をすることが出来ていました。また、担任紹介では、教師のつけた名札を使って「何組かな??」とクイズ形式で副園長が紹介してくれたことで、子ども達は口々に「さくら!たんぽぽ!」と楽しく話を聞いてしっかりと答えていました。
入園式の途中に、在園児からお祝いの言葉や、踊りのプレゼントがありました。始めは目を丸くしていた子ども達も、リズムに乗って体を揺らしたり、「あそこにおるよ!」と姉の姿を見つけて手を振ったりと楽しんで踊りを見ていました。
入園式後は、お部屋で新しくもらったシール帳に、保護者の方と一緒にシールを貼りました。4月のイラストは赤ずきんちゃんです。そのイラストを見たAちゃんは「かわいい!」と嬉しそうに眺めていました。また、お土産袋の赤ずきんちゃんに気付くと「一緒や!」と、とびきりの笑顔を見せてくれました。
月曜日からみんなでたくさん遊ぼうね。私もまだまだ未熟ですが、子ども達と一緒に成長していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
2015年4月9日 木曜日
今日は、平成27年度のはじまり、始園式です。新しい帽子、新しい名札を身に着けた子ども達は、笑顔いっぱいで何だか誇らし気な様子でした。年長、年中に進級した子ども達は、新しいクラスになり新しいおへやでの生活が始まります。所持品の始末の仕方等も丁寧に教えると「わかった」とはりきってする姿がみられました。
始園式では、副園長から楽しい話を沢山してもらいました。その中で3つの大切なことを教えてもらいました。1.元気いっぱい挨拶をしましょう。2.返事をしましょう。3.先生の話をよく聞きましょう。副園長の話を真剣に聞いていた子ども達は、その都度「はい」と返事をしながらうなずいていました。そして、「明日、新しいお友達が来るからお願いしますね」と頼まれるとまかしといてばかりの力強い返事が返ってきました。その姿は一層、お兄ちゃん、お姉ちゃんに見えました。
年長組の担任を紹介する際は「さあ、この先生は誰かな?」と聞くと子ども達からすぐに「○○先生」との声がありました。次に「この先生は、前は何組だったかな?」とクイズ形式の質問をされるとどんどん答えが出てきました。この担任紹介は、今までにない形で子ども達も副園長のアイディアいっぱいの問い掛けにどんどん引き込まれたようです。こうして平成27年度1学期の始園式は、終了し各クラスの活動になりました。
明日は、いよいよ入園式です。新しくかわいい子ども達が入園するのを職員一同、心待ちにしております。そして、明日の入園式では、進入児のお兄さん、お姉さんがお祝いの言葉や踊りをプレゼントしようととてもはりきっています。是非、楽しみにして下さい。
2015年4月5日 日曜日
4月に入り、急に暖かく春らしくなってきました。園庭には、幼稚園のお兄さん・お姉さんが植えていた ちゅうりっぷも咲き、つぼみだった桜も あっという間に花を咲かせて満開になりました。ぴよぴよの子ども達も園庭やテラスに出ると「お花!」と言って指差したり「ちゅうりっぷ!」と ちょっと前に教わったばかりの花の名前を言って覗き込んだりしていました。
さて、4月に入り3月までに3歳になった お兄さん・お姉さんは幼稚園に入園するため、ぴよぴよには来なくなり幼稚園の預かり保育に行っています。入れ替わりに新しいお友達がたくさん入ってきました。ぴよぴよも更に人数が増え、1歳児と2歳児の学級に分かれました。1歳児は、今まで通り耳つきピンク帽子ですが、2歳児は、耳つき黄色帽子と名札もオレンジ色のぴよぴよ名札に変わりました。2歳児は、鮮やかなきれいな黄色帽子をかぶり、どことなく お兄さん・お姉さんの装いです。そして、2歳児になった子ども達は、ぴよぴよの保育室から幼稚園の遊戯室に変わりました。いつも行って遊んでいたお部屋ですが、かばんを背負ったまま行くのは初めてで戸惑っていましたが、すぐロッカーも覚え今までのように自分で所持品の始末もできるようになりました。また、新しい出席ノートを渡すと嬉しそうにページをめくりシールを選んで貼っていました。初めての日のお集まりでは、みんなの前で新入園児を一人ひとり紹介しましたが、進級児達は、みんな興味津々で見ていました。
戸外で遊ぶのが好きな子ども達は、戸外に出るのがわかると帽子をかぶり靴を持ってドアの入り口できちんと座って待っています。戸外に出ると3月までぴよぴよだった子ども達が、新しい年少組のクラスの帽子をかぶり名札をつけて預かり保育で登園してきていました。そして、ぴよぴよの子ども達を見つけると、そばに来て2歳児の見慣れない黄色帽子を触ったり名札を見たりしていましたが、自分の胸の黄色の名札を見せて「ひまわり組!」と言った後「ちゅうりっぷ!」と言って名札の形がぴよぴよからちゅうりっぷに変わったことを誇らしげに見せていました。
新入園児が入ってきて、にぎやかなぴよぴよ組。そんな中、1歳児クラスでは、新しいお友達を不思議そうに見たり保育士に抱っこされている新入児を見て、自分も抱っこしてほしいと言って泣いたりする子もいます。また、逆に一緒に遊んだり玩具を貸してあげたりとお兄ちゃん・お姉ちゃんらしい行動も見られています。新しいスタートを迎えた子ども達。それぞれの場所で様々なことを経験して心もからだも一段と成長していくことでしょう。子ども達の発達の姿を見逃さす関わっていき、成長を共に喜びたいと思います。
コメント (皆で集まると楽しいな ひよこ組 吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)