2014年12月19日 金曜日
登園してきた子ども達は、おもちつきの準備をする様子や、役員さん方がおみやげのおもちを丸めているところを興味津々で見ながらお部屋へ入って行きました。そして年少・ひよこ組はスモックを年中・年長組はエプロンと三角巾を付けておもちつきの準備をしました。お手伝いのおじさんたちがついているのを見ながら「ぺったんこ、ぺったんこ」とおもちをつく真似をしながら子ども達は応援していました。次は「頑張れ頑張れ」と応援していた子ども達がおもちをつく番です。初めてきねを持った年少児は「ぺったんこ、ぺったんこ」と歌ったり「1・2・3・」と数をかぞえたりしながら楽しそうについていました。経験のある年長児は力強く「ペッタンペッタン」とリズムよくついていました。
おもちを丸める時は、泥団子を作るように丸めることを伝えると手の平でころころと得意気に転がしていました。おもちを丸めた後Kちゃんは「もにゅもにゅしてた」と触った感触を嬉しそうに教えてくれました。また、Eちゃんは「やわらかいね。きな粉美味しそう。早く食べたいな」と目をキラキラ輝かせながら丸めていました。
そして子ども達が心待ちにしていた手作り給食は「お雑煮、切り干し大根、干し柿、あんころもち、さつまいももち、よもぎもち、みかん」でした。副園長が心をこめて作ってくれたあんころもちは子ども達に大人気で一番に食べる子がたくさんいました。おかわりがあると放送が流れるとさくら組のお部屋でも「食べたい」という声がたくさん聞かれておかわりを喜んでしていました。また以前みんなで作った干し柿もお皿に並ぶと「甘くなってるかな?」と一口食べたR君。「美味しかった。甘くなってた」とぺろりとたいらげていました。今日の給食の中では子ども達のために・・・と副園長がたくさん心をこめて日頃食べられないあろうあんころもちを作ってくれるなど配慮してくれました。実は今日のおみやげのおもちが小さかったのは教師の失敗でもち米の量が足りなくなってしまったのでした。落ち込む教師知り目に副園長は子ども達に教師の失敗で物足りない思いをさせたくないと急遽洗っていないもち米を使ってあんころもちを作ってくれたのでした。とっさに教師の失敗をフォローして「失敗は成功のもとー」と胸を張っている副園長には感謝し、見習いたいと思ってます。
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