2014年12月9日 火曜日
今日、年中児が生石農園に玉ねぎの苗植えに行きました。畑に着くと、畑の周りにビワ・イチジク・ミカンができているのを見つけて副園長が話をしてくれました。生石農園にあるビワの木は、とても大きく花もいっぱい咲いていました。園のビワはまだまだ小さくて花も少ししか咲いていないことに気付き、“どうしてだろう”と子ども達と話し合いました。生石農園のビワは、たくさん土があるのでいろんなところに根が伸びて栄養がたっぷりあることやお日様がいっぱい当たっていることなど年中児なりに考えていました。 又、お花は冬を越すために毛皮のようなものをきているということを知り、驚いていました。イチジクは、だらっと葉っぱがなっていて今は陰でお日様パワーがあまりあたらなくて寒いのでおいしくないことも分かりました。干し柿のようにお日様パワーがあたったらもっと甘くなって食べることができたかも知れないと聞いて改めてお日様パワーを実感していました。ねぎと玉ねぎの違いも、玉ねぎは大きくなったら根っこが“ポコン”と大きくなるけど、ねぎは葉っぱが長く伸びるけど根っこは大きくならないことを話してもらい、自分の顔くらい大きな玉ねぎができるといいなぁとわくわくしていました。
副園長が、みんなが年長になった時一つでも多くの玉ねぎができるように、「お日様の方に向けて小さな土の山のまくらに寝かせるように植えてあげてね。」と説明してくれました。そして、「立ててしまったら折れてしまうかもしれないし、自分でおきることで強くなれるんだよ」と言ってもらったことを覚えていて、みんな寝かせて植えることができていました。ポカポカ陽気で暖かったので、楽しんで一人10本苗を植えました。土は“やさしく”と口ずさみながら、かけていました。
植え終わった後、運転手さんがホースで水をあげているのを、「水におぼれて根っこが浮きませんように」と願いながら見守っていました。帰りのバスの中では、年長さんになったらお泊まり保育でみんなが植えた玉ねぎを使っておいしいハンバーグを作って食べようねと年長になる楽しみがまた一つできた子ども達でした。
コメント (「玉ねぎの苗を植えたよ!(年中児)」 ぱんだ組 上田有沙 はコメントを受け付けていません)