2015年1月24日 土曜日
今回のフリースクールは、「カルタを作って遊ぼう。カルタは、いつから始まってどんな人達がしていたの?」ということをフリースクール恒例の劇でその由来を子ども達に伝えていきました。日本のカルタの歴史は遠い昔、貴族達が貝合わせという遊びを楽しみ、歌を詠んでそれを上の句、下の句に分けて貝合わせをし、武士達は、それをもっと簡単な遊びにし、歌ではなく、簡単に絵と言葉にして貝合わせを楽しんだそうです。のちに、カルタに変わっていきます。
カルタの由来を知った後は、みんなでカルタ作りです。受付で引いたくじで決まった頭文字を使って絵を考え、読み札をお母さん、お父さんと考えて作ります。子ども達は、絵を描きながら「何だと思う?始めの文字聞いたら分かるよ!」と話したり、真剣に描いたりして自分のカルタを作っていました。読み札も、文章を考えて作っていました。
みんなカルタが完成すると、カルタ取りの始まりです。年長児は、文章を聞くとすぐに探しに行き、「はい!」と声に出してカルタを取っていました。年少児は、自分の描いたカルタが取りたくて、自分の描いたカルタが読まれるまでじっと見ていました。取れないと悔しくて泣いてしまう子もいましたが、全員がカルタを取ることができました。
ホールでは、蛤の貝合わせ、大型カルタ、文字の積み木遊びをしました。貝合わせは、貝の模様をよく見て、すぐに同じ模様を見つけ、合わせて確かめていました。子ども達は、見つけるのが早く、貝が合うと「合った!」と言って喜んでいました。今回のフリースクールでカルタの歴史を調べたことで、私達自身も、カルタについて改めて勉強することができました。そして、子どもがカルタの絵を自分で考えて考えて描いている姿がとてもいいなと思いました。
次回のフリースクールは、講師の先生を迎えての「護身術について」です。多くの参加、お待ちしております。
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