2015年1月19日 月曜日
今朝、副園長がとっても素敵な発見をしてくれました。去年の年長さん(今の小学校1年生)が卒園記念で植えたさざんかの木にかわいいつぼみがついていたのです!教師たちが気が付かない小さな変化を副園長に教えてもらい、「一年生たちは元気かな?」「あれから1年…速いね。」と時の流れを感じました。
遊びの中に、竹馬が出ているのを見つけた子どもたちが「これなんなん?」「やりたい!」と集まってきました。初めて挑戦した子も「どうやって乗るん?」「落ちてしまう!」と言いながら練習していました。少しずつ感覚がつかめたのか、足が一歩、二歩と前に進む子も見られるようになりました。また明日からも子どもたちと一緒にわいわいと練習していきたいと思います。
今日は、うさぎ組の子どもたちが、初めて施設訪問に行きました。年長さんがずっと行っていた施設訪問ですが、年中児がバトンタッチして行くということで先週、年中児全員が集まって副園長に話をしてもらいました。何をしに、おじいちゃんおばあちゃんのところに行くのか、どんな表情で、どんな声で踊ったり、歌ったりすれば喜んでもらえるか、教えてもらった子どもたちは、今日のことを楽しみに練習してきました。
先週の金曜日に「おじいちゃんおばあちゃんのところに行くので、青ラインのポロシャツ、制服のズボンを着てきてね。」と子どもたちに伝えました。休みをはさんだけれど、ほとんどの子が、今日、制服を着ていました。お家に帰って、子どもたちの口から伝えることができたでしょうか?幼稚園でいるものや、「あったらいいな」と思うもの、着てくる服や、持参物について、子どもの口から保護者の方に伝えることがあります。これまでも、「包装紙をもってきてね。」と言われたひよこちゃんたちが」嬉しそうに翌日「持ってきたよ!」と見せてくれたこともあります。自分が必要なものや、服装を、自分の口で伝え、自分が困らないように準備するということは今だけではなく、1年後、2年後…、小学生になったとき、大人になったとき…と、これから成長していく上でとても大切なことです。年長になって、小学生になってすぐにできることではありません。小さいころからの積み重ねで身についていくものだと思います。今後もこのようなことがたくさんあると思いますが、子どもたちの将来のために、ご協力いただければと思います。
歩風里に着くと、職員の方と、おじいちゃんおばあちゃんたちが「よく来たね。」とあたたかく迎えてくださいました。アブラハムの子の踊りはお年寄りの方にも「一緒にしてください。」と言って一緒に体を動かすことができました。一つ一つの踊りや歌が終わるたびに、拍手をしてくださり、子どもたちを褒めてくださいました。
歌は「ゆき」と「こぎつね」を歌いました。副園長が「今の子どもたちは昔からある唱歌を歌う機会が減っている。歌詞や言葉の意味もわからないまま歌っている子もいる。昔からある素敵な歌を通して想像をふくらませ、情景を思い浮かべながら歌うことが大切なんです。」と歩風里の方に話してくれました。おじいちゃん、おばあちゃんたちも「うん、うん。」と大きくうなずきながら話を聞いてくださっていました。
三葉の子どもたちは園内の教師だけでなく、保護者の方、地域の方、施設の方・・・とたくさんの大人が見守り、育ててくださっています。今の時代、当たり前でないこの温かい環境に感謝しながら、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
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